彼氏と同棲している部屋にデルヘルを呼ばれた話3
つい昨日の話だが、昨日から男とは口を聞いていない。
「キショいな。外でやれよ。話しかけんな」
最後にこう言ってから、特に何も話してない。
喧嘩をすればいつも私が別れる覚悟で突っぱねて正論を叩きつける。
いつもそこにめげずに仲直りしてきたのかもしれない。
最も相手はマッチングアプリで出会った人だ。
誰もが知ってるTi○der。
彼は恐らく女性経験があまりない。
大学時代も友人があまり居なかったようで、
バイト先の当時で言う何歳も年下の女子高生と長いこと付き合っていたらしい。
こんな経歴を書いていればまともな人ならどんな人間か想像はつく。
身長も高くない。
ただ、顔は整っていた。
たったそれだけのことで私は30代の自分の人生の貴重な時間を今の今まで棒に振ることになってしまった。
先程も書いたが、彼には友人が居ない。
地元の仲良い親友、なども居ない。
女性経験といえば、女子高生、風俗。
これでは30代男性の一般常識が歪んでいてもおかしくない。
私は付き合い始めても、ずっと違和感があった。
なんで私の体型をディスって来るんだろう。
「俺、細い子が好きだから」
私はお世辞にも細いとは言えない体型だ。
3トントラックくらいの重量がある。
お互い、しょうもないアプリで出会い、長いこと恋人もおらず、惰性に惰性を重ねて付き合ってしまった。
そして今に至る。
こんなに情けない男と付き合っている私にも原因はもちろんあるのだ。
多分つづく
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