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英検準2級一次終了。英作文で単語が分からず撃沈?(中1)

前回記事が重かったので、今回は軽めの話題を。

娘トラが英検準2級の筆記試験を受けてきた。
手ごたえを尋ねると、「ダメだった。」とのこと。
能天気な子だけに「まぁまぁ出来た」と言っても信用ならないが、ダメと言うからにはきっとダメなのだろう。

主な原因は、力を入れていたはずのライティング(英作文)だと言う。
たった1問で配点の1/3を占める上、他の正答率が悪くてもライティングの出来が良ければ合格すると聞き、練習を重ねたはずだった。

ところが本番では、問題文中の単語"factory" の意味がわからないという致命的な事態に💧

Do you think it is good for schools to take their students to food factories for study?
英検準2級ライティングQUESTION

まさか質問の意味でつまづくとは想定せず、"Yes"で答える文章ばかりを練習したのがまずかった。

肝心なfactoryが意味不明とあっては、factoryに触れずに済む"No"文で答えるしかない。
そこでトラは、

「生徒は勉強が忙しいので、food factoriesよりも数学や英語に時間を使った方が良い。」

といった文で無理矢理50単語を埋めてきたそうだ。

当初はそれでも何点か取れるだろうとたかをくくっていた私も、こうして改めて問題文を眺めると、どうも的外れな気がしてきた。

問題文は
it is good for student〜(生徒にとって)
ではなく
it is good for schools〜(学校にとって)
と尋ねている。
引っ掛け問題のような気もするが、これって学校を主語とした解答を期待されているのではないだろうか?

問題文には「解答がQUESTIONに対応していないと判断された時は0点もあり得る」としっかり明記されており、私の悪い予感が当たらなければ良いのだが・・・。

もっとも、他の問題もあまり期待はできない。
トラは問題冊子に解答をメモして来なかった(そういう所も能天気💢)ため自己採点はできないのだが、覚えているものだけで答え合わせをしたところ、正答率は5割ほど。

トラは「2級も準2級も、今回はすごく難しかったって先生が驚いてたんだよ!」と言い訳をしていたが、ならば尚のこと合格は遠のく。

かつての記事で「新学習指導要領に合わせ級位レベルが1つずつスライド」と紹介したが、もしかするとあれは過渡期の話であり、今後は級の出題そのものを難化させていく方針なのかもしれない。

ところで学校での受検が初めてのトラは、同じ級を受けた同級生らに色々と刺激を受けてきたようだ。
中でも自慢屋と噂に聞いていたA子のことを、「発言が地雷踏んでて噂通りの子だった。」とトラにしては珍しく毒づくのだ。

というのも検定終了後、皆が口々に「難しかった〜」とため息をつく中、A子は「え〜めっちゃ簡単だったよ?私たぶん合格しちゃったわ。」と言いひんしゅくを買っていたのだとか。

準2級を受ける子は皆それなりに英語にプライドがあるのに、神経を逆撫でするようなことを言って空気読めなさ過ぎ。
そういった場面では、たとえ自信があっても場の空気に合わせるのが女子というものだとトラは言う。

「A子は成績が常にトップだと聞いてるのに、何でそんな簡単なことがわからないんだろう。」

と不思議がっていたが、それはおそらく空気を読む能力と引き換えに得た高IQであり、身近な所では近所のHママやあなたの父親にもその傾向があるとはさすがに言えなかった私である。

ともあれ、少し前までのトラは他人の自慢など気にもしなかった(気づかなかった?)のだから、随分成長したものだ。
最近はますます夫に似てきて将来が心配だったが、いつの間にか女子らしくなってきたではないか。
それは凡人の証でもあるけれど、普通から外れることで背負う生きづらさを思うと、ひとまずホッとしてしまう凡人母なのだった。

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