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「わかってるんだけど、、、」

「どうして、
こうなっちゃうんだろう」





この、もどかしさ。

「これからは、
気をつけるからさー」

と、大粒の涙を流します

~~~~~~

ウチのヨーダは
(母は)

ワタクシに様々な
人生の大切な教えを
授けてくれます

~~~~~~

昨晩、
「母がもう寝る」と言ったのですが

ワタクシは
「もうちょっと待って」と
引き止めました


だって、、、
マツコの知らない世界で
広島のお好み焼きをやっていたからです

息子の住む広島
ナンカ、
見ていたかったのです


それで
テレビが終わって、、、「さー寝よう」

ですが
母は、ずいぶん久しぶりに

「間に合わなくて、
漏らしちゃった」のです


便座に座るのが間に合わず
トイレの床に、ズボンに、スリッパに、、、


「もー、そんなに我慢しなくていいのにー」

「ちゃんと、座ってからでしょー!」

と、ワタシは言います
(怒り口調で)


普段なら
「あーあボケちまって、、、」とか
言うところを

昨夜の母は、、、


「わかってるんだけど、、、」

「どうして、
こうなっちゃうんだろう」



「これからは、
気をつけるからさー」

と、大粒の涙します


ウロタエるワタシ、、、
(@_@;)

~~~~~~

「わかってるんだけど」
「どうして?
 出来ないんだろう」

と、自分を責める母

このもどかしさ
この悔しさ

その悲しさの波が
押し寄せてきます

~~~~~~

わかってるけど、、、
出来ないんだよー

わかってるんだけど
体がココロが
動かないんだよ、、、


「それは、
 この上なく悲しい」


そのヨーダの姿を見て
「わたしは、もう、
絶対に」

「このようなもどかしさを
 抱える人を
 責めたりはしない」

と、心に決めたのです





「で、できるかなー、、、」



<追伸>

もしかしたら、
親の役割って

年老いて、衰えて
自分を忘れて、
昨日を覚えてなくて

積み上げたモノを
失うばかりで

未来の成長の兆しもなく

出来なくなって
悲しんで

そんな姿を晒して


「どうだい、オマエ」

「そんな自分にも
 優しくしても
 いいんだよ」と

子供に教えるまでが、
役割かも知れないね。

とか、思う。
このごろ

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