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なんでもかんでも写真に残しておきたい病なもので

今日は28℃まで気温が上がってとても暑い日でした。

太陽さんさんとお天気が良いことは嬉しい。けれど、紫外線の槍が真上から降り注ぐ中で上を向いて歩く気にもならなくて、半歩先のアスファルトの上、日傘と自分の影を追いながら歩いていたのですよ。

影を見つめながらぼけっと歩いていたら、後ろからものすごい勢いで、今度は本当に槍の形をしたものがぐわぁと差し迫ってきたのです。思わず肩をすくめる程の勢いでした。

槍たちは、日傘の影よりも奥のレイヤーと言うのでしょうか。遠くの方から迫ってきているもので、それが頭上を通り過ぎていく鳥の群れだと気づいたのは2,3秒後でした。

日傘を傾けて空を見上げると、鳥たちは綺麗なV字編隊で飛んで行きました。何の鳥かはわからなかったけど。

それで、うわあ〜すごいな〜と心が嬉しくなって、その直後、「写真撮っとけばよかった!」。一瞬で感動から後悔へと意識を移してしまっておりました。せっかく心震えるような体験をしたのに、持続性無さすぎない?


さまざまな瞬間を切り取って、目に見える形として残しておくことができる写真は本当に素晴らしいものだと思う。それに加えて、形に残せなかったものも、自分の体験として体と心にストックしておけるようにしよう、と感じたイチニチでした。



※冒頭画像はみんなのフォトギャラリーより、アトリエラムレーズン様のイラストをお借りいたしております。









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