映画『青べか物語』(1962)
こんにちわ、唐崎夜雨です。
今日は日本映画の旧作をご紹介。
昭和37年(1962)公開の川島雄三監督『青べか物語』。脚本は新藤兼人。
山本周五郎の同名小説が原作。浦粕の地に滞在した作家の先生が、土地の人々を描いた小説。随筆のような味わいがある。
タイトルの「青べか」とはDVDジャケットにもある小舟。色が青いべか船で、青べかと呼ばれる。
浦粕の人々はべか船で漁に出る。作家の先生は青いべか船を地元の爺さんに売りつけられる。
あらすじ作家の先生(森繁久彌)は都会を離れ、東京近