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10.「信念」とは

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信念はこうしてつくられる

わたしも今となっては納得していることですが、そもそも「信念」のほとんどは「代々受け継がれてきたもの」であり、驚くことですが、この世に誕生した時点ですでにインプットされているらしいのです。
そしてそのほかの「信念」は成長過程で周りから吸収するものですが、すでに幼児期にそのプロセスは始まっているようです。

レッテル貼り

わたしたちが幼い頃に体験する出来事に対して、自然となんらかの気持ちを抱きます。どんな種類の気持ちかは出来事の内容によって異なります。

思いがけない時に、大きな犬に吠えられて、かみつかれてびっくりした。

スーパーでお菓子のおもちゃに夢中になっていたら、お母さんがいなくなっていて、泣きながら探し回った。

お父さんに抱っこされて、うとうとしながらベッドに運んでもらった気持ち良さや安心感。

わたしたちは、このような出来事に対して「快」と「不快」の感覚を持ちます。そして気持ちとその経験を結びつけます。信念になるまでにはその気持ちに莫大なエネルギーが必要です。つまり次のことがいえます。

強烈な感情を伴ったある出来事を通して信念はつくられる。

「快」は良いこと(プラス)としてレッテルを貼り、「不快」は悪いこと(マイナス)のレッテルを貼り、気持ちを仕分けていきます。
日常生活にわき起こる数えきれない出来事で、感情の物差しでは測れないささいなものが単なる「思い」として、感情を刺激する「快・不快」が信念として仕分けられていきます。

つまり「信念」が自分にとって、どれほど重要であるかは、その「信念」の元になった出来事の感情のエネルギーの大きさによります。

「信念」は感情を刺激する経験から生まれて思考に大きな影響を与える。

また、驚くことに、わたしたちが幼い頃に体験してレッテルを貼った「不快」を味わいたくないために、「信念」を作り出していることがある・・ということもおきているらしいです。

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信念どおりになるしかけ

9.こころのメカニズム「思い込み」で紹介した「この世のしかけ」は当然「信念」にも働きます。というが、「思い込み」も「信念」もぶっちゃけると同じですから当然ですね。
「信念」が代々受け継がれたものという意味あいは、社会全体に行き渡っている考えともいえます。社会全体が共有している考えです。

「男性が外で働き、女性は家で家事・育児をする」

「終身雇用で定年退職、年金生活」

「大学に進学した方が、高卒より高給になる」

このように、多くの人が思い込んでそのような人生を送っていました。
今は、高卒どころか、中卒でも大卒より稼ぐyoutuberがいるそうです。
思い込みや信念が変化するわかりやすい例かもしれません。
信念は人生の質にもかかってきます。

「思い込みどおりにそっくりそのまま世界に反映される」というしかけどおりに、わたしたちは信念と同じ出来事を体験することになります。
ということは、周囲を見回してみると自分の「信念」や「思い込み」に気づくことができそうです。
ここで、大事なポイントは「信念」と「事実」はちがうということです。
地球が平らだと信じ込んでも、「地球が平になることはない」というようにです。事実と違う信念を信じ込んでいると自分の行動範囲が狭くなる可能性もでてきそうですね。

人生はなんのためにあるか

ちょっと話がそれますがわたしが「幸せマニア」になり、このてのあらゆる情報を学び実践したのは人生が苦しかったからにほかなりません。

「なぜ、こんなことになってしまったんだろう・・。」

「わたしのせいなのか?」

「何か悪いことをしたのか?わたし・・」

とこの人生の謎を解き明かしたくて仕方ありませんでした。元来、スポ根育ちであきらめないしつこい性格?だったために、今ようやくここまでたどり着いたという感じです。なので是非とも理解してほしい法則です。

「幸福な人生を送ることができたら・・」

と思っている人にとってチャレンジではありますが(何しろ常識と正反対なので)「人生とは一体なんなのか、自分とは?」この疑問の答えを、宇宙は投げかけてくれます。

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宇宙からのシグナル

「わたしとは何者か」
「人生は一体なんのためにあるのか」

この2つの疑問に対しわたしたちが気づこうが、気づくまいが宇宙はシグナルを送り続けているといいます。この答えを見つけることが本当は人生の目的なのかもしれません。このシグナルに気づくことは次の新しいステップへとつながるキッカケになります。

「惜しみなく与える、完璧な宇宙」

疑問の答えを導くために完璧な宇宙はわたしたちにシグナルを送ってきます。シグナルには大きく分けて、2つあります。
ひとつは「カラダにあらわれるシグナル」で「思い込み」や「信念」に凝り固まった状態いると真実と調和していないと不快感や病を発生させるというシグナルです。

もうひとつは、これがちょっと難しいのですが、「頭の中のおしゃべり」に支配されている状態で、真実と調和していないのでモヤモヤイライラして、心が健康じゃない(病気?)状態です。わたしの場合、次のようなパターンがあります。
「何かに抵抗している」
「疑いを持っている」
「制限されている」

人生が圧倒されてるように感じて自分にはどうにもできない感じ・・。そして必ずといっていいのですが外側のせいにしている時です。最近は「これって何かのサイン?」と気づけるようになってきました。サインに気付いた時は、その出来事にジャッジをせずに、どう行動すればいいのか(どう行動するのが正解か)にフォーカスせずに「これがサインか・・」とまずは心で感じてください。その出来事に対してどう感じているのか・・。

「頭のおしゃべり」と「心で感じる」ことの違いに慣れてくると思います。
まずは、その違いに気づくのがスタートです。

さらに、つづく・・・。




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