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世の中そんなに甘くない 3/20の日記

びっくりしたのだが明日は祝日らしい。
暦通りの仕事についているわけではないので祝日を認識しないことは往々にしてあるのだけれど、明日病院へ行ってあれこれ手続きをしなくてはいけなかったのがこれで完全にパーになった。
さらにその手続きというのが23日までに終了していなくてはいけないので、実質もうどうにもならないのである。

何に驚いたかというと、実は今日病院までは行っていたのである。
待ち時間の長いところなのでのんびりと待っていたのだが、ふと時計を見ると病院の診察時間を30分ほど過ぎてしまっていた。
ただでさえそれなりの手続きを頼まなくてはいけない上に、自分を含めてあと三人ほどの診察が待っている。
そのことに耐えきれなくなり、途中で帰ってしまったのだ。
この選択により手続きそのものが完全に止まってしまった。

恐らくこれで損をするのは私だけであり、書類をよく読んでいるとそもそも提出しなくてもいいようなものである。
(ような気がする、そうあってほしいと思いながら読んだからそう見えるだけかもしれないけれど)
これって私が悪いのか。

私が悪いのはわかっているが。

明日が祝日であり、祝日の前日が締め切りであったこと。
手続きをしに来たら思いのほか人がたくさんおり、いたたまれなくなったこと。
これらすべてが偶然重なった結果、諸々の手続きが止まってしまった。

私は「なんか営業時間も過ぎてるのにあまりたくさんの事を頼むのも気が進まないな、今日はやめて明日また来よう」くらいに思っていたのに、まさかここまでしっかりと歯車が組み合わさっていたとは。

「世の中案外適当にやってもうまくいく」
と巷では言われているけれども、私はまれにこういったガチガチに決まったパズルのピースを一つ無くしてしまいすべてが完成しなくなってしまった。
という出来事に出くわす。
彼らが楽天的であり、うまくいかなかったことが目に入らなかったり、偶然にも落とし穴を回避し続けた結果適当にうまくいっているのだろうか。
けれど失敗続きでどん底まで転落し、私よりもひどい苦労を重ねてなおそれを発言している人も知っている。
逆に私たちが悲観的過ぎて、しもしていない失敗を想像しあれもこれもうまくいっていない、ただの溝にも引っ掛かって転びそうになっているだけなのだろうか。

世の中そんなに甘くない、は下から見上げてもそう言えることがある。

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