「受験って意味あるの?」に対しての受験生に関わっている大学生の考え
FEIS運営のばしょうです。
FEISに関わってくれているメンバーは、
塾講師などで、実際の教育現場で活躍する人も多いと思うので、
今回は、「受験する意味」と言うテーマで書いていこうと思います。
いろいろあるな~と思うんですが、その中のひとつに、
「負けパターンからの脱却」があります。
自分の負けパターンを知って、それを克服する物語を作ることができれば、
大学生になってから何かに挑戦しようとしたときに、その経験が生きてくるのです。
受験は、心理戦です。
期限が決められているので、その期間内で正しい勉強法を実践して、
勉強をこなすことができれば、理論上は合格できるはずです。
ですが、計画通りにすべて進めることができる受験生はそういないですよね。
勉強していると、いろんな誘惑があって、それに負けてしまったり、
自分の弱さが露骨に出てきます。
ついつい食べ過ぎてしまったり、寝すぎてしまったり、
それ以外でも、漫画やゲームなど、誘惑と言う誘惑にあふれています。
今だとスマホ触りたいみたいな強烈な誘惑があるわけです。
勉強している時に、あれこれしたいという、
「もやもやした感覚」が出てきます。
これは、問題を解いている時でもそうです。
数学の問題を解いている時だと、
問題を解いている時に、「なんかこの解法間違ってる気がするな」みたいな謎の違和感が出てくるときがあります。
で、その「もやもや感」を解消したくて、「いいや、このままいっちゃえ!」ってそのまま解き進めると、意味わからん計算がでてきて詰まっちゃう、
ってことがあります。
国語の問題でもそうです。
①~⑤の選択肢を選ぶときに、
「最初は①にしていたけど、やっぱり⑤な気がするな~」
みたいな「もやもや感」が出てきて、
「やっぱ⑤だよね!問題文のここに書いてるし!」と、そのもやもやを解消するために自己説得に走るってことがあります。
その時って、自分の頭の中だけで考えてしまってるんですよね。
自分の考えの系の外の視点、つまり筆者の視点から考えることができると大抵解決します。
さっきの数学の例だと、(1)の問題を使ったら簡単に解けるみたいなことがあります。
国語でも、筆者はひっかけるために残りの4つの選択肢を作るとか言ったりしますよね。
「もやもや感」が出てきた時に、この系の外の視点に立って行動することで、負けパターンは克服できるのです。
日常でも、いろんなところで「もやもや感」が出てきますが、
その問題の解き方は、受験勉強の問題の解き方や、受験生の誘惑の絶ち方と同じなのです。
もやもやした時には、もやもやを解消するのではなく、
一旦、自分より高い視点を持った人の話を聴くことで、
自分の系の外の視点で考えることができます。
これまで、FEISでも社会人顧問の佐藤先生だったり、
樫原さんにたくさんお話してもらっていて、
その音声や動画なども配信していけたらと思いますので
またnoteやTwitter、Facebookなどチェックしてもらえたらと思います。
それでは、ありがとうございました。
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