Newポケモンスナップ~★1~4あるいはポーズ点について~

ハイスコアにおけるポーズ点についての基礎~どうでも良いような話を★毎につらつらと書き連ねていく。


ポーズ点の基礎知識

 ポーズ点は固定型と変動型がある。
固定型は500、750、950の3種類。
変動型は550、800、1000の3種類。 ※イルミナポケモンは+1000点する

 固定型はそのモーション中は常のそのポーズ点となることが多い。ハイスコアとしてはポーズ点を気にする必要が無いため非常に好まれる。
 変動型は変動のタイプも、モーションの中間で点数が最も高いものや、モーションの終盤で点数が最も高いもの、モーション中に点数が複数回上下するものがある。

 ハイスコアにおいては必ずしもポーズ点が1番高い時を撮れば良い・・・というわけではない。大きさ、向き、位置等の複合で1番点数が高くなるタイミングを撮る必要がある。

 そして非常に厄介なことにポーズ点は個体差がある。例えば、ある個体は変動型の800点ランダムモーションを取るが、別の個体はそのランダムモーションを取らない。あるいは、ある個体はリンゴを当てた時にポーズ点1000点が出るが、別の個体は500点しか出ない等。(例:★1キノココの変動型800点の回転ランダムモーションはフラワー前にいる個体や抜け道最後のキノココ達は行わない)

★1について

 ★1モーションは基本的にはプレイヤーが影響を与えない状態で撮影した写真である。
そのため、★1のポーズ点の大半は変動型の1000点である。
そして★1の変動型の1000点はランダムモーションである場合が多いので★1は嫌われる傾向にある。そして990点程度で妥協されることが多い。

変動型の1000点ランダムモーションの例

当然、変動型の800点も複数存在する。

変動型の800点ランダムモーションの例

 変動型の550点も存在するが、加点が少ないのでメリットは薄い・・・が、WR狙いになると必須になる。

変動型の550点ランダムモーションの例

 変動型においてもランダムモーションではなく特定イベントでのモーションを撮影するポケモンも複数存在する。
 このようなポケモンの撮影は比較的容易になる・・・代わりにほかの要素で激戦区になることが多い

変動型のイベントモーションの例

 撮影が容易である代わりに競争が激しくなり★1ムックルではほかのポケモン点として奥にいるアブリー3匹が誘導が必須となり、グレイシアはポーズ点、向き点、風景点の兼ね合いで1点での勝負となった。

 続いて固定型の場合、ポーズ点が500点と低くても他のポケモン点や風景点で盛ることができるとハイスコアで採用される。

固定型の500点で他のポケモン点で盛った例
固定型の500点で風景点+他のポケモン点で盛った例

 固定型の950点や750も存在するが数は少ない。
ビッパはランダムモーション、モウカザルはネオワン号から逃げる時のイベントモーション。

固定型の950点と750点の例

 なんと固定型450点のポケモンもいる。

固定型450点の例

 前述の通り★1モーションは基本的にはプレイヤーが影響を与えない状態で撮影した写真であるが・・・中には例外がいる。
 ★1モジャンボはサーチでのモーション、★1エーフィはリンゴを食べた後の伸びが変動型の1000点モーションである。これらは★1の中での数少ない癒し枠ではあるが、実際のところランダムモーションよりはましという程度でしかない。

プレイヤー誘発による変動型の1000点の例

「最後に★1の中での例外枠を2つ紹介する。

公園(昼)の★1ビビヨン

 1匹目が★1ビビヨン。ビビヨンの★の数はモーションによって決まるのではなく、そのビビヨンの種類によって決まる。そのため、★1判定される「はなぞののもよう」であり、他のポケモン点と風景点を稼ぐことができ、800点の変動型モーションで撮影することができる公園最後で撮影されている。
 その前は「ジャングルのもよう」が950点の固定型モーションで撮影されていた。

ジャングル(昼)の★1ビビヨン

 2匹目が★1サメハダーである。
★1サメハダーはかなり特殊で★2→★1になった瞬間に撮ることで★2モーションのポーズ点947点をそのまま★1に引き継いでいる。実質★2での撮影みたいなものである。
 また、これ以上少しでも撮影が遅れると一気にポーズ点が下がってしまう。

★1サメハダー

★2について

 ★1が基本的にはプレイヤーが影響を与えない状態で撮影した写真であったのに対して、★2はプレイヤーが影響を与えた状態で撮影した写真がほとんどである。
 具体的に言うとリンゴを当てた時のモーション、リンゴを食べてる時のモーション、食べた後のモーション、サーチを当てた時のモーションである。

変動型の1000点モーションの例

 ★2アマカジがリンゴを当てた時の1000点モーション、ニャースがリンゴを食べた後の喜び1000点モーション。このリンゴ当てと喜びが★2の9割を占める。
 一部800点モーションも存在する。200点損した気分になる。

変動型の800点モーションの例

 ごく一部、550点モーションも存在する。すごく損した気分になる。

変動型の550点モーションの例

 ただ、バイバニラに関してはもともと1000点モーションだったのに無理やり外に連れ出した末路だったりする。

★2バイバニラの旧構図

 また、イベント系も少ないながら存在する。
 ★2コダックはポーズ点が固定であり他のポケモン点も限定的なので1点刻みでの競争が繰り広げられていた。

★2の特定イベント例

 そんな比較的撮影が簡単な★2の中でも極一部ランダムモーションが紛れ込んでいる。★2ピジョットと★2タマゲタケである。特に★2ピジョットがこの構図になったのは最近のことで、★2ピジョットは長いこと抜け道(夜)のピジョットだった。
 ★2タマゲタケは誘導もできない上にランダムモーションなので苦行度が高い。 

★2のランダムモーションの例

 おまけとしてハイスコアでの要注意★2ポケモンを紹介する。
 1匹目が★2スバメ。ポーズ点が高くなるタイミングを撮影するのではなく、リンゴが当たった瞬間を撮影する。その理由としてポーズ点より向き点が優先になる。ポーズ点の最大が800点なのでポーズ点の恩恵が少ないため。

★2スバメ

 2匹目が★2キノココ。キノココはリンゴが当たった波紋が消えてから急激にポーズ点が上がることがある。キノココの場合、波紋が見えてる時に撮っても200点しか出ないが、波紋が消えてから撮ると1000点出る。ほとんどのポケモンは波紋がある時にポーズ点が高くなるため、キノココのようなタイプは高いポーズ点があることに気付けないことがある。

★2キノココ

 最後に、例のごとく★2ビビヨンも例外枠である。★1と同様に800点ランダムモーション+他のポケモン点+風景点となっている。違いは★2判定される「ていえんのもよう」であるということだけ。

★2ビビヨン

★3について

 比較的珍しい行動と言われるように写真の下にちょっとレアかも?と書かれているものが多い。あとはハッピーなきぶんも多い。
 固有のイベントで撮影できるものが多く、他のポケモン点が高いポケモンが多い。逆にイベントが用意されてないポケモンに関しては驚くほど低い点数しか撮れない場合もある。
 ★3バルジーナや★3タマゲタケは固有のイベントを持ち、他のポケモン点が高いため上手く撮れれば高得点で撮影可能。

高得点★3

 逆に、★3ウリムーや★3ニャースは大きさが1300点程度でしか撮れないため、4200点程度でしか撮れない。最低限プラチナは超えられるように調整されている感じ。

低得点★3

 そんな中、★3カバルドンはなんとランダムモーション。許すまじ。
いや・・・実は★3カバルドンも固有イベントが用意されていて高得点で他ることができるのだが、砂漠終盤の風景点+ランダムモーションのせいでランダムモーション撮影を強いられているだけ。
・・・★3ランダムモーションなんてものが無ければ良かったのでは?やはりランダムモーションが悪い。

★3カバルドン比較

 他には★3イベントを上手いこと利用して高得点を撮っているポケモンがいる。それが★3ドガースや★3ディグダである。
 ★3ドガースは本来ドガースとマルノームが近づいた時にドガースがマルノームに吸われるという★3マルノーム用のイベントを利用して撮影する。ドガースを誘導して角度と位置を調整してあげると低ポーズ点ながら他のポケモン点と風景点が合わさって高得点で撮ることができる。
 本来★3ディグダはサンドの移動イベントのルート上にディグダがいる時に発生する衝突イベントを撮影する。しかし、サンドとディグダを衝突させれば★3になるのではないかと予想し、サンドにリンゴを当てた時のジャンプをディグダにぶつけることでも★3判定になることを発見した。これにより構図の自由度が増し(難易度が上がり)、ディグダのポーズ点と他のポケモン点を増やすことに成功した。
 このように★3イベントの発生条件を解明すれば新しい構図が生まれるかもしれない。

★3ドガース&★3ディグダ

 おまけとしてお気に入りの★3写真を載せておく。どうしてこうなったという★3バチュルと★3アブリーである。
 ★3バチュルはいつの間にかフワンテ×2+バチュルが他のポケモン点として追加され、★3アブリーはムックルが2匹追加された。これが研究が進んだポケモンスナップのハイスコアである。

★3バチュル&★3アブリー

 最後に・・・★3ビビヨンについて。
★3ビビヨンは珍しく?ランダムモーションで撮らない。と言うより満足に撮れる個体がいない。そのため海上(夕)で撮れる高ポーズ点の単体ビビヨンがハイスコアの簡単枠で存在したのだが・・・ハイスコアの狂気により荒野(夜)で微更新された。どうして・・・。
 ハイスコアではよくある光景である。

★3ビビヨンの変遷

★4について

 ★3よりも珍しい行動であることが多い。ポケモン1種に対して1つ、多くても2,3種しか撮れないことがほとんど。撮影に手順が必要なものも多く、動画が無いと撮り方がわからないことが多いのが厄介。
 また★4も★3と同様に極端に点数が高いもの、低いものが存在する。
高得点の例としては★4ピィや★4ヌオーがある。他にも★4シキジカ、メブキジカ、ヘラクロス等々6000点を超えるものも多い。

高得点★4

 逆に点数が低いものは★4モジャンボや★4イーブイがある。いずれも現在発見されている唯一の★4であり、ポーズ点は変動型の1000点であるものの大きさが足りないため4500点程度でしか撮れない。もし新★4イベントが見つかれば大幅更新の可能性があるとも言える。

低得点★4

 発売からしばらく経っているのに新★4イベントが見つかることなんてあるのか?と言うと、ある。比較的最近見つかった★4構図はサンドやラムパルドがある。
 ★4サンドはそれまで砂漠(夜)の着地した姿を撮っていたが、荒野(夜)で出てくるサンドを着地前に撮れば風景が入る上に他のポケモン点も大きく盛れることを発見し、新★4構図発見となった。

★4サンドの変遷

 ★4ラムパルドはこれまでゲンガーへの突進イベントを撮影していたが、★4サザンドラに誘発されるラムパルドの崖下りイベントが★4イベントであり、他のポケモン点としてのサザンドラの点数が大きいことが発見された。このように発生条件が多少複雑で他のポケモン点が大きくなるようなイベントはまだまだ見逃されている可能性がある。攻略本の発売が待たれる(諦め)。

★4ラムパルドの変遷

 ★4の他の特徴として固有イベントが多いため点数を増やす方法として他のポケモン点をねじ込むことが多い。
 1番わかりやすいのは★4オーベムだろう。★4オーベムは単体しか撮れず、単体理論値5000点が撮れているポケモン・・・だったのだが、実はシンボラーをねじ込めることが発見されて単体理論値5000点の壁が突破されてしまった。ハイスコアにおいて単体理論値をぶっ壊そうという勢力がそこはかとなく存在する。みんな仲良く1位は許されないのだ。
 なお、現在残っている単体理論値5000点は★1アチャモと★2キャモメ。なお、★1アチャモに関しては単体理論値が破られるのは時間の問題というところまで来ている。

★4オーベムの変遷

 ★4で許しがたいポケモンが2種類いる。★4ホーホーと★4サメハダーである。
 ★4ホーホーは一言で言えば運ゲーである。ホーホーの降下イベント時に通常はポーズ750点であるのに対し、低確率でポーズ950点で降りてくる。時間にして1時間に1回あれば良いなという程度の確率。更に、この後ろにスワンナを入れることもできる。セットアップ作りも容易ではない。

★4ホーホー

 ★4サメハダーに関しては運ゲーよりもなお悪く、現行のバージョンではもう世界記録級の記録を撮ることができないと思われる。
 画像を見れば一目瞭然でポーズ点1000点のタイミングが変更された。変更により高得点を撮れるようになったのなら救いはあったが、実際はより低い点数しか撮れなくなってしまった。他にも★2ツンベアーでもポーズ点の変更がされて点数が下がった。しかし、★2ツンベアーは新たな発見もあり旧記録が更新されている。

(旧)                   (新)

 おまけとして★4ビビヨンも載せておく。例のごとく800点のランダムモーションであり、撮影場所はベースキャンプ。ネオワン号の風景点で点数を盛っている。

★4ビビヨン


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