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57歳、初老、諦念間近 これからでも遅くないですか?自分を生きていいのですか?

57歳といえばりっぱなクソじじいである

20歳の頃は、30歳でさえも
頭の固い、クソじじいと感じていた

それが、アラサーをひとっとび
不惑の40代を華麗にスルーし

50代後半である
成熟したクソじじいである


♪ロックはもう卒業だとおまえは髪を切るのさ
お似合いだぜ、いい頭だな!♪
と、歌いながら、

世間には迎合しないつもりでいたのが
もはや、ズブズブの関係

忖度、そでの下、
利害、立ち回り、

立派な大人になった


そんな大人に
「本当の自分を生きると決める」と言われても

「はぁ?」なのである

「そんなん、自分を生きてるに決まってるじゃん!」
であり、

「だから、幸せなんだよ!大きなお世話!」と
むかつく


そもそも、
まぁまぁ楽しい人生だったな

バブル期も体験出来たし
踊り狂った夜もあったし

市営グラウンドの駐車場に停めた車の中で
手をつないで眠ったこともあったし


「ま、人生こんなもんだろー」
「しあわせだったんじゃない」


そんな諦念間近の男の人生を
かき乱す質問


「本当の自分を生きると決める」

とか、めんどくさいんだよ!

と、ほとほと困り果て
心の底からめんどうで、うざい



だが、この感情をかき乱される感覚は
どこからくるんだろう?

「ほんとうの自分を生きていたはず」と
思いたい自分がいる


そもそも
ほんとうの自分ってなんだよ?

「えー?おたく、今の自分が本当の自分じゃないって言うんですかい?」
と、心で毒づく


そんな
57歳、初老、諦念間近の男のドキュメント



#57歳 、初老、諦念間近 これからでも遅くないですか?自分を生きていいのですか?


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