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健康のバロメータにpHも参考になるかもしれません。

健康のバロメータにpH(「ペーハー」、「ピーエッチ」)も参考になるかもしれません。
pHは0~14の数値で表され、pH7を中性としで7より小さい場合は酸性、大きい場合はアルカリ性となります。

例えばよく聞く「肌に優しい弱酸性」というキャッチコピー。
なぜ優しいかというと健康な肌のpHが4.5-6.0のため、それと同じもしくは近いものが肌当たりがマイルドで刺激が少ないとされています。

この肌のpHバランスが乱れてしまうと、乾燥やニキビ、炎症などの肌トラブルを引き起こす原因の一つに。

実は女性のデリケートゾーンもpHが目安になります。
約4.5-5.5前後で保たれているのが正常なpHバランスといわれています。(膣内はさらに酸性寄り)
他のパーツより酸性寄り。
デリケートゾーンは、腕やおなかなどとはpH値が異なり、雑菌を侵入させないよう酸性が強くなっています。一般的なボディソープはpH値が9.0~11.0のアルカリ性で洗浄力が強いため、そのまま使用してしまうとデリケートゾーンのpH値が中性に傾き、自浄作用が落ちてしまいます。デリケートゾーン専用ソープを使うことで、腟の自浄作用の低下を防ぐことが可能です。

面白いのは尿にも!
通常、尿のpHは6.0前後でやや酸性。
基準値より数値が低い場合は「栄養不良、発熱、糖尿病」などが考えられます。 数値が高い場合は、「尿路感染症」が疑われるようです。

このようにpHを健康のバロメーターの1つにするのもからだの見方が変わりそうです!

<参考>
※ラロッシュポゼ「皮膚科医に聞く正しい洗顔料の選び方」
※仙台産業医科診療所「尿一般のデータ」
※アイラシイ「肌や口が乾燥する「ドライシンドローム」。腟の乾燥にも注意!」

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