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『地方創生×世界へ貢献』を思い立ったワケ

こんにちは、Naokoです!

記事を読んでいただいたり、
insta投稿見ていただいたり、
stand fmの配信聞いていただいたり、
いろんな方から応援のお言葉いただきながら、力と勇気をもらう日々。

いつもありがとうございます^^

応援してくださる方も増える中、なんでこういうことをしているのか、
その背景に興味を持ってくださる方も多いので、
今回は、この企画に至った背景をご紹介。

はじまりは人生初の海外旅行

大学時代の人生初の海外旅行を機に、海外旅行の楽しさに目覚める。

それ以降は、バイトでお金を貯めて長期休みは海外へ。

時給が高いからという理由で始めたコールセンターのバイトでは、ワーホリに行くためにお金を貯めている方々と出会い、
その友達らが、それぞれカナダ、ニュージーランド、オーストラリアへ行ったので、遊びに行き、自分もいつか海外に住んでみたい!!!
と思うように。

とはいいつつ、語学もできないので、海外に就職するという選択肢もなく、奨学金も借りつつ、学費の高い私立の薬学部に行かせてもらった手前、
親に申し訳ないという気持ち、
大学時代の実習を通して病院や調剤薬局での薬剤師の仕事にはあまり就きたいと思わず、でも何か薬関係でと思い製薬会社に就職。

社会人になって2年目のGWに友達尋ねてメキシコ一人旅。
メキシコが楽しすぎて、

「絶対中南米に住む!」と決意。

とはいえ、英語もスペイン語もできない私。
行く手段を探す中で、語学力やすごい経験がなくても行ける可能性があった青年海外協力隊を見つけて応募。
そして運よく希望していた中南米の一国であるニカラグアに行くこと決定。
(決まった時、ニカラグアどこかよくわかってなかった。笑)

人生初の大きな挫折、そして復活

JICAの2か月間の派遣前訓練を終え、ニカラグアへ。
現地で一か月、語学学校へ行った後、配属先である、保健省の県支部で活動開始。
少しはできるようになった!と思っていたスペイン語が2,3割しかわからず、言いたいことも言えず、全く戦力外の自分。

それまで、大抵のことは人並みかそれ以上にできていたのに
何もできない無力な自分に直面。
これほど大きな無力感、挫折感を感じたのはこの時が初めてだったかも。

でも、ここで諦めたら試合終了!
(安西先生の言葉が頭をよぎる。大事なことはスラムダンクで教わった!)

最初の頃はただただ、毎朝職場の全オフィスに顔出して挨拶。
挨拶きっかけに、雑談でスペイン語を教えてもらいながら徐々に仲良くなり、いろんな業務に混ぜてもらったりしながら、
徐々に言葉も覚え、
課題を発見して、それに対して新たなアクションを起こせるようになる。

とはいえ、のんびりしたラテン文化。9時開始の会議は9時半ごろからぼちぼち人が集まり始め、10時に始まればいい方。
頼んでも、ギリギリまでやってくれなかったり、忘れられていたり。
約束守ってもらえなかったり。

言語、文化、習慣、価値観の違いで笑われたり、バカにされたり、
嫌な思いをすることも、壁にぶち当たることもたくさんあったけど、
なんだかんだで、いい意味でお節介で愛に溢れたニカラグアの人々。

それまでに感じたことのない感情をたくさん味わい、
初めてのことをたくさん経験をし、
本当に濃い、というか濃すぎる2年間を過ごし、家族のような人がたくさんできたことは本当に宝。
 
ただ、何も結果といえるようなものが残せなったのが心残りで、
まだまだこの世界でなにかしたいという思いが残るまま帰国。

次の機会を探しながら、一旦つなぎで薬剤師のバイト。
運よく、国連ボランティアとしてニカラグアのUNDP(国連開発計画)で採用してもらえることになり2年間の任期で赴任。HIV陽性者やHIV感染高リスクとされるLGBTの人たちの人権保護や医療へのアクセス改善のための法律案策定やNGO支援、環境分野の取り組みに携わる。

学ばせてもらうことは多かったけど、
国連機関で働く現地の人たちは基本的に富裕層。
組織として貧困や環境問題の解決に取り組んでいるが、どこか他人事。

環境問題への取り組みを支援しながら、オフィスではリサイクルや分別、節電もしない意識の薄さ。
そのあたりにガッカリで、
私は、泥臭く、実際に変えないといけない現状があるところで、実際に課題を見つけたり、住民の話を聞いたりしながら、何かを変えていくほうが肌に合っていると感じた日々。
途中、長男の出産があるも、任期終了直前に、ニカラグアの日本大使館から外部委嘱員のお仕事をいただくことに。

大使館では、日本の援助で行う規模の小さい支援案件の形成やフォローのお仕事。
市役所やNGO等が申請団体となる枠組みの支援事業のため、その地域で困っていること(学校の校舎や橋、診療所建設など)に対応でき、地域住民が喜ぶ顔が見れたため、国連での仕事よりも楽しさを感じた。

とはいいつつ、数年、ニカラグアで国際協力の世界に関わりながら、
様々な国やNGOからの支援はありつつも、一般住民の生活レベルはさほど変化はないか、経済的には年々苦しくなっていく現状。

「仕事がないから。」
「稼げないから。」
と言って、家族を守るために国外に出稼ぎにいく人も多々。

時にはブローカーに大金だまし取られたり、不法入国で命の危険にさらされながらアメリカへ行く友達も。

そんな状況を目の当たりにして、
もっとニカラグアの何かが世界から求められたり、雇用を創出したりなど、ビジネスの力でニカラグアの役に立ちたいと思うようになる。

そんな思いから、大使館の仕事をしながらスペインのオンラインの大学でインターナショナルビジネスの修士号を取得。

でも、学んだはいいけどなにしよう・・・
ず、なにかできることのアイデアもなく、自分の無力さを痛感。

国際協力から身を引き新たな一歩、そして移住

一旦、ビジネスの現場に身を置いて経験積もう!と思い、家族で日本に帰国。

日本で会社員として働きながら、子育て、家事。

久々の日本生活は、職住近接だったニカラグアと比べると
仕事と時間に追われる日々に疲弊。

次男も誕生し、ずっと日々疲弊するだけの会社員生活は嫌だと強く思うようになり、スペイン語を教えたりして初めて給料以外の収入を得るように。

 昨年夏の田舎暮らし体験を機に、自然に囲まれた生活をしたいと思い、
ご縁あって福島県田村市に出会い、起業型地域おこし協力隊として、
田村市に住みながら、自分の事業を立ち上げるチャンスに巡り合う。

家族で移住し暮らしながら、地域の人々と話しながら、
温かい人たちと大自然に囲まれて楽しく過ごしつつも、
地域課題って本当にたくさん存在して、
「何とかせねば!!!」と思うことがたくさん。

そして、それがニカラグアにも貢献できることとリンクできたら。

そんなことを考えながら過ごす日々の中で、この企画のチャンスが訪れたのです。

これまでいろいろと1人でいろいろ頑張って来たものの、
移住してからは地域の人に助けられながら、いろんな機会をいただき、
1人でやるより、いろんな人の力を借りたほうがオモシロいことができる!!!と実感した最近。

私ひとりでは、
それができる知恵も力も足りないことを痛感しているので、
「人に頼る」という私が苦手としてきたことや、
「自分でなんでもできる」というプライドや強がりを手放し、
人の力を借りることにも挑戦することを決意。

『早く行きたいなら1人で行け!遠くへ行きたいならみんなで行け!』

そんなアフリカの諺にように
皆の力を借りて、なんかできそうなコミュニティSMALL WORLDから、
愛が循環する優しくて温かい素敵な世界を作っていきたいなと思っています。

SMALL WORLDについては前回の記事をご覧ください。

という訳で、
長くなりましたが、これが、この企画に挑戦する背景でした。

コメント、メッセージ、ご感想、お気軽にいただけると嬉しいです!!!

では、また~^^

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