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豆みそ作り 実践編

大豆500gで試した豆麹作りと豆みその仕込みがうまくいきました。
今回は倍量の大豆1kgで仕込んでみます。

材料

大豆1kg
種麹2g
こうせん40g(種麹の20倍) → 豆麹1033g
塩300g
水750cc

作り方

大豆を軽く洗う。強く洗うと薄皮がむけてしまう。
大豆を水にひたす。冷水3~4時間、ぬるま湯なら40分~1時間。
皮にまだしわが残っている程度。
指で豆を押すとつるりと飛び出すぐらい。

ざるにあけて水を切る。大豆を圧力鍋で蒸す。
圧力かかるまで強火。
蒸気がでるぐらいの中~弱火で20分
豆が指でつぶせるぐらい柔らかくなったら完成。

加圧蒸しした大豆

大豆をあたたかいうちに豆粒が残る程度、粗目につぶす。
ミンサーやハンディーブレンダーなどで。
人肌程度の温度になったら種麹をまぶす。

ピンポン玉ぐらいの大きさに軽く丸めて味噌玉を作る。
※小さい方が菌体割合が高いので熟成が早くなる。

こうせんで増量した種麹

こうせんで増量した種麹を全体にまぶす。

ザルに種付けした味噌玉を並べる。

ざるがないので干しネットで代用

清潔なさらしを二枚ほどかぶせて保湿・保温する。
1~2日間ほど発芽を待つ。
※発芽しない場合は大きめのポリ袋をかぶせて様子を見る。

外側にコウジカビが生え、ウグイス色になったら味噌用の豆麹の完成。

さらし2枚で保温
2日目
3日目
4日目 ウグイス色がでてきました
5日目
6日目
7日目
8日目 変化がなさそうなので豆麹の完成とします

本仕込。

梅酒瓶5Lに塩と水を入れて混ぜ飽和食塩水を作る。

飽和食塩水

豆麹をくだく。

完成した豆麹
くだいた豆麹
くだいた豆麹アップ

食塩水にくだいた豆麹をいれる。

1日間吸水させる。翌日、よく混ぜる。

全体的に混じりあったら中蓋をかぶせて水をいれたジャム瓶(重し)をのせて蓋をする。

直射日光の当たらない涼しい場所に1か月放置。
※塩水が味噌麹の上まで上がっているように注意する。

1か月後、全体をよく混ぜる(切り返し)
月1回程度、完成まで切り返しを行う。
※夏場はかびやすいので切り返しをまめにする。

8か月ごろから重いおもしをのせるとたまり醤油がとれる。

10か月程度から豆味噌が食べられるようになる。


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