見出し画像

○連載<サピエンス全史>その1【虚構の物語の中でしか生きられないワタシ】

最近読んだ本のなかで
すんごくオモシロかったので
ご紹介いたしませう

「サピエンス全史」
https://amazon.co.jp/dp/4309293018

ホモ・サピエンス
わたしたちのコトですね
霊長類、、、、なんとか、、、

・・・・・・

昔、教科書に載っていた
人類の進化の図

①類人猿

②直立原人
(ホモ・エレクトス)

③ネアンデルタール人
(ホモ・ネアンデルタール)

④ホモ・サピエンス
(アタシたち)
だいたい、こんな図

じつは
ここ15年ほどの研究で
そもそもこの進化がウソで

②・③・④の
ホモ属は
ほぼ同時に発生したということで

・ホモ・エレクトス
・ホモ・ネアンデルタール
・ホモ・サピエンス
(他にも)

これは、たとえれば、、、

・犬・スピッツ
・犬・ブルドック
・犬・柴犬
みたいなもので、、、

それで

なんで?

人=サピエンスだけ

ホモ属で、サピエンスだけしかいないの?
って話です

・・・・・・

それは、つまり
サピエンスが侵入した地域では
数百年で、他のホモ属が消滅した、、、

つまり
「みな◯し」ですね

あるいはそのような状況に置かれて
種の継続が出来なかった

~~~~~

でも、一例で言うと

ホモ・ネアンデルタールのほうが
体格も良くて、(2メートル超え)
身体能力も優れていたらしく

脳もサピエンスよりも大きくて
お墓の周りに花を置くとか
感情表現も豊かだったとか


ぢゃ、
なぜ?

ホモ族の中でも
弱っちいサピエンスが?
生き残ったのか?

ホモ族の
勝者になったのか?
(他のホモ族を消滅させたのか?)


昔、言われてた
「火の発見」

それも、ウソで

~~~~~
「火」も、全ホモ属は、みんな使っていた
「道具」も、全ホモ属使っていた

そのへんのチガイはなく

蛇足)
火の発見によって
行動時間と行動範囲がひろがり

ホモ族が
生物界の頂点っぽくなっただけで

(その前は、猛獣におびえて森の中で
ひっそり住んでた、連鎖の真ん中あたりの存在)
~~~~~

どうやら、
7万年前に
ホモ属のサピエンスだけに起こった
突然変異

それは
========
「物語」を創る能力を獲得した
========

ということだそうで、、、

これを「認知革命」とか言う


それは、もっと平たくいうと
「噂話ができる」

夜の洞窟で火を囲みながら
あるいは
昼の平原でドングリを茹でながら

言葉と言葉をくっつけて
ながい物語が語れるようになった

「ねえ、ねえ、あの人◯◯らしいよ」から
始まって、、、長ーく続く井戸端会議のような


(象にも、イルカにも、犬にも、サルにも
現状を表す短い言葉はあるけど、長い物語はない)


そう、今、巷にあふれる
「虚構の物語」が創れるようになった
わけです

その能力

そのチカラが
どう繋がって、今の地球の覇者たる
ホモ・サピエンスが繁栄したのか?

あるいは、、、そのチカラで
逆に、、、

~~~~~

長いので
つづくのです

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?