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留学後初のnoteを書いてみます。 帰国直後は、色々と適応すべきこと・取り戻すべきことがあって、でもそれに向き合いたくない気持ちも正直あってというふうだったけど、最近は大分落ち着いてきたかな。留学の間に構築した自分と、留学前に日本で構築されていた自分がうまく共存して仲良くやってくれているという感覚。 ここ2週間はインターンシップをしていて、始まる前はついに怒涛の通勤・退勤生活が始まるのかと身構えた。でも、以外と悪くない部分にも気づけた。 例えば私の乗っている路線は、地下
UNESCOでの仕事、対面勤務も今日で終わり。 締めに向かうにつれて、色々な方が送別をしてくださった。 この前の週末は上司のお2人がレバノン料理のホームパーティーをしてくださり、一番お世話になった上司とはお寿司を食べに行った(フランス料理とフュージョンの場所だったからどんなのかとビクビクしてたけど驚くほど美味しかった)。 それから同僚のお姉さんたちはUNESCO近くで送別ランチをセッティングしてくださった。20代で歳もそんなに遠くないお姉さんたちの多様なキャリアの話を聞け
Paris in summer is a pure pleasure. パステルブルーの空 街を照らす陽の光 それを受けとめてキラキラと水を湛える噴水 色とりどりの花 燦々と輝く並木たち、その木漏れ日。 淡いピンクに染まる空 テラスでの止まらないおしゃべりとワイン 夕暮れ時のセーヌ川 ボートから手を振る人々、その朗らかな笑顔。 夏のパリの景色が、来たばかりのちょうど1年前を思い出させる。 一緒に来た友達やこちらでできた友達も一人ずつ帰って行って、寂しくはあるものの、その
パリに初雪が降った。 昨日は寒くて寒くて朝4時半くらいに目が覚めてしまったし、その後もうまく寝付けないほどの寒さだったことを考えると無理もない。先週のパリは記録的な暖かさだったらしいが、今週は最高気温が0°Cを下回る日が続く予報になっている。 初めての雪に大興奮した友達から電話が掛かってくるまで私は気づかないでいたけれど、外に出てみたら確かにしっかりめに粉雪が降っている。 私たちは一緒にお昼を食べた後、雪の中のエッフェル塔を見に行ってみることにした。 道中、路上生活をし
私がやろうとしていることは、信じているものは、果たしてこの世のために本当になるのだろうか。 と、連日の戦争やテロに関するニュースに胸が張り裂けそうな思いになりながら考える。 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」 広島で育った私が、学ぶことを愛する私が、平和について考える時、いつも心の真ん中に据えているのはこの言葉だ。 だけど、今世界で起きている戦争の背景と経過を考えるとき、教育と文化はどうやってその平和の砦として
もうすでにいくつか投稿してみたあとだけれど、noteを始めた理由や初心をちょっと書いておこうと思う。 noteを始めた理由は、主にふたつ。 1. もっと自由なSNSが欲しい 2. そろそろ語る練習を始めたい 1. もっと自由なSNSが欲しい 私たちはZ世代で、ほとんど全てといっても過言ではないくらいの人がSNSを使っている。私も、高校1年生の頃から主にInstagramを使っている。 でも、つくづくSNSというものはメッッッチャクチャ息苦しいと思っている。 例えば、
お兄ちゃんが、うまくいけば3月に大学を卒業し(彼の卒業論文が「不可」の二文字でデカデカと烙印されて戻ってくる可能性を家族全員それなりに心しているのであくまで希望的観測)、4月から晴れて社会人になる。 というわけで、お兄ちゃんの門出を祝って、絶対に見られないであろうし絶対に見られたくもない文章をここにしたためようと思う。 私のお兄ちゃんは、「ふつつかな兄がお世話になっています…」と兄の友人に言うと、決まって「ええ、ふつつかなお兄ちゃんですよね。私がお世話してます。」と返って