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「今までのあなたは、間違えている」

なんてのは
いちばん、聞きたくない言葉であろう

だから
佐野元春が
「今までの君はまちがいじゃない!」と
歌うと、みんな涙したりする

・・・・・

時々母は、思い出したように
突然に、、、

「スキでこんなふうに
 なったんじゃないんだよー」
と、涙する

(私は、ただとまどう)

身体が思うようにならない
もどかしさ

忘れてしまう自分に
悔しくて。
涙する

(すぐその悲しさも、すぐ忘れるが)

・・・・・・

「そんなのわかってる!」

「でも、どうしても身体が動かないんだよ!」
「わかってるけど、できないんだよ!」

たびたびアタシたちは
心の底で叫んでいる

その叫びを、ちゃんと
聞き漏らさずに聞いて
(スルーせずに、放ったらかしにしないで)

気づくだけで
どんなにか、人は救われるであろうか?


・・・・・

理屈を
わかったら、できたら

知識を
知ってれば、できれば

すでにこの世のすべての人は
しあわせになっている

毎年、何万もの
幸せになる方法・メソッド・やり方が
渦巻いている


「スキでこんなふうに
 なったんじゃないんだよー」(T_T)

ぜんぜん平気なふうをしてるけど

ココロの底に丁寧に
埋めて隠した

そのもどかしさ
悔しさを知る


「だから、ダメなんだよー!」
なんて

そんな表面的な現象を
ジャッジする言葉は
聞きたくないのでござる

だれからも、、、
自分からも



<追伸>

月曜からム駄ばなしをしてると
なんだか、元気になるのです

それは
誰かの顔についてるごはん粒を見て

自分の顔についてる
ごはん粒に気づくから

「それに気づくだけで」
世界が「ふっ」と、緩むのです


なかなか
人はひとりでは生きられないのです

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