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第Ⅰ部 2. 造血幹細胞移植の流れ

以下にまず、造血幹細胞移植の流れと、私の実際に体験したスケジュールをまとめましたので、ご覧ください。

造血幹細胞移植の流れ

これで、2ヶ月と少し、移植に伴う入院としてはやや短い方だと思います。では通常の期間だとどのくらいになるのでしょうか。

【参考資料;移植の流れ】
私がお世話になった岡山大学病院の説明ページです。
http://www.hsc.okayama-u.ac.jp/zouketsu/roadmap

これについては、移植時の体調などによっても、あるいは病気の種類によっても、違うと思いますが、以下にいくつかの「長くなる可能性のある要素」を入れておきます。

1) 移植以前に、抗がん剤治療が入る場合(白血病など)
2) 検査の結果、移植前に何らかの治療を行わなければいけないことが判明した場合(歯の病気や感染症など)
3) 移植後、急性GVHDや感染症にて状態が悪い場合

以下に、上記図のそれぞれの項目について、もう少し詳しく説明します

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おひとりさまが増えている現在ですが、病気をして、闘病、ということになるとまだまだ社会は対応できていないことが多いと思います。 血液疾患で造血幹細胞移植を行った私が体験したことを、そんな方の参考になれば、という思いで、まとめることに致しました。

※こちらの記事は、決して「おひとりさま」での移植をおすすめるものではありません。家族の手助けがあるのなら、それに越したことはありません。 …

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。お役に立ちましたら幸いです。 *家飲みを、もっと美味しく簡単に*