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【開催報告】Winter School 2020

1月18日、19日の二日間にかけてWinter School 2020を開催しました。この記事では、イベントの様子を新メンバーのサンウ目線でお伝えしたいと思います!

みなさん、はじめまして!
昨年12月からFEIS運営に加わりました4年生のサンウです。
代表の高山とはAIESECという団体に所属していたときに一緒に活動していました!4年生就活だけだとなんか物足りないなあと感じていたときに、高山から運営メンバーのお誘いを受け、今に至ります!

主にFEISではイベントの広報やコンテンツの作成に加わったりしています!ぜひ皆さんともFEIS Schoolでお会いしたいと思っております!

前置きが長くなりましたが、早速Winter schoolのレポートに入っていきたいと思います!!

1.Winter Schoolの位置づけ

あの子にもっと成長してほしいけど、
どう指導したらいいかわからない。
この人にもっとこう変わってほしいけど、
どう伝えたらいいかわからない。

部活、サークル、学生団体、アルバイトなどの課外活動において、このような問題に直面したことがある人は少なくないと思います。言い換えれば、後輩 / 同期 / 先輩といった「人に帰着する問題」というのは、あらゆる組織に起こりうるということです。

こんなにもよく起こる現象なのにも関わらず、解決法を学ぶ場はなかなかありませんでした。そこで、今回の冬プログラムでは

「人の行動を変えるための、教え育てる力」

をテーマにスクールを開催しました。
中でも

「活動を通じて教える方法」
「対話を通じて教える方法」

の2つについて、理論と実践を交えながら研修を行いました。
講師はFEISの社会人顧問である佐藤先生です!僕も参加者の1人でしたので、皆さんと同じ目線でレポートしていけたらと思います!

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2.自己紹介タイム

年4回行われるFEISのプログラムには様々なコミュニティに所属する人たちが集まります。

今回のプログラムでも学生団体やサークル、大学のプロジェクトなど様々なチームに所属する16人の参加者が集まりました。まずは二日間ともに学び、刺激しあう新たな仲間との自己紹介を行いました。

全体ファシリテーションの高山(FEIS代表)による軽快なトークと個性あふれる参加者の自己紹介によって、緊張が漂っていた会場も一気に温かい場となりました。

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3.ランチ企画🍚

自己紹介のあとはお昼ごはんの時間です🍚

みんなでごはんを食べに行くだけでも十分楽しいですが、FEISはそこでは終わりません。ランチ企画に命をかけるFEIS運営のマヒロくんが自ら立ち上がり、お店選びを抽選会にしてしまいました!

「一人ひとりが会場付近(阪大石橋駅)で食べたいお店を選び、その中からくじで引いたお店へいく」というスリル満点な企画を提案してくれました。

幸いにも”ハズレ”のようなお店を引き当てたアンラッキーグループはいなかったので良かったですが、、(笑)


みなさんフランクな会話から自己紹介では話せなかった深い話まで、色々と盛り上がったようで、非常に有意義な時間となりました。(#ランチ企画のおかげか⁉)

(あとあと聞いてみるとお店の候補に「まねきねこ(カラオケボックスの名称)」と記入してた猛者もいたようです。笑)

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4.コーチング研修

さてさて!
自己紹介タイムやランチ企画を通じて参加者同士が仲良くなってきたところで、研修の中身に入っていきたいと思います。

まず最初は、対話を通じて人を育てる方法として「コーチング」研修を行いました。

コーチングという言葉は聞いたことはありますが、『明確な定義や理論を学ばず、我流でやってしまいがち』というのはよくある話だと思います。

「自分で考え、答えを探し、決めさせる」

というコーチングにおける基本姿勢をもとに、具体的なコーチングの方法の学習とロールプレイングによる実践を行いました。

写真は参加者同士でペアになって一方(上司役)がもう一方(部下役)に対してコーチングを行っている様子です。

―――<高山録>―――
実は最初の自己紹介でやや滑りをかまし、
内心焦っていた高山です。
なんとかランチ企画に救われ、コーチングの実践タイムでは皆さん前乗りで話し始めてくれました。心の中で泣きました。

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5.OJT研修

次に今回のスクールのメインコンテンツでもある「OJT」研修を行いました。これは、トレーニングや研修を通じて教える方法にあたります。
(※OJTとは| On the Job Trainingの略)

実は僕、

「仕事や活動を通じてなにかを教える」とあるので、
『現場で先輩が後輩と働きながら技術を学ばせたり、成長を促すことだよね?』とざっくりとしたイメージがあり、それこそアドリブの世界だと思っていました。

しかし、OJTにも一定の体系化された理論があります。
例えば、一人の後輩をOJTによって育成するに場合においても

①対象者の現状を分析する
(行動の軸と言語化の軸を用いたマトリクス分析)
②スモールステップ理論を用いた細やかな成長設計
③対象者の行動に対しての適切なフィードバック方法

など、ここではざっくりとしか紹介できませんが、理論を勉強してみると結構奥が深いです。

僕の所感ですが、OJTは複数の理論や技法を組み合わせて実践を行う必要があるので、コーチングよりも難易度が高く感じられました。

参加者のみなさんも時にはうまくいかない状況に対して思考錯誤しながら研修に必死でしがみついていっている姿勢が見れました!

―――<高山録>―――
こんにちは。早速出番が終わり、後ろでお菓子をボリボリ食べていた高山です。本当にこのOJTの研修は『わかっていても、できない』に苦しめられる、癖のある内容だったなと思います。1人一人が「今の自分にかけているピース」を見つけて、それを克服することをまずは目指していきましょう!

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6.実行計画の作成

今回のスクール参加者の皆さんは、自分が所属する組織やチームに対する想い(理想や問題意識)から参加を決意した人が多数いました。

その想いの下、このスクールでオリジナルテキストを用いて「人を育てる方法」について学びました。

っと、ココで終わってしまうのがこれまでのFEISでした。しかし、それでは「学んで終わり問題」が残ってしまいます。(学んだきりで実践まで落とし込めないこと)
この問題の原因はシンプルで、「学びを整理し、実践まで落とし込む作業」を参加者任せにしていたからです。しかし、この作業がある意味一番タフであり、苦労を要する部分なはずでした。

そこで、『きちんと実践の手前までフォローしよう』と新しく試みたのが、最後の実践計画の時間だったわけです。二日間の学びを必ず自分の組織での活動持ち帰ってほしい、という強い願いが伝わってきますね。

実行計画作成のワークでは
自分が変えたい/育てたい具体的な人物に対して、学んだ理論を使ってアクションプランニングを立てました。個人的に、模造紙にアウトプットできたのがよかったです。

ここでは「もっと(ワークの)時間がほしい」という声や、参加者同士のアウトプットのブラッシュアップなど主体的な学びの姿勢が見られたことが印象的でした。

―――<高山録>―――
最後のコンテンツを担当していた高山です。
佐藤先生の研修に続き、計画立ての時間まで白熱した空気が続きました。
結果的に「懇親会を1時間削る」という、全てのご飯好きを敵に回す判断を下しました。

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7.なんとFEIS OGから・・・!!!

以上、ざっくりとではありますが、Winter Schoolの開催報告とさせと頂きたいと思いま、、、、、、っと、


ここで、ビッグニュースが入りました!!

今回のWinter School の様子がFEIS OGの嶋田さんに届き、『この研修内容に感銘をうけた。もっと多くの人に届けてほしい!』というメッセージと共に、ご寄付を頂きました!!!!

嶋田さんはFEIS幻の一期生であり、現在は東京のコンサルティング会社でお仕事をされています。初めての寄付という応援に、会場は勿論、運営までどよめきました。改めてこの場を借りてお礼をさせていただきたいです!

嶋田さん本当にありがとうございました。
頂いたご寄附は大切に今後のFEIS活動に活用させていただきます。

8.さいごに

さんうからバトンタッチしました、高山です。
皆さん、ここまでお読みいただきありがとうございました。

実をいうと、これまで写真を撮ったり、日記を残す価値があまり分かっていませんでした。しかし、FEISを通じてnoteや写真の形で思い出を記録するうちに、その価値が分かったように思います。

きっとそれは、「未来への贈り物」なんだと思います。
未来の自分にとっては過去を楽しむための仕掛けになり、これから読む誰かにとっては「想像で誰かの世界を楽しむ」仕掛けなんだなと。

なので、
今これを読んでいるあなたが、次のFEISのイベント参加を迷っているあなたが、本記事を通して「FEISの空気や様子」を想像して味わえれば幸いです。

更に空気感を味わいたい方へ
「参加者の声」を集めてみました!

【ホントに最後に】【お知らせ!】
2月23日 - 24日の2日間をかけ、
FEIS2019年度の最後のイベント、FEIS Spring Campを開催します。
新大阪のホテルを借りて、一泊二日の熱気あふれる2日間をご提供します。
少しでも興味のある方は、イベントページをご覧ください!(下にあります)

Spring バナー.001

⇧イベントページ⇧

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScSjJvVh9Te3yXT6VlA44qsG9PDaJAlcNSAxDicGi1nFHzDHQ/viewform

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