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11.インスピレーション

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直感はいつやってくる?

ビビッ!ときた。

ピン!ときた。

そんなふうに表現されるインスピレーションは、頭のおしゃべりのスイッチがOFFの時、やってくるようです。

何かに没頭している時?

瞑想している時?

ランニングハイの状態?

何かをしていても、していなくても、思考が停止しているときに、「宇宙の英知」は語りかけてくるとか・・。でも、ヒトは1日に60000回思考するというデータがあると聞いたことのある方も多いと思います。
どうしたら思考停止、つまり頭のおしゃべりをストップさせることができるのでしょう。


乳児期・幼児期は気持ちのまま、表現していました。
おなかがすいた。
あれがほしい。
おもちゃとられた。
だっこしてほしい。
その気落ちにレッテル貼りをしていませんでしたね。
その気持ちそのものが「いい」とか、「悪い」とかじゃなく、あるがままに感じていました。この時は、思考は停止していたのです。ところが、だんだんとその気持ちにレッテル貼りするようになります。
「抱っこして!」とせがんだ時に、お母さんが重い荷物を持っているときや、疲れている時に「ダメ」とか「あとで」と言われることで悲しみや寂しさを感じると、この「抱っこしてほしい」という気持ちにレッテル貼りをして仕分けしていくようになります。
[参照:10.信念とは「レッテル貼り」]

幼い頃は、先のように、抱っこして欲しければ、状況を見ずにつまり、誰でも頭のおしゃべりはOFFで行動していたのですが、成長過程において、頭のおしゃべりのスイッチは常にONの状態になり、ついには休むことなく、
一日60000回もの思考をするハメになってしまったのです。
わたしたちは、自分が生きている社会や文化に適応するように、常識・理性・習慣を取り入れます。それは決して悪いことではないのですが、だんだんと自分の行動をジャッジするようになります。

二択の罠

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善か悪か?(よいことなのか、悪いことなのか?)

正か誤か?(正しいことか、まちがっていることか?)

損か得か?(損なのか、得なのか?)

物事を気持ちではなく、理屈で判断しようとするのです。
この思考のクセで、わたしたちはすべてにおいて正解探しのために
頭のおしゃべりがノンストップなのかもしれませんね。
まるで2択のトラップにハマっているような気がします。

やるか、やらないのか。

マンションか、一戸建てか。

田舎に住むか、都会が便利か。

仕事を続けるか、脱サラするか。

別れるか、別れないか。

人生は、こういう選択だらけですね、そして悩む・・。笑
ここで、一番よくないのは、二択の思考ではありません。

自分の気持ちを抑圧することを学んでいくこと

つまり、ココロを閉じてしまうことだそうです。しかも徐々に自分で抑圧していることにも気づかなくなります。大人になっていると、抑圧していることに。気づくことさえむずかしいかもしれません。

思考活動スイッチOFF

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さて、1日60000回もの頭のおしゃべりをやめる、つまり思考活動OFFにすることがインスピレーションを受け取るための条件だと理解しました。
さすがに全面的にストップといかなくても、頭のおしゃべりを少しでも減らしたいですよね。もちろんです。ですが、ここでも[万能の法則]はシンプルだけど、常識とは反対でチャレンジな試みだということをお忘れなく!
次に思考活動スイッチをOFFにするために、思考に気づくコツを紹介します。

1.今まで、自分が抱いていた常識・理性・習慣を客観視してみる。

2.「思考活動」で得た答えは、「直感的」に得たこたえより優れているということを疑ってみる。

3.意識の重心を「あたま」→「こころ」へシフトさせる。

OFFのコツ

なにより、「頭のおしゃべり」に気づく!ことです。
ここに取り組むぞという強い意志を持ってください。すると、マジで気づきやすくなります。わたしが今までこれは「こころ」じゃなく「あたま」だなと気づいたポイントをいくつか紹介してみたいと思います。

✔︎選択する状況で、「〇〇しよう」と思った後に、やっぱり「△△しよう」と2つ目が浮かんだら、△△は「頭のおしゃべり」かもしれない。

✔︎何かに執着してしまう時、それも「頭のおしゃべり」です。
「どうしてもこれでなきゃ。」「絶対コレ!」みたいな。

✔︎損得を計算している。(計算している時点で「あたま」ですよね。笑

✔︎安全パイを選んでいる。(失敗したくない)

✔︎他人のアドバイスを求める。

✔︎もったいない。(日本人の美徳ですが・・。)

細かくみていくとまだありますが、まずはこのような状況だったら間違いなく、「頭のおしゃべり」です。これに気づくことがスモールステップです。
インスピレーションを受け取りたいなら、どんな時も「頭のおしゃべり」にまどわされず、自分の気持ちに正直に行動することが大切です。

しかも、100%正直に!

でも、それは、ちょっとむずかしいかも・・。

お〜っと、それSTOP!

難しい現実がやってきますよ。(参照:9.心のメカニズム)
でも、その思いがわいてきちゃう。そうですよね。わかります〜。
ですが、「むずかしい」と思っているということはすでにジャッジしているのです。なので、その少し、前に気持ちを巻き戻してみてください。

目を閉じて、感じたその瞬間の、気持ちを感じてみてください。そこにまだレッテルを貼っていない「きもち」のエネルギーがあるのが感じられると思います。それを形容しようとした途端、レッテル貼りをします。気持ちに正直に行動するには、自分の正直な気持ちをしることが大切です。わたしも、毎日、この「気持ち」にフォーカスするチャレンジに取り組んでいます。

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自分の気持ちを偽って(いるつもりがなくても・・)生きるのが常識になっている社会で、これは相当タフなチャレンジかもしれません。
けれど、慣れてくると、宇宙の流れに順応している感覚を取り戻してきます。少しづつ、お試しあれ。

次回へ、つづく・・。


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