劇場で見た映画の記録(2024下半期)
FEELCYCLEとは関係のない記事です!
最近観た映画の感想 ※随時更新
熱烈
本編前のスタジオロゴ(ワーナーとかユニバーサルみたいなやつ)にまず度肝を抜かれる。こんなに色々な会社のロゴアニメを見たのは初めてw
主演の男の子、すごく綺麗な顔してる。ダンスシーンは凝ったカメラワークだが、シンプルに全体を見せてほしい瞬間も。登場人物は中国語を話しているけれど、全員がなぜか初めて会った気がしない、不思議と愛着がわく良キャスト。特に丁雷コーチ、ダメっぷりが愛しい。練習風景とかとても良かった。画面に映る製品にめっちゃモザイクかかっていたり、杭州が未来都市になっていたり、「…これは一体なんだ?」と中国カルチャーに面くらいつつ、それでも爽やかな後味が残る王道のスポ根、青春映画だった。
花様年華
古き良き香港の空気をたっぷりと味わえるアート映画。一言で言えば「絶対に一線を超えないがゆえに美しさすら感じる不倫ごっこ」だが、その筋を追うのすら大変で、やはりカンヌが絶賛する作品は難しいの法則。家で見ていたら早送りして、何が何だか分からなかったかもしれない。我慢して最後まで見ることで、通好みの味わいが残る作品。
主演のマギー・チャンがとにかく美しく、彼女の立ち居振る舞いに釘付け。メイクや、髪型も、すごくレトロなのに、美しい人はいつの時代も美しい。髪をばっちりセットしたトニー・レオンもかっこよかった。「花様年華」のような世界観で、とかよく話題に上がるので、履修できてよかった。
フォールガイ
ライアン・ゴズリング主演の「コメディ映画」・・・で合ってますか!?かなりベタに笑わせにくるけれど、アクションが本気で本格的なので、これは笑っていいのやら、いけないのやら、という気持ちに。笑 新旧の映画ネタが盛りだくさんで、正直わからない部分も。「コミコン」のくだりが気になるので有識者の解説待ち。ライアン・ゴズリングの滲み出る人柄の良さや憎めなさが良き。映画の撮影現場に関わっている人が見ると、また違った感想を持つのかもしれません。スタントマン(ウーマン)って本当にすごい!
ツイスターズ
96年の映画「ツイスター」の続編で、竜巻とそれを追う気象学者達の物語。前作は見ていなくても全く問題なし。「竜巻といえばオズの魔法使い」の予備知識があれば充分◎
パニック映画的な宣伝をされているけれど、自然の恐ろしさや、命の尊さ、災害の被災者に目を向けた良作だと思う。ヒロインがとても可愛い、グレン・パウエルのモテ男っぷりがすごくいい、劇中歌も全部良い。空き時間にふらりと見たが、面白かった。
→アマプラにて前作を鑑賞。牛が飛ぶシーン覚えてる!子供の頃に見ました。前作も緊張感あって良いが、アップデートされた現代版のヒロインが◎
インサイドヘッド2
相変わらずオープニングのテンポの良さに舌を巻く。1を見ていなくても楽しめる。見ているとよりライリーに感情移入ができる。いつもポジティブでいるのも大変で、というヨロコビには全米が共感。笑 ホッケー場に差し込む光、スティックの手触り。プレイする純粋な喜びを噛み締める姿に涙腺崩壊。子供が見ても楽しいけれど、この映画の本当の良さがわかるのは大人。かつては誇れていた自分、好きだった自分を見失い、気負って、背伸びして、先走って...はぁぁ共感する部分多数。良かったです。
怪盗グルーのミニオン超変身
予告編から想像した内容とは少し違った。グルーJr.は特に活躍しない。これまでのキャラクターが大集合で、過去の小ネタもてんこ盛りなので、シリーズを全部見ていた方が楽しめそう。ミニオンのどたばたが今回はリアルに迷惑かけていたも入り込めなかった理由の一つ。子供たちは大喜び、劇場でも笑ってるキッズが大勢いました。
ルックバック
これはすごいものを見てしまった。わずか60分間の上映時間の間に、何度も心を揺さぶられた。自分が好きなもを誰かに認めてもらえるのって嬉しい、本当に嬉しいよね。そして、それを分かち合える幸せを知っている。だから、思わず、涙がでちゃった。
日本の田園風景、子供部屋、小学校。自分の経験とは違うのに、どこか懐かしさを感じる世界。原作もすごかったけど、映像も良かった。藤野の声もハマってた。60分1700円、各種割引の対象外だけれど、これは是非劇場で観てもらいたいな。
九十歳。何がめでたい
病院の待合室で読んで吹き出した覚えがある。映画も面白かった。佐藤愛子先生が痛快。草笛光子さんがチャーミング。脇を固める俳優陣も素晴らしかった。知性とユーモア、そしてちょっぴりの毒。私も強く生きていきたい。笑
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