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電車での物思い

社会人になって関東を離れ、電車に乗る時間が短くなりました。さらに、職場の中では電車通勤は私くらい。それでも電車通勤にはこだわりがあります。

移動時間って、結構な自由時間だと思うからです。


電車通学は中学入学の時から。中高ともに電車とバス10分ずつぐらい乗って通っていました。

大学は実家から通いたかったので、学費が安いことと、やりたいことと、通える範囲のギリギリを攻めた結果、片道電車で2時間かけることに。

中高の時は、混雑する方向と逆方面だったのでいつもガラガラ。電車内では部活の提出書類やら小テストの勉強やら、所謂「すきま時間」をフルに活用していました。

大学の時は路線のほぼ端から端までを2路線乗り換え。往路は、1路線目では座れなくてもいい位置をキープ、2路線目ではほぼ確実に座れてました。復路はほとんど座ってました。


いま電車通勤と言えど5分くらいしか乗らないので、かつてよく片道2時間かけて通ったな〜と思うと同時に、往復4時間の自由時間は大事だったなとも感じます。

移動時間は基本、知人の目はありません。特に遠方からの通学だと電車はひとりで乗ることがほとんど。そして、着いてからの予定は詰まっていても、移動時間の中身をスケジューリングって、稀だと思いませんか。家や学校でやりきれなかった課題をしたり、見たかった映画や録画したテレビをスマホに入れておいたり、睡眠時間にあてることもあれば、ぼーっと考えごとをすることも。

びっしり予定を入れてしまうタイプの人間なので、何にでも使える自由時間を無意識に確保できていたのは良かったなとつくづく思います。

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