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2019.12.16 キジバト2羽

今日も一人でお出かけ。でもいつもとは離れた猟場にきている。しばらく来ていなかった河川敷の猟場。

車で河川敷内を走る。台風の時に完全に水没していたようだ。どの日にも草やゴミがくっついていて泥だらけだ。ここにはオオバン家族がいたはずだけどどこに行ったのだろうか。

そんな泥だらけになった木だけれども鳥たちは多い。キジバトとヒヨドリが何羽か飛びかっている。猟場を一回りし車や釣り人がいないかを確認。河川敷というのは草の背が高いので人がいても気づきにくいのが難点。慎重に行かないといけない。

一回りして近くには釣り人がいないことを確認。狙える鳥を探す。キジバトが1羽枝の上で膨らんでいた。こいつならすぐには飛んでいかないだろうと狙いをつける。

距離は30 Mほどだろうか。狙いをつけて一発。ポトリと鳩が落ちた。ぬかるみの中をすすみキジバトを回収。今期初めてのキジバトだ。キジバトは結構美味しいので好きだ。嬉しい。

まだまだヒヨドリもキジバトも飛んでわいたからその場にい座ればもっと撃てたかもしれないが、この辺はほかの猟師もくるし、釣り人もくるし、散歩の人もいるので撃ったらさっさと引き上げることにする。

場所を移動。キジバトが地面にたくさん集まっている。これは狙い放題と思ったがカラスもいる。不審な車を見つけたカラス警戒しながら遠ざかる。飛んでいってしまえばいいものを地面に溜まっているキジバトをぴょんぴょんぴょんぴょん追いかけて蹴散らしながら離れていく。

地面に居座るキジバトがいなくなってしまうではないか。仕方がないのでこれ以上からそう刺激しないように50 M の距離で撃つことにする。カラスがいればカラスも狙いたいんだけれど車から出た時点でカラス達逃げてしまった。

遠くの方でまだ私の存在を大したことないと思っているキジバトたちに狙いをつける。

一発。出前に着弾。まだ残っている奴がいる、一発これも外れ。距離が遠いせいでうまく合わせられないようだ。もう一発、スコープ内で派手に羽が散るしかしキジバトは飛んでいってしまった。キジバトの羽の散り方は相変わらず派手だ。当てたかった。

3発も撃った。次へ行く。

畑にキジバトが降り立つのを確認。近づいてみる。10羽ほどいる。車を畑脇に寄せて停める。車の中でをマガジン装着。装填はせずにハトのいる畑に近づき畑の端に伏せた。キジバト達は餌を突くのに忙しいようだ。このまま伏せうちで撃ってしまおうと構え用としたとき車の音。こちらに向かってくる車が見えた。とっさに銃が見えないように上着でおおい頭を下げる。

いや、きっと目立つんだろうけど、畑に人倒れてたら逆に来ちゃうんじゃないのとも思うのだけど。けど、車を走らせている時って畑とか見ないから動かなければ見つからないんじゃないかとのとっさの行動だった。

きっといまカモなんかの気持ちに近いんじゃないかと考えながら待つ。車はこちらに来る前に曲がっていった。

よし、キジバトもまだいる。スコープに収める。距離は40メートルくらいか?伏せうちはぶれなくてハトが見やすい。一発、キジバトが倒れた。まだ隣にハトがいる。ちょっとバタついた仲間にびっくりして固まっている。狙いをつけてもう一発。手前に砂埃がまってキジバト達は飛んでいった。

キジバト回収にうつる。よかったと広いあげようとした時、キジバトがバタついた。慌てて握った尾羽が抜けてしまう。致命傷を与えられていなかったのか、追いかけ回してやっと捕まえた。目だけをきれいに撃ち抜いた状態で飛べなかったらしい。すぐに首を落とした。

今日はキジバト2羽。

2羽ともさばく。片方は胸に着弾していて胸肉2つとも穴を開けてしまった。まあ、自分で食べるからねとそのまま薄切りにして串にうっていく。ハツ、砂肝、レバーを串へ。塩のみ振ってグリルで焼く。キジバトの焼き鳥。

出来上がりは癖のあるジャーキー。この癖ってのもキジバトの筋肉質な胸肉の匂い。そうそうこれこれこの感じとなかなかに美味しい。コショウをしなかったのは自家製柚子胡椒があったから。柚子胡椒をつけて食べると肉の臭みが飛んでいき美味しいジャーキーとなった。臭みが完全に飛んでいるのに、旨味が負けないのか柚子胡椒味のみとならない。普通の焼き鳥ではこうはならないと思う。うまい。

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