「ただの女の子たち」の活躍が見せる世界〜F1 Academyの女性ドライバーを見て感じたこと〜
F1シンガポールで楽しみだったことの一つが、"F1 Academy"の観戦。
将来的な女性F1ドライバーの輩出を目的としたカテゴリで、年間ランキングの上位者にはF1参戦に必要なポイント(スーパーライセンスポイント)が順位に応じて与えられる仕組みです。
いい意味でショックでした。
Femina F1 Fansの取り組みを始めた張本人である私の中に、まだ、「男社会に染まってついていける女性じゃないとモータースポーツ界では活躍できない」との固定観念が残っていたのだなと気付かされてしまった。
レース中の姿と、レース後リラックスした状態で出演していたトークショーでの姿を両方見ることができたからこそ、余計に印象深かったのかもしれません。
上記投稿の3枚目にレーススタート直後の動画、4枚目にトークショーの動画を載せています。
レースはカッコよかったし激しい争いが見ものでした。それはいつも見ているF1と似た感想。
でも、そのレースを見たすぐ後にドライバーのトークショーを見に行った時、気づいたのです。
あ、マシンを降りた彼女達は「ただの女の子」だ。
私と同じように小柄なドライバーもいるし、私と同じように高い声ではにかんだりはしゃいだりしている。
私と同じように自分の成績を悔しがったり喜んだりしているし、髪が長いドライバーも多い。
あぁ、可愛くしててもいいんだな。憧れの「美しい女性」のままで踏み入れられる世界はもっとたくさんあるんだな。
改めてそう思わせてくれた彼女達は、私の輝けるロールモデルです。
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