適応障害で休職からの転職活動

くそみたいなおっさんしかいない職場に耐えきれず、ある朝会社のエレベーターを出たところで失神した私の話。

適応障害という診断がついて約1年間休職。

その間にTOEIC800超えを果たし、学生時代にとった名ばかりの国家資格をちらつかせて転職活動をして、コロナの緊急事態宣言のど真ん中ではあるがとても良い企業2社から内定を貰い無事に転職活動を終えた。

心配事だったことは2つ。自分のメンヘラと、自分の経歴。

適応障害や鬱で休職するとハンデになるという話はよく聞く。なので言わずに転職活動をするか前もって伝えるか。結論からいえば1年程度なら私は言わずに就活で良かったと思った。

エージェントを2社使っていたが、一方からは隠したいと要望したにもかかわらず正直に伝えたほうがいいと押されてしまい、それを前提とした書類選考になってしまい難航した。また(メンタルは)本当に大丈夫ですか、というような質問が多く、健常だったとしても精神的に辛い面接になってしまうのがとても嫌だった。また志望動機や転職理由を作っているのにそこの話に気を取られるのが心証的に痛手である。

経歴に関しては、社会人歴3年で内1年は休職なので実質2年の実務経験であること。さらに20代後半に差し掛かった女性としては腰掛け程度に見られてしまう。私はバリバリというわけではないがゆるキャリ志向なのに、就活市場ではそれをアピールするのがなかなか難しい。

内定をもらった2社はどちらも休職していたことと適応障害の診断をもらったことは話さずに内定を貰った。(触れずに会話を進めたという方が正しいか?)一方は外資なのだが内定前に源泉徴収票などを提出させられるなどの身元調査があり、完全に終わった…と思ったが普通に通過し内定を貰った。もう一方の企業も前3ヶ月分の給与明細を提出させられたが何事もなく受領され内定。

ネットで調べるとあとから知られると困ったことになるぞ内定取消だぞ転職できないぞと脅すような記事ばかりで恐怖していたが、大丈夫、言わずとも転職決まるよという励ましを込めてこの記事を書いている。

今改めて、冷静に考えてみると、過去の健康状態に関することは極めてプライベートなことなのでそれを理由に内定取消ということは無いだろうと思える。(精神状態を理由に選考落ちは多々あるが)

私のように、休養の後、主治医に精神的に落ち着いてきており活動してもOKとのお墨付きをもらっていれば就活できると思う。私は未だ不眠と内臓不調が治ってはいないが気分的なものは安定している。まだ不調が続くなら転職活動を始めない方がいい。普通に精神衛生に良くない行為なので。

よし頑張れるぞ!って思ってからTOEICの勉強始めて最初の面接までは3ヶ月くらいあった。面接始まってからは気落ちしたり帰りの電車で泣いたり情緒不安定ぶっちぎっていたがまぁぎりぎりのところでなんとかなった。

よし頑張れるぞってなってすぐ動くと気疲れしてまた身体が動かなくなってしまうので、ゆっくり身体を慣らして正解だったと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?