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【カイゴのBOSS】その男60歳。在宅介護の日誌

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しっかりものの、「母がボケた、、、」 コントのような毎日と、悲しみと怒りが右往左往する日常
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#無意識

【そう決めているのは】

今日、母と 散歩に行ったが ​ いつもの 「歩行器」を わすれてしまった ​ クルマに 傘があったので ​ カサを杖代わりにして 歩いてみる ​ ​ 「意外とスタスタ歩く」 ​ 「◯◯でないと、▲▲」と 決めているのは ​ 誰でもない、オイラだったりする ​ ​ 「これは、こういうモノ」 そう決めて ​ そして、それで 何かを萎えさせていくのかも知れん

【かっぱえびせん的やめられない介護の訳】

まー、 ふつうに考えると ​ 「たいへんだねー」が ​ 介護してる人への 周囲からの見方かもしれない ​ (まーまー、その切り口から 会話に入るのが常識的なオトナ) ​ ​ しかし ワタクシ ​ 介護が「おもしろい」のである ​ ​ その理由が まず、前提として、、、 ​ ①母は、動けないわけでもない ======= ​ 寝たきりで、うんち垂れ流しだったら ちょっと(すごく)、めんどくさい ​ けど、すこしの介助でいいのである これは大きい ​ ​ ​ ②デイサービスに、週5

【意味のあることって?】

【意味のあることって?】 ​ 母を怒鳴りつけたのであります 昨夜のこと じつは ​ 一昨日、ワタクシ 母のタンスの引き出しを整理して ​ 夏の半袖 冬の長袖 ​ 上着・下着とか ​ 「よーし、コレで完璧だわー」と ヒトリで、悦に入ってたのです ​ ​ ・・・ ​ そして、昨晩、 母の寝る前の着替えをしようと 引き出しを開けると、、、 ​ 、、、 ​ 「なんだか、ちがってる、、、」 ​ パジャマが入ってたり 靴下があったり、、、 ​ そこで、、、 昼間に母がタンスを ごそごそし

ボケた母が楽な理由 <在宅介護生活まとめ その2>

ボケた母が楽な理由 <在宅介護生活まとめ その2> ​ 母が病院から家に帰ってきて 約2ヶ月 ​ これまでの変化を まとめておこうと思う ​ の、その2 ​ ======= <After> ー今の母の姿はとても自然だー ======= ​ ​ そもそも ワタシノ母に対する認識が 「哀れ」な人であった ​ (詳しくは、その1で) ​ ■積み上げたものが、失われていく ■衰退している ■忘れる ■覚えられない ​ それは、哀れ ​ ======= ほんとにそうだっけ? =====

ボケた母が苦しい理由 <在宅介護生活まとめ その1>

母が病院から家に帰ってきて 約2ヶ月 ​ これまでの変化を まとめておこうと思う ​ ​ ======= Before ボケた母が苦しい理由 ======= ​ ー母のボケ具合にイラつくワタシー ​ ■ホント色々忘れる ■覚えられない ■話の辻褄が合わない ■話に過去と今が混じっている (しっかりしてない、まさにボケ) ■「もう、死にたい」と言う ​ ​ ーその現実を見るワタシー ​ ○イラつく ○怒る ​ ======== どうして、こんなにイラつくんだろう? ======