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意外にかかる「受験」の費用【大学受験】

だんだんと季節が冬めいてきました。

冬と言えば、受験シーズン。

今日は、昨年経験した長男の大学受験から知った、「大学受験とお金の話」を書きます。


大学受験と言えば、自分自身が受験生だった時の記憶がナマナマしくあったものですから、そんな感じかと思っていましたが、実際はかなり違いました。こんなに違うの?というくらい違いました。

何が違うかというと、

「受験方法がたくさんある」

なのです。

私の頃は、「一般入試」一つでした。(30年前の話です)

ですが、今は、私立大学の場合、同じ大学の同じ学部・学科でも

①一般入試(3教科型or2教科型)
②英語の外部利用入試(英語は英検とか)
③共通テスト利用(単独)(共通テストの点数で合格)
④共通テスト利用(併用)(共通テスト1or2教科の点数と試験の合計で合格)

こんなにあるのです。ここにプラスして推薦入試もあります。(推薦入試も受け方が複数あります)

しかも、共通テスト(以前はセンター試験という名前でした)の前に出願する学校もあれば、共通テストの自己採点が終わった後に出願する大学もあります。(両方可能な大学もあります)

チャンスが増えるならば、と同じ大学を複数回受験することもあります。

そして、国公立大学も

①推薦
②前期
③中期
④後期

とあります。学校によっては「⑤総合選抜」(学部ではなく全体で募集)なんてのもあります。

私の知ってるだけでもこんなにあります。

だから、

「国公立大学2校+私立大学3校」

を受けるような計画を立てた場合、スケジュールがかなりタイトになるんです。(割と一般的なプランじゃないかしら?)

さらに、共通テストや私立大学の結果を見て志望校を変更する場合など、リアルタイムで計画が変更となることもありました。

また、我が家のように田舎だと受験は宿泊が多くなります。

「宿泊予約を承りました。」
「宿泊予約をキャンセルしました。」

当時のメールボックスがひたすらこんなメールばかりになってしまいました。

「受験のチャンスが多くていいね!」という気持ちもあるのですが、スケジュールが混み合い、そして、なんと言っても

受験料は1回ずつかかる。

のです。

私立大学は1回3万円くらいかかりますし、交通費と宿泊費も発生します。

私立大学を3校受けて、1校につき3種類の受験をしたら、受験料だけで30万円くらいになります。(セット割もあったりしますが)
そこに、交通費と宿泊費が必要に応じてかかるわけです。
そして、プラスして国公立の受験もあるわけです。

まだ大学進学してないのにそんなにかかるわけです。

もはや大学は受験料で稼いでるのかな、という気持ちにすらなってきます。

「大学受験」。意外とお金がかかります。

お金の話はここまでです。

そうは言っても、受験期の心配事はお金の心配ではありませんでした。

親心としては、もうハラハラドキドキ、いや、そんな生易しいものではなく、正直言うと、毎日心臓バクバクで生きた心地がしないような気持の時もありました。

受験生の親のみなさま。本当にお疲れ様です。
心からのエールを送ります。


お読みいただきありがとうございます。
今日も皆様がステキな一日を過ごせますように。


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