総合内科専門医試験2023 復元/感想戦

受験した感想と、試験勉強について、最後に出た疾患の羅列です。
結果→得点率73%で受かってました。有料版の一番下に、詳細な得点率は出しておきます。何かの参考にしてください。

●はじめに
僕は医師10年目、関西地方在住の循環器内科医です。
1発勝負の措置的受験。
昨年循環器専門医を取得済。
他の分野は正直あまり自信ない中からのスタート。
●感想
大阪会場で前泊しました。まいどーむ大阪。
5%くらいの人は出席していなかった。
試験時間は9時から。110分(67問)-110分(67問)-110分(67問)
 →時間の余裕は十分でしたが、休憩時間が短く、昼食のタイミングが難しかったです。
前半はX2問題が1/3くらいありましたが、最後のセッションではX1問題ばかりでした。
体感7割が臨床問題。うち半分くらいは連問で、最大は5連問。他は2-3連問でした。
計算は確か1問。
多選択肢の問題は、最初のセッションのラスト7-8問程度(いずれもX1)でした。

●試験勉強について
本腰を入れたのは2か月前から。
やった対策としては、
(★★★→お勧め、★★→余裕があれば、★→微妙かも)
・イヤーノート2024 ★★★
 →結局、試験内容は載っていることが多かったです。今回だけかもしれませんが、最新の薬剤などは結局聞かれませんでした。僕は4月まで待ってその年の物を買いましたが、早めに対策したい人は拘らなくてもいいのかもしれません。
Generalサブスク ★★★
 →解説と周辺知識まで解説あり、助かりました。更新がほぼ毎日あるのもよかったです。
ヒントさんの過去問/対策 ★★★
 →対策で出るところをかいつまんで出していただいており、直前の対策としてはかなりお世話になりました。
試験の後も残しておきたい・・・の本 ★★
 →セルトレなどの過去問ベースが多かったですが、周辺知識があり、こちらも有用だったと思います。
セルトレ 4年分(2020-2023) ★★
 →ここで見たような問題が2問ほど総合内科分野から出ていたので、やる価値はあると思いました。
公式過去問集 ★★
 →解説が無いことも多いので、初めに手を付けるのはお勧めできません。確認用に
セルトレ第4集 ★
 →古い知識が出ていることがあるので、1周目にやるのはお勧めしません。
ネットで落ちている復元問題 ★★★
→傾向をつかむにはよかったです。同じ問題は出ないので、これを元に周辺知識をYearnoteなどで調べて肉付けしていく形が一番手っ取り早い気がします
Qbオンライン(内科専門医) ★★
 →スマホでスキマ時間を埋めるのにはちょうど良かったと思いますが、内科学会が好きそうじゃない範囲の問題もありましたし、少し問題のクセが本番とは異なる印象があります。(ちなみに、2023年秋頃に改訂予定、とメディックメディアの人から伺いました。)
日経メディカルなどの記事★★
 →長門先生の記事など、無料で見られる範囲で流し見しました。頻出ポイントをつかむのにはよいと思います。

やっておけばよかったかも
→ケアネットの動画。通勤時間などに充てたかった。ケアネット(2150)株主優待で見れるらしいことを、試験1週間前に知って間に合わずでした。めちゃ悔しい。

●出た問題のメモ
出た問題かどうか、イヤーノート順に。
回答は選んだ選択肢を中心に記載していることが多いです。
正解(自分が選んだ)の選択肢に〇、間違っているものを選べ系の時や、間違っているものは×を選択肢に付けていきます。
PS
何だかんだ、150/200問くらいは復元できていると思います。
結構頑張ったのと、さすがに無料だと来年度の試験内容に影響されると困るので、ささやかながら有料にさせていただきました。すみません。

●消化器
消化管ホルモンは出なかった
アカラシア→なし
食道炎→GERDもしくは好酸球性食道炎ぽい 〇PCAB? PPI?
 内視鏡所見は縦走ぽいですが、EGJも奥に見えたような…
食道カンジダ→なし
特発性食道破裂→なし
食道腫瘍→癌ぽい内視鏡画像 〇ESD?
 ※セルトレで見た問題と似た気がしました。
食道静脈瘤→なし
憩室→なし

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