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世界史と世界遺産

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東欧旅予習②(ハンガリー🇭🇺)

✏︎ハンガリーの起源と建国 1c:ローマ帝国の属州パンノニアが置かれる 9c:マジャール人の侵攻 パンノニアに入ったマジャール人はフランク王国、イベリア半島、イタリアをも狙うが、オットー1世率いる東フランク王国に撃退され、パンノニアに止まる このレヒフェルトの戦いは東フランク王国におけるオットー1世の戴冠の契機となった 1000年:ハンガリー王国の建設 敗れたマジャール人はパンノニアに定住し、キリスト教に改宗してハンガリー王国を建設 ローマ教皇よりハンガリー王国

東欧旅予習①(チェコ🇨🇿)

待ちに待った東欧旅をもっと楽しむための予習。いつも通り、高校時代のノートとか資料集とか世界遺産の本とかからの継ぎはぎメモ(自分用のnoteだし剽窃とか関係ないことを願う)。ばばっと大急ぎで書きなぐった感じなので間違いを見つけたらまた書き直す。 ✏︎プラハについて チェコの首都プラハは、世界で最も美しい街の1つに数えられる。6世紀後半、スラヴ民族がヴルタヴァ川(モルダウ川)の岸辺に集落をつくり、7世紀に丘の上に砦を築いたのが起源。9世紀後半頃、ヴルタヴァ川左岸にプラハ城の前

🇫🇷:ストラスブール(クリスマス旅行その2)

旅の目的地、2箇所目はストラスブール。 Capitale de Noëlと呼ばれるほどクリスマスの時期の活気で有名だけれど、同時に世界遺産にも登録されている歴史ある街。 紀元前12世紀頃、古代ローマ軍がイル川の中洲に築いた駐屯地がその起源らしい。ストラスブールはドイツ語で「街道の街」という意味で、その名の通りローマ時代から人や物の行き交う交易都市として発展してきたという。 到着後ホテルに荷物を置いたら、のどかなストラスブールの街並みと白鳥に癒されながら川沿いを歩いた。あ

🇬🇧:イギリス旅行記 (6日目~Stonehenge & Bath~)

ちょこちょこ振り返りながらつけてきたイギリス旅行記も終盤へ。 6日目は、ストーンヘンジとバースに連れて行ってもらえるツアーに参加した。Victoria Coach Station はオックスフォードに行く時に散々さまよったので、この日はしっかり時間前に到着できた。 おしゃれで可愛らしい50〜60代くらいのガイドさんにお供されてバスに乗り込む。ガイドさん色々な話をしてくれたのだけれど、寝こけていてあまり聞いていなかったの申し訳ない。ただ、ロンドンの街並みについての、Vict

🇫🇷:Mont Saint-Michael

Mont Saint-Michaelに行ってきた! 高校生の時に「365日世界の絶景」的な本で見てからずっと訪れたかった場所。夜景が見られなかったのはかなり痛いけれど、それでも知的満足度の高い旅になったので忘れないうちにざっとメモがてら書いてみる。 奨学金のプログラムで出会ったお姉さんが手配してくれた日帰りバスツアーでの訪問だった。行きと帰りは5時間ずつくらいかかったのだけれど、お姉さんと色々な話をしたおかげか、窓から見える田園風景に癒されたおかげか、口を開けて寝ていたお

ベトナムの歴史 (ハノイ旅行準備編)

ハノイに旅行する前に、ベトナム史を復習しておこう! というわけで、高校の時の世界史の勉強ノートやら資料集やら、世界遺産検定のテキストやらを引っ張り出して来て軽くまとめてみた。 旅行に関係しそうな部分は太字のハイライトや⭐️マーク付き、そして随所に私の雑なつぶやき付き。 1. 古代〜17cベトナムは、南部と北部がもともと分かれていたことからそれぞれ別の歴史を持っている。そこで、古代の部分では南部と北部に分けてベトナム史を見ていく。覚えておくと頭に入ってきやすいのは、北部は中

The Path to German Unification

スマホだと特に絶対的に見にくいけれど、プレゼンのためにドイツ統一史をまとめ直したので自分が後で見返すためにもペタペタ貼っておく。