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A:「病院の相談室ってなに」というスタッフ並びに、全く知らないという方へ

実は私自身も、この仕事( もう20年前から同業です )につくまで、病院の医療相談室ってご縁のない場所でした。相談室だから何かを相談するんだろう、え、なにを?医療費が支払えない、とかお金に関わることはすぐに思いつきますが、、、こんな食事のまずい病院はすぐにも退院したいんだけど、とか?

いやいや。そもそも誰が相談するところなの? 入院している本人?家族?どっちも?

40代後半になったとき、お仕事上でようやく医療相談室に入室することがあって、そこがどんなことをしているのかわかるようになりました。

「入院費・治療費の相談」はしてもらえる?

医療費が払えない、という相談はもちろんあり、でした! まあ、相談したからといって、医療費は払わなくても大丈夫ですよ、なーんて、言ってくれませんが。でも、窓口で支払う額が少なくて済むように、最初から減額証なるものを作って持ち込む方法、とか後から返還になる流れとか、果ては生活保護の申請とか、使える社会資源を使ってなんとか財政難を切り抜ける方法は教えてもらえます。

「転院や介護保険、退院後まで」相談は多種多様

そしてそして、うっかりお部屋代の高い病院に入院してしまった、等の時にもう少し安い病院へ転院する、という方法もあります、そんな相談も受けてもらえます。安い病院へ、以外にもリハビリの受けられる病院を探してもらうことや、痛みの緩和、緩和ケア病棟のある病院への転院サポート。なども、相談室のお仕事なんです。

また、入院前には何でもできたけれど、もはやヘルパーさんを頼まないと家に帰って暮らすのは大変、というときには、介護保険の申請手続きも手伝ってもらえます。退院と同時にヘルパーさんにきてもらうように、入院中に介護保険の申請をしておく。自宅に戻れば即、お手伝いしてもらえるのはとても安心です。

そしてまた、がんや、難病の場合だったら、同じ病をもった方の集まる場所(がんサロン、がんカフェ、患者会、など名前はいろいろ)を教えてもらったり、ということもあります。
がん専用の相談室「がん相談支援室(がん相談支援センター)」の設置がある病院もあります。

「相談室」はこんな人たちが迎えてくれる

実に多岐にわたるサポートをしてくれる相談室のスタッフさんは、社会福祉士とか医療ソーシャルワーカー、精神保健福祉士などの肩書のある方が多いです。

入院して沸き起こる不安は、相談室で解決しましょう!

それでもできない相談、身内がいないので、今後が心配。最期のところを頼める人がいない! などはフェリーチェ結うのような団体へご相談をください。

フェリーチェ結う 代表 杉浦



お気持ちだけで感謝いたします! ご入会は東京地方限定となりますがお近くにお悩みのシングル・シニア様がいらっしゃれば「生活と終活のフェリーチェ結う」を教えて差し上げてください♪ https://felice-you.or.jp