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つくること、食べること

こんにちは

最近めっきり投稿していなかったなあって思いつつ
まあそんなこともあるよねって感じです。

今日は最近私がハマっていることを紹介しようかと。

それは『料理』です。

以前私の記事を読んでくださった方は驚かれるのではないかと思います。
それは私が摂食障害だからです。

私も今の自分に正直びっくりしています。
人生って本当に何があるかわからないもんですね。
これまでは、自分のために食べ物を買うことはいけないことで、
買ってしまった自分を責めていたのに。
料理なんて、重罪に値するはずなんですが笑

どうせ食べるなら、体にいい環境にも優しくておいしいものを食べたい。
このマインドセットから私は料理を作るようになりました。

突然ぶっこむようですが、9月に1ヶ月北海道に行っていました。
そこでの生活の中で、採れたての畑から野菜を取ってきて料理を作る体験をしました。
まず、採れたての野菜の美味しさといったらそれはまたもう、、、。
そのあと自分で作って食べるその全ての過程が楽しかったんです。

自分で作った料理のあたたかさ。
顔の見える人が作ってくれた料理の優しさに
「ああ、これとっても素敵。満たされた。」
って思ったんです。
自分の心がぽかぽかあったかくなって、この感覚は東京に帰ってからも忘れたくない。
そう思いました。

寮のごはんも確かにおいしいことには間違い無いんですが、大きなビニールから味付けがすでにされた魚が大量に出てくるところとか、
業務化された作業の中で作られたごはんにときどき違和感を覚える用になりました。

コンビニで売られている工場で作られた食品を買って、温めて食べることにヒヤッとした冷たさを感じました。

そんなところから自分の心が少しでもご機嫌になるように、
初めて自分のためだけに料理を作ってみました。

それがとってもあたたかくて、美味しかったんです。

その時の感動から今でも料理をつくっています。
一時のブームかもしれないけど、それでもいい。

ただ自分で自分のために料理を作ることができる、それは自信につながっています。
自分で作った料理のカロリーはわからないし、気にもなりません。
カロリーを見て食品を探し回ることも少なくなって、ちょっと心にゆとりも生まれました。

確かに、自分で量を調節できるから寮で食べるごはんよりは少なくなっているかもしれないけどあんなに毛嫌いしていた白米が食べられるようになりました。

こうしたらもっと美味しくなるかも?ってカロリー<美味しさで
料理をアレンジできるようにもなりました。

これは自分にとって大きな進歩なんじゃないかな、
ちょっとはそういう自分を褒めてあげてもいいんじゃないかなって思うようにしています。

今も体重を測ることはもちろんやめられないし、カロリーを気にして買い物をすることもなくなったわけではありません。

でも、自分の体には今これが必要だからねって思ったり、
買った自分を責めることは無くなりました。
むしろ今日は料理作れたね、って自分を少しだけ褒めてあげられるようになりました。

これまでは食に関して 自分を肯定できる要素がなかったから、
一生懸命体重やカロリーを制限し、自分を責め続け、いじめ続けることで、罪悪感を持っているからまだ許せるっていうマイナスサイクルで自分を逆説的に肯定していました。

でも今は、自分でごはんを作れている。
身体に優しいものを食べている。
食からのプラスのアプローチで病気と付き合っていくサイクルを作ろうとしているのかなって思っています。

ちょっとずつ、自分のペースで付き合っていけたらいいな。

でも何より自分のために作ったごはんをおいしいって食べられるようになったこと。

それは私にとっては奇跡で、とっても嬉しいこと。

あとがき

最近の自分の中のマイベスト料理はほうれん草のシチュー
市販のルーを使わなくても、牛乳と小麦粉と、作りおきの玉ねぎ麹でとっても美味しく仕上がることに感動、、。
冬だしね。

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