今回は愛する婚約者があろうことか前科者だったという女性からのご相談。
我が国の閣僚も、ご主人が元暴力団員で前科2犯だった事実が最高裁のお墨付きを得て話題となっておりますが、これから結婚しようという、幸福いっぱい夢いっぱいの若い女性に突き付けられた、余りにもショッキングな現実。さて、どうしたものでしょう。
まずはご相談文から。
身辺調査の結果、婚約者に前科持ちであることが判明した。
「あまりに衝撃的な事実に動揺してしまい、自分がどうしたらいいのか分かりません。。。」
そりゃそうでしょう。普通の女性が普通に育って来たのなら、親戚縁者に前科者はいないでしょうからね。今回は久しぶりに一問一答形式でお答えいたしましょう。
誰にも相談できないことを相談するための場所です。どうぞどうぞ何なりと。
生保の拠点管理。所謂生保レディのサポート業務ですね。拠点のトップセールスとなると、ともすれば支店長より権力がありますからね。その方からのご紹介となると、半強制の見合いのようなものですね。
ぐげげ。婚約者が前科持ち……これは穏やかではありませんね......。
なるほど。婚約を機に彼が正直に身の上を打ち明けたのではなく。興信所の調査の結果、ショッキングな事実が判明した。
なるほど。薬物犯や粗暴犯ではなかったことが救いですね。
両親があなたに言わずに調査を始めるのは当たり前じゃないですか。だってあなたに言ったら速攻で調査の事実が彼に伝わってしまい、彼も家族も当面は素行に気をつけるでしょうからね。それでも今回のように過去の事実は消せませんが。
最大の問題はここです。彼の過去の犯罪よりも、彼があなたにその事実を正直に伝えなかったことの方が遥かにまずい。
そりゃあなた、当たり前じゃないですか。見るからに詐欺師という風体の人が上手に詐欺など出来ませんから(笑)。