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A:葬儀社選びについて、葬儀屋さんに取材しました。

Q:病院での、葬儀屋さん紹介をどうすれば? を書きましたが、弊社でお世話になったことのある葬儀社さんに電話取材させていただきましたので内容をシェアさせていただきます。皆さんのご参考になればと根掘り葉掘り!丁寧にお答えくださった貴重な回答です。ではどうぞ。

病院の霊安室に葬儀社の連絡先や案内があるのはどうしてですか?

「中規模~大規模の病院には院内の別室に、1社~数社の葬儀社が交代で待機していることがあります。公立病院などの場合は近くのマンションの一室を待機所として利用していることもありますね。
特に救急救命指定病院などは残念ながらその必要性を大きく感じます。
急にご家族が亡くなられた場合、葬儀社をあらかじめ決めておくことは難しいでしょうし、病院待機の葬儀社がスムースに手配を始めるというケースが多くなります。」

断ることもできます?

「もちろん可能ですよ。こちらも決して急かすことはありませんし、お知り合いでご紹介などあれば、とにかく一旦落ち着いて、病院の霊安室にご安置いただける間は、合い見積もりをとる流れとなってもいいんです。

お住まいの地域で定評のある葬儀社さんなどは、ご近所付きあいの口コミで知ることができるでしょうし、例えばお寺の檀家さん同士ですとか、やはり生の声を聞けることは安心に繋がるようです。いざという時、連絡ができるようにしておくと良いと思います。」

進行途中で他の葬儀社に変えたくなったら?

「進行具合にもよりますが、他社に引き継ぐことも可能ではあります。その場合も料金は償却分のみというケース、あくまで進行のキリの良いところで、ということになる、という話は聞きますね。」

葬儀社選びの決め手となりうるポイントは?

「急な場合はもちろん、覚悟されていた場合も葬儀まで事前にお考えになる方は本当に少ないです。

悲しみの中、気が動転し、話が頭に入らない、段取りが組み立てにくいのは当然のことです。そんな時、決して急かすことなく丁寧に、迷いや不安があれば何度もお話をする余裕というか、そんな雰囲気を持つよう私どもも心がけていますが、それはのちに「言った言わない」というようなトラブルを避けるためでもあります。終わってみると何十万も予算オーバー、というトラブルがよく聞かれますからね。
葬儀の見積もり内容というのは本当に細かく、また、項目が多いので、トータルのバランスと金額が想像しにくい面もありますから、なるべくイメージしやすいように説明しています。

故人様を偲びゆったりと語り合う時間をお持ちいただけるよう、そういったトラブルなどを未然に防ぐことが、私たちの重要な仕事であると考えています。

なので、葬儀社選びのアドバイスとしてお答えさせていただくならば、見積もりの摺り合わせも重要ですが、
『わからないこと、知りたいこと、訊きたいことには何度でも丁寧に答えてくれる。』ところを選ばれると安心です。
また、最初にご遺族と会う担当に『この人なら任せられる』とピンとくることがあれば、終了まで一貫して担当してもらうことも「アリ」かもしれません。」

ご遺体の保管はどうなってるのですか?

「まずは火葬場を予約し、その安置所に搬送させていただくことになります。
時期などにより混むことがありますが、業者間の横繋がりもあるので安心です。
ご自宅での安置は減少傾向にありますが、ドライアイスで1週間ぐらいは維持できますし、先にご納棺をすることにより、安心して保つことができます。また、葬儀社によっては納棺師がメイクアップもしてくれます。」

なるほど!ありがとうございました。
とにかく、お身内等が亡くなられた場合、その場でせかされ「言いなりのような」雰囲気の中、サインしてしまわないように、火葬までの流れをすっかり安心して任せられること。しっかりと見積もりをとって、悔いの残らないように。
お答えくださった葬儀社さんもそこを一番強調しておられました。

どうぞ皆さんの「心の覚え書き」にお加えくださいね!

フェリーチェ結う スタッフ佐藤でした。

お気持ちだけで感謝いたします! ご入会は東京地方限定となりますがお近くにお悩みのシングル・シニア様がいらっしゃれば「生活と終活のフェリーチェ結う」を教えて差し上げてください♪ https://felice-you.or.jp