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日本人は、真面目なヒツジ

8時30分。ラッシュの時間帯は過ぎているのに、駅前は大勢の人々があふれ、混乱していた。相武台前駅にて人身事故が発生し、上下線ともストップしているという。「運転再開は9時過ぎの予定」、アナウンスが繰り返し流される。切符の払い戻しをする列、証明書を貰おうとする列、スマホで連絡する人たちがあちこちで見られた。普通列車しか停まらない駅、代替輸送はバスぐらいしかない。その間も、ホームには駅に着いた人たちがどんどん溜まっていく。ホームが人人人……で埋め尽くされていく。

運転を再開した直後の電車は、猛烈な満員電車になることは避けられそうにない。化学物質過敏症でワクチン臭も嗅ぎ取ってしまう自分は、満員電車に乗る勇氣はゼロ。吸い込んだ途端に咳が止まらなくなるのは目に見えている。
クライアントに連絡して、事故で1時間遅れることを伝えた。

上り線ホームは人だらけで呼吸ができなくなってきたので、下り線ホームに移動し、柱にもたれかかりながら観ていた。

上り線は少しずつ動き出していた。各駅に溜まった乗客の輸送を最優先にしているらしい。急行や準急が通り過ぎていく。ぎゅうぎゅうの満員電車。橋の上でいきなり停止したり、スピードもいつもの半分以下。乗っている人たちはかなりキツイのではと想像する。乗客のほとんどが下を向いているのは、スマホを操作しているということだろう。
普通電車もようやく到着。ホームに溜まっていた人たちは、乗車率120%超の電車に無理やり身体を押し込んで乗っていく。急行も準急も普通も、こんな状態が30分ほど続いた。
そのうち、下り線にも影響が出始めた。新宿から折り返し運転をしているが、急行や準急を優先し、普通電車は一番最後の対応。このため、下り線も人がどんどん溜まってきた。息苦しくなった。

上り線のほうはかなり改善されてきたので、ようやく電車に乗ることに……。立っている人が数名いる程度まで回復していた。しかし、電車の進行はまだ混乱している。駅ではないところで急に停まったり、前を走る電車の詰まり具合が解消されていないことは明白だった。いつもよりかなりの時間をかけて、ようやく乗換駅に到着した。

「相武台前」行、こういうことがないとお目見えしない。思わず撮影

毎日、通勤通学している方々は、この光景は日常茶飯事ですでに慣れてしまっているのだろう。だから、電車遅延程度では、休んだり遅刻したりはしない。電車が遅れても、「なんとかしてその時間を守って到着しよう!」とする。乗車率が200%近くであろうと、動いている電車に飛び乗って「とにかく到着」を最優先する。
なんだか「ヒツジ化」のトレーニングみたいだなと思った。群れにおとなしく従うトレーニングを、満員電車を通じて毎日やっている。知らず知らずのうちに、群れに我慢して同じことをする習慣を身につけてしまった。

ワタシハヒツジ ワタシハヒツジ アナタサマニシタガイマス・・・・・

「ヒツジ化」トレーニングに成功した日本人ほど、たやすく操作できる物はない。「グロな上の人たち」にとって、ヒツジ化した日本人ほどオイシイものはないってこと。
日本人のヒツジ化トレーニングは、敗戦以降、あちこちでやられている。

アメリカ小麦。大量の農薬と薬剤を散布しているので、他の国ではアメリカ小麦の輸入は禁止されている。行き場を失って大量に余ったアメリカ小麦は、日本が買い取っている。他国の政府は「危険だから輸入不可」のアメリカ小麦を、ヒツジの日本政府は言われるがままおとなしく買い取って、事情を説明もしないで日本国民に食べさせ続けている。パン、ウドン、ラーメン、お好み焼き、クッキーやケーキ、etc etc……。あらゆる食べ物に、農薬まみれ・薬剤まみれのアメリカ小麦が使われ、ヒツジの日本人たちは農薬と薬剤を毎日しっかりと体内に定着させている。「美味しい」と言いながら……。

砂糖についても同様。
砂糖を口にすることで、身体のミネラルが大量に奪われる。不足している場合は、骨の内部のミネラルが奪われて、骨スカ状態になる。砂糖を食べていると、「お腹が空いた」と脳から指令が出ることが多くなる。実際は「ミネラルちょうだい」と訴えているのだが、小麦と砂糖でマヒしてしまうと、この指令を正しく読み取れない。そして、「甘い物」を口にする。パン、ケーキ、クッキー……etc。

小麦や砂糖は、さまざまな病気を引き起こす。頭が痛い、ノドが痛い、咳が出る、熱が出る……。「病気になったら薬を飲む」思考もすでに埋め込まれているから、こういった症状が出ると、当たり前のように薬を買って飲む。病院に行って、さらに薬を貰う。薬は、石油で造られている。「石油を体内に取り込んでいる」認識がある人は、どのくらいいるのだろう?

日常は群れに我慢して同じことをする習慣を定着させ、小麦と砂糖で脳の回路を麻痺させ、病気になったら薬を大量に飲ませて病状を悪化させ、ヒツジ化トレーニングをじわりじわり……。
「グロな上の人たち」から見れば、ヒツジになった日本人を操作するなんて簡単なこと。彼らの大爆笑が見えるようだ。

いい加減、氣づこうよ・・・・・・。


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