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【不合格体験記】京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻 落ちました。

こんにちは。Thinkです。

本日(2022/08/12)、受験結果が開示されました。ですがタイトルのとおり、京都大学大学院 情報学研究科 社会情報学専攻、不合格でした。

Twitterでは速報的に先週、ご報告しましたが、今日確定で不合格いただきました。様々な方にご配慮いただき、学習を進めて参りましたが、ふがいない限りです。

ただし、こちらも第一志望出会った滋賀大学大学院 データサイエンス研究科には合格をいただいておりましたので、来年度からはこちらにお世話になる予定ですのでご安心を。

本noteでは、自身の経験を振り返り、同専攻を目指す方に向けて、私の失敗を踏まえた情報を共有します。

失敗①:効率的な学習を追い求め過ぎた

一番の原因は間違いなくこれです。言い訳はできません。

今回、私は3月までは入院していた事もあり、4月から受験の準備ができる状態でした。そのため、受験に使える時間は4ヶ月もありました。しかし、実際に受験勉強を始めたのは2ヶ月前からでした。

院試自体は傾向対策を読み取ることができれば、そこから類推した学習を進めていけば、基本的には問題無いと考え、学習を進めて行きました。

実際、専門科目については、ほぼ傾向をある程度読み取ることができていたので、全く学習をしていなかった範囲は出てきませんでしたので、この方策は間違っていないと思っております。

しかし、一番足を引っ張ったところが基礎理論の部分でした。

書籍1冊を学習すれば取得できるという内容でしたので、専門と比べそこまで力を入れずに出題傾向から、ある程度あたりをつけていました。しかしその範囲が全く出題されずに、正直30点ほどしか取れていないはずです。

安定して得点をしなくてはいけない基礎理論をおろそかにしてしまったことが、かなり足を引っ張ってしまっていたと思っています。

失敗②:志望研究室の倍率を調査しなかった

自身が大学現役のころも当初は大学院進学を検討していたこともあり、大学の研究室見学自体はそこまで違和感無く行う事ができました。

そこで過去問・過去問の解答をもらうとともに、各対象授業の資料もいただけましたので、学習する種は全く問題無い状態では有りました。(20年分ぐらいはパッと集まりました。)

今回受験した専攻は、研究室ごとの学生の配分が2-3名ほどということは事前に聞いておりましたが、どうやら私が第一志望にしていた研究室はかなりの倍率の研究室だったようでした。

内部生であれば肌感覚でどこの研究室は人気、どこの研究室は不人気などが分かるかもしれません。しかし、外部生からはその情報は全く分かりません。研究室見学を行ったときの担当者が自身同様に外部生ならば、このことを伺っても、そこまで分からないという方も多いと思います。

なんとしてでも、その研究科に行きたい!という方がいらっしゃるならば、このようなポイントも研究室見学時に昨年度の内容も含めて、確認しておくことは大切です。

まあ、大学院入試は基本的には研究室単位で選ぶため、このような決め方は邪悪そのものですが、学歴ロンダリングを考えている方には重要なポイントですので一応。私は二つの研究室を悩んでいた中で、片方はとんでもない倍率だったようで、そっちを選んでしまっていたらしくトホホ。

あとがき

今回私が受験した京都大学大学院情報学研究科社会情報学専攻については、受験に必要な情報や過去問は大抵もらう事ができるはずです。

学習に必要な各先生のレジュメや担当科目などについても、研究室見学先の先輩方に伺えば、いろいろ教えてくれるはずです。例えばですが、人工知能の学習単元については、UC Berkeley CS 188と全く同じことが行われているため、これを見ればほとんど良いとかです。

また、私は参加していませんでしたが、Slackコミュニティも有るようです。このようなところで学習を行ったり、準備していくことも重要かもしれません。


また、2022/08/12、合格発表が行われましたが、数時間前に志望を検討していた研究室の教授からご連絡をいただき、後期入試もあるから頑張ってねとのお声をいただきました。

非常にありがたいお言葉ではありますが、私自身、異分野への挑戦で自分自身のスキルをある程度上げきれないまま、入試の勉強を続けたとすると、合格してもついて行けなかったり、失敗したときには目も当てられない状況になると思い、今回の受験はこれにて閉幕としました。

もちろん、滋賀大学でも行いたい研究もあるため、私としてはなんの悔いも無い状態です。ただまあ、京都大学のCSの壁の高さを感じることができルと共に、入試準備を行う中で予備知識として、かなり情報工学・データベースの基礎知識をたたき込む事ができたため、プラスでしか有りません。

この経験を糧に、滋賀大学 大学院でも頑張って行こうと思います。

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