非モテのマッチングアプリ (そのほか)

noteに書くに至らなかった (気力がなかった) ものを、自分の反省を目的にまとめて残しておく。次に活かす機会はないです。

Aさん

メッセージのやり取りでごはんの約束を取り付けるも、約束の時間に現れなかった。連絡すると「今日でしたっけ?忘れてました」と返事が来たため、一人でごはんを食べて帰宅した。「アプリを開くことが少ないので (約束を忘れてしまった)」とのことだったので、LINE交換を提案したものの、LINEのメッセージが返ってくることはなかった。

Bさん

自分と同じ地元に住んでいる人だった。マッチングしてすぐに会う約束をした。約束の日が近くなり、通話を提案された。
男女交際の話題を振られ、「どれくらい彼女いないの?」と聞かれたので「8年くらいかな」と答えたら絶句され、申し訳ない気持ちになった。
翌日、「新しい職場から急に連絡が来たので、またの機会に」と連絡が来たので、もう会うことはないと確信した。
しかし、数週間後にメッセージが来たため約束を取り付けた。ちょうどそのころ、地元のおいしいピザ屋さんを見つけていて、そのピザをまた食べたくなったので店選びに困ることはなかった。
「とりあえずまずは」ということで、まずはサラダとピザを注文した。食事中、男女交際の話題を振られ、「どれくらい彼女いないの?」と聞かれたので「8年くらいかな」と答えたら絶句され、またもや申し訳ない気持ちになった。通話のときのあの反応を反省し、今回は嘘をつけば良かったのかもしれない。
「8年くらいかな」の返答で空気が変わったことに気づいたのは、「とりあえずまずは」の後の次に注文しようと考えていた追加のピザやデザートの提案が通らず会計に進むことになったから。男女が夜ご飯のためにピザ屋に入って一時間も経たずに帰るその滑稽さをピザ屋さんの店員たちに見られていたかと思うと、恥ずかしい気持ちになるのでこの日以来その店には行ってない。

Cさん

学生時代のバイト先が同じだった。某ファストフード店では、そこで働く人間の発言 (オーダーの依頼、調理の完了の報告などなど) に対して、「サンキュー」と返す。当時の記憶を掘り起こしてこの奇天烈なルールを話題に挙げることで、場を和ませることができると学んだ。

Dさん

マッチング後、相手からメッセージが来てすぐに会う打診をした。Dさんは夜間の学校の先生だったので、日程調整に苦労した。苦労の果てに、俺がフルマラソン出場当日に会うことにした。
ただでさえ失敗し続けているのに、フルマラソンを完走し体がバキバキの状態で会ってなんとかなるわけないだろと思っていたが、相手のコミュニケーション能力の高さに救われた。お店の順番待ちで40分近く時間を潰すことになったが、話題に困らなかった。
会ったその日の夜に、また相手からメッセージが来て2回目の約束を取り付けた。今度は相手が店を選んでくれた。その店の名物はアフォガートだったので、2人とも同じものを注文した。その日はどうも話がぎこちないというか、1回目のような会話の弾みがなかった。アフォガートは緊張した俺の喉を潤した。なんとかおいしさを言葉で表現したいが、なかなか言葉が見つからない。捻り出した言葉が、「スタバのアフォガートフラペチーノと同じくらいおいしい」だった。今振り返ると、この失言が敗因の一つだなと思う。2回目の約束の数日前に、相手のプロフィール写真が変わっていることを見つけ、「自分は相手にとって駒の一つにすぎない」と悟ってからの気持ちの揺らぎも同様だ。


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