2021.12.30  対コガモ戦

ヒヨドリを狙い、窓をそっと開けると冷気が吹き込んでくることもなく暖かい。そう、今日は暖かいのだ。ここのところ寒かったが西高東低冬型気圧も抜けたらしく、温かい南風。昼間は気温二桁には行くようだ。

今日は久しぶりに外に出てみよう。

動きやすい服に着替える。あったかベストを上に着込み、狩猟グッズを入れたパーカーを羽織る。久しぶりなのでちゃんと持ち物があるかチェック。

エアは相方に入れてもらった。本当なら自分のことは自分でやりたいのだが、今は仕方が無い。エアの補充もできたので準備完了。

車で近くの池に。畑にトラクターが出ていたので何もいないだろう。サクッと次へ。

次の池には何かいるかなと考えながら車を走らせていると、道の脇からキジバトが飛び立つ。おっといけないと速度を緩める。すぐ近くに降り立ったようだが、ボサの中なのですぐには見つけられない。それに傾斜がありこの位置から狙おうとすると撃ち上げるかたちのなるので弾がどこに飛んでいくかわからない。やめておく。

次の池にも何も無し。キジバトは近くの木の枝を飛び交っている。待っていれば撃つチャンスもあるだろうがそのまま別のところに行くことにする。

午後になって風も出てきたのでコガモの楽園へと向かう。風よけにはいい場所なんだが日当たりがイマイチで凍っていた。しかし近くの池にコガモらしき影が見えた。車をそっと近づけて双眼鏡を覗く。逆光になってしまって色が見えないが大きさからコガモだと推測。4羽はいる。みな木の枝の下に集まって首をたたんでおりピクリとも動かない。完全休めの姿勢だ。アプローチを開始する。

少し離れた場所に車を止め、池から見えない場所を通り近づく。池のそばまで来たらコガモとの距離はたぶん10 M ぐらいの近さになってしまいそうだ。近づくのは気軽だ。今日は風が強い、木の葉を踏むとも風がかき消してくれる容易に近づける。

池ノ端に付いた。エアライフルをケースから出しマガジンを装填。ゆっくりと池の中が見える位置に移動する。休んでいるのが見えた。しかし細かい枝の中にいるのでエアライフルで狙えない。他にもいたはずと違うコガモを探す。さすがに警戒して泳ぎだした。弾を装填しスコープ内に収める後ろ姿が見える狙いを付けられるかと思った瞬間飛ばれてしまった。

結局見えていた4羽の他にも4羽ほど見えない樹の下にいたらしくみんな仲良く飛んでいった。待っていれば戻ってくるかもしれないがここは開けて人目につきやすい所なのでさっさと撤収してしまうに限る。

そんなこんなで対コガモ戦はうまくいかず。少しでも体が隠れる場所があるともうちょっと狙いやすいのだけどね。

しかし行き帰りで100 M ぐらいしか動いていないのに息が上がってしまう。完全に運動不足だ。よくない、少し動くようにしないと。でも無理をすると完全に寝込んでしまうので塩梅が難しい。

ヒーヒーフーフー言いながら車に戻り他の池を回る。キンクロハジロやオシドリがよくいる池に行く途中キジバトを発見。でもいるのは道路の真ん中だ。どうしようもないパス。

結局こんな感じで13時半から出て1時間程回ってコガモと対戦して、他は特に対戦もなく今日はおしまい。

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