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かみほとけ巡拝紀行

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おもに神社仏閣をめぐる妄想と散策の記録
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#神社仏閣

かみほとけ巡拝紀行一覧或いは旅の記憶

寺社巡りの地域別一覧 23記事 最終更新日 2024/08/10 京都府(15) 〔京都市 中京区〕 ◆ 本能寺 信長公廟 〔京都市 東山区〕 ◆ 八坂神社 〔京都市 左京区〕 ◆ 慈照寺(銀閣寺) ◇ 慈照寺 銀閣と足利義政 ◆ 吉田神社 ◇ 竹中稲荷神社 ◆ 貴船神社 ◇ 貴船社 奥宮 ◇ 貴船社 結社 ◇ 貴船社 末社 〔京都市 伏見区〕 ◆ 藤森神社 〔八幡市〕 ◆ 石清水八幡宮 ◇ 石清水八幡の境内社 ◇ 石清水社 ◇ 高良社 福井県(3) 〔敦賀市〕 ◆

吉田神社(京都市左京区)に参る お菓子好きだから感謝の意を込めて

こんばんわ唐崎夜雨です。 今日は立秋。  暑いようでも季節は秋をはらんでくる。 しかも今日は月後れの七夕ですね。  さきほど雷なってましたけど、織姫お怒りか? さて、まだ7月の初めのことです。 銀閣寺こと慈照寺を訪れたあと  京都市左京区にある吉田神社へ参りました。 吉田神社は出町柳駅と銀閣寺のほぼ中間にある吉田山に鎮座する。 吉田山の西側一帯は京都大学。 吉田山の参道はいくつかあるが、今回は西側の表参道から参拝しました。 吉田神社は貞観元年(859)に中納言藤原山蔭卿

東山 慈照寺(京都市左京区)通称 銀閣寺 をたずねる

7月のはじめ  京都市左京区にある慈照寺へ参る。 ここへ来るのはずいぶんと久しぶり。 外国人観光客もそこそこおりましたが  制服姿の学生さんも目立ちました。   修学旅行でしょうか。   それにしても 暑い日でした。 慈照寺は室町幕府八代将軍 足利義政 が造営した  山荘 東山殿 が起こり。 義政の死後 臨済宗の寺院となり  義政の法号 慈照院 にちなんで 慈照寺 と   名付けられました。 境内にある観音堂は  足利義満の鹿苑寺金閣に対して  銀閣 と呼ばれ   寺の通

朝の静謐な貴船神社奥宮に参る

こんばんわ、唐崎夜雨です。 昨年の七月十一日、京都市左京区の貴船神社に行ってまいりました。貴船神社は水の神・高龗神〔タカオカミのカミ〕を祀り、全国の貴船神社・貴布禰神社の総本宮になります。 貴船神社の中心的なお社は貴船川沿いに下流から本社、結社、奥宮と三社あり、いちばん上流に位置する奥宮は貴船神社創建の地といわれます。 奥宮は本社から歩いても数分のところにあり、貴船神社をお参りするならば是非とも奥宮もお参りしたいところです。というわけで、御本社参拝ののち奥宮にも参りまし

去年の夏、貴船神社へ

こんばんわ、唐崎夜雨です。 今回は去年の夏の思い出話です。細かい点で現在と異なる部分があるかもしれませんが、あらかじめご了承ください。 2024年7月11日、 京都洛北の貴船神社にまいりました。 京都の洛北にある貴船神社は鴨川の上流に位置し、貴船山と鞍馬山に挟まれた谷間にある。降雨を司る龍神をまつり、全国の貴船社、貴布禰社の総本宮になる。 また貴船神社の周辺にある料理屋では夏場は川床で知られ、冬場になるとボタン鍋の看板が目立つようになる。 前夜東京から発した夜行バスで早

京都市東山区の八坂神社に参る

京都の七月といえば 山鉾巡行で知られる 祇園まつり。京の街を歩くと祇園囃子がコン・チキ・チンと流れてきて まつり気分を昂揚させる。 この祇園まつりは八坂神社の祭禮。七月に入るといろいろな神事が三十一日まで続き 山鉾巡行もそのひとつ。 さて 7月2日 八坂神社に参る。 朝10時ごろ参拝 この日はぐずついた天気で傘を手放せず。天気のせいかそれほど混んではいない。 八坂神社は京都市東山区にある。四条通りの東の突き当りに位置し 丹塗りの西楼門が目印である。市バスならバス停「祇園」

扇谷山海蔵寺(神奈川県鎌倉市)でハナショウブをめでる

こんばんわ 唐崎夜雨です 6月5日 鎌倉を散策 鶴岡八幡宮をあとにして  扇谷山 海蔵寺 へ 八幡宮からJRを越え扇ガ谷と呼ばれる 場所の最も奥まった処に海蔵寺はある 臨済宗建長寺派  御本尊は薬師如来  境内自由 鎌倉時代の創建ですが  幕府滅亡の際に焼失 応永元年(1394)に  上杉氏定が心昭 空外を招いて再建 空外は 源翁(玄翁)心昭 とも呼ばれ 謡曲「殺生石」に 登場する玄翁和尚のこと 九尾の狐の玉藻前が陰陽師に追われ 那須野まできたが討たれてしまう その魂

鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市)に参る

こんばんわ 唐崎夜雨です この春から  京都の 石清水八幡宮  東京の 富岡八幡宮  と 八幡さまをお参りしてきたので 今回は 神奈川県は  鎌倉の 鶴岡八幡宮 へ参りました 源頼朝ゆかりの鶴岡八幡宮は 坂東にある八幡宮のなかでも  ひときわ大きな存在   またまた句読点は使いません   このところ写真多めで    執筆を手抜き気味 ご寛恕ください 鶴岡八幡宮といえば 最近は神社本庁を離脱するという ニュースがありました まだ離脱理由は公表されていないので なんとも言え

富岡八幡宮(東京都江東区)に参る

こんばんわ唐崎夜雨です 四月の京都帰省の折に石清水八幡宮を参拝  東京に戻ってからも八幡さまを参拝しようと  富岡八幡宮へ  都内にも数多くの八幡宮および八幡神社はあります 我が家から比較的に近く それなりに大きな八幡さま  といえば富岡八幡宮 今回も句読点ぬきで書いてます  あらかじめご了承ください 富岡八幡宮は  東京都江東区富岡一丁目に鎮座 最寄り駅は地下鉄東西線の門前仲町駅 駅から歩いて5分くらい 門前仲町を東西に通じている永代通りに面して 大きな赤い鳥居がた

藤の花咲く藤森神社(京都市伏見区)に参る~かみほとけ巡拝紀行vol.8~

こんばんわ 唐崎夜雨です 今日から6月 京都の藤森神社は紫陽花の花で  知られていて6月になると 紫陽花まつりが開かれます が  今日のお話はまだ藤の花咲く4月 季節のズレはご愛敬 それと 寺社巡りは  句読点なし で書いてます   あらかじめご了承ください 藤森神社へのみちのり 4月25日 この日は二泊三日の京都帰省から  東京へ帰る日  一旦京都駅へむかい荷物を  ロッカーに預け さて ここから 軽くお参りに行ける場所はないか と思案 JR奈良線で京都駅から3

尊良親王 恒良親王を祀る金崎宮(福井県敦賀市)へ参る~かみほとけ巡拝紀行vol.7~

こんばんわ 唐崎夜雨です 4月24日 敦賀市の気比神宮を  参拝したのち 神宮の北 およそ1キロのところにある 金崎宮を参拝しました 神社のある金ヶ崎は南北朝時代に  合戦がおこなわれた城跡がある 南朝は新田義貞を総大将として  後醍醐天皇の皇子である 恒良親王 尊良親王 を奉じていた 金崎宮のご祭神は  恒良親王〔つねなが しんのう〕  尊良親王〔たかなが しんのう〕 いづれも後醍醐天皇の皇子 神社創建は明治になってから  建武中興十五社のひとつ 親王の名の読み方を現

氣比神宮の境内社を巡る 角鹿神社ほか~かみほとけ巡拝紀行vol.6~

こんばんわ 唐崎夜雨です 先日氣比神宮の参拝記事を松尾芭蕉さんとともに投稿したので 今回は松尾芭蕉さんとはお別れをして 氣比神宮の境内にある摂社末社をたずねてみます あらかじめ申し上げますが 試みに句読点を使わず書いております 読みにくいかもしれませんがご寛恕ください さて氣比神宮の境内の東寄りに 式内社角鹿神社がある  御祭神は 都怒我阿羅斯等命 角鹿神社の社頭にある案内板によりますと 崇神天皇の御代 任那の皇子の都怒我阿羅斯等が氣比の浦に上陸し貢物を奉る 天皇は氣比

氣比神宮(福井県敦賀市)に参る〜かみほとけ巡拝紀行vol.5〜

こんばんわ 唐崎夜雨です 4月23日 福井県敦賀市の氣比神宮を参拝 ちょっと日が経ってしまいましたが お気になさらずに 句読点をつけずに書いてまいります ご承知おきください 氣比神宮へのみちのり 氣比神宮のある福井県敦賀市は この春開業したばかりの  北陸新幹線 の駅がある  先の大型連休は 氣比神宮を訪れた人が多かった  かもしれない 唐崎夜雨が訪れたのは連休前の平日  しかも朝から芳しくない空模様    決して参拝者が多いとはいえない されど 個人的にはありがた

石清水八幡宮の高良社に参る~かみほとけ巡拝紀行vol.4~

こんにちわ 唐崎夜雨です そろそろ石清水八幡宮の記事も 〆 そろそろ先へ進まないとあとが閊えてる さて 石清水八幡宮 ほぼ 男山一山が境内ですから広い  ちょいとお参りの気でも街なかの   神社のようにはいかない ご本社そして石清水社を巡り  表参道から下山   表参道は石段がつづく 石段をおりきった先  そこには二之鳥居が建つ 二之鳥居からしばらく行くと左手の山側に 石清水八幡宮の摂社  高良神社 がある   御祭神は 高良玉垂命 鳥居をくぐると石段があり  正面に