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コロナで日本の会社も成果主義に?!あなたの職場、何がどうなる?提言4つ

コロナの影響で、日本企業も成果主義になっていくだろうと言われていますね。

でも、成果主義が導入されたら職場がどうなるのか、今ひとつピンとこない人も多いのでは?

そんなあなたのために、年功序列の「日系大企業」から、成果主義の「”準”外資系企業」に転職し(そして痛い目に遭った)私が、これから日本の職場がどうなっていくのか、傾向と対策を説明したいと思います。

私の勤務先について

私の勤務先ですが、本社は日本にあり、社長は今のところ日本人で、多数派は日本人・・・つまり、一応「日系企業」ではあります。

しかし、外資系の資本も入っており、純粋な日系企業ではありません。

外国人が普通に社内をウロウロし、英語ができないと人権がなく、海外経験がないと肩身の狭い思いをする会社です。

社内カルチャーはかなり外資寄りですが、その一方で、日本企業の古い体質も引きずっていると思っています。

日本人がトップでありながら、成果主義と欧米流を取り入れるとどうなるのか。

私の勤務先の例から、探っていきたいと思います。

成果主義の会社の特徴(1):攻撃的な人が多い

とにかくウチは攻撃的な人、よく言えば議論好きの人が多いです。

普通の日本人的には心が折れるような言葉が、ガンガン飛んできます。

私も入社したての頃は心がボキボキ折れていました。

普通の日系企業なら、空気を読んで封印しておくような、直接的な言葉が普通に飛び交います。

また、「僭越ながら申し上げます」的な、クッション言葉もあまり使いません。

まぁ、まったく使わないわけではないですが、なにしろ成果主義の下ではクッション言葉なんて非効率の塊でしかないわけです。

ダイレクトな物言いにいちいち傷つかず、意図を深く勘ぐらず、「こいつら、心を持たない議論マシーンだ」ぐらいに思っておいた方が良いです。

成果主義の会社の特徴(2):平社員もしっかり発言することが求められる

これは「(1)攻撃的な人が多い」の裏返しでもありますが、みんながズケズケ言う会社は、役職にかかわらず発言しやすい会社、とも言えます。

自分の意見をしっかり持っている人にとっては理想的な環境ではないでしょうか。

その一方で、自分の意見がない人はバカ扱いされてしまうので、かなりキツイです。

残念ながら、日本人は「空気を読む」ことは得意ですが、「自分の意見を持つ」ことが苦手な人が多いと思います。

そんな日本人が成果主義に慣れるためには、まずは自分の意見を持つ練習をすべきです。

そして、自分の意見をしっかり持つためには、普段から社内外の情報/知識を自分で学び、考えることが大事です。

また、自分の意見をしっかり論理立てて説明できるよう、必要であれば簡単なカンペなども活用し、発言の機会に備える方が良いと思います。

成果主義の会社の特徴(3):個人主義

ウチはとにかく個人主義です。

隣のA男さんの趣味とか、向かいのB子さんの余暇の過ごし方とか、業務に一切関係ないし知る必要もない。

というか、仕事が忙しすぎて噂話の暇もない。

そういう社員は多いです。

まぁ、ここは部署と人によりますので、中にはお互いのプライベート情報もよく知っている社員もいます。

私が今いる部署は社内結婚もあったぐらいなので、世間話ぐらいはする余裕(??)はあると言えるでしょう。

その一方で、病気で人知れず孤独死してしまった30代独身社員もいるので、比較的他人に興味を持たない社風なのは間違いないと思います。

日本人って小さい頃から、あるひとつの所(学校とか)で居場所がないと絶望してしまいがちですが、成果主義の会社で、同じ思考回路だとヤバいです。

成果主義の会社は、居場所を見つけるところではありません。

ただのATMマシーンです。

しかし、人間って社会的動物なんで、人とのつながりが不足すると精神を病みやすいんです。

よって、会社と家の往復しかしてない人は病気予備軍です。

解決策は、会社が成果主義に完全移行する前に、会社以外のコミュニティを作ること。

短期間で手軽に多くの人とつながれるので、TwitterやInstagramなどのSNSを始めるのがおすすめです。

まずは、私れーまとつながってみるのも良いですよ。↓

成果主義の会社の特徴(4):病人が多い

笑い話じゃないんですがうちは病人が多いです。

転職して最初に入った部署では、うつ病をはじめ、様々な病気と、病気予備軍の社員がいました。

仕事中に泣き出し、保健室に駆け込む同僚もいました。

保健室を時々訪れては、血圧が高いといって喜んでいる(?)上司もいました。

一度は倒れたり入院するのが男(女)の勲章だ、みたいな雰囲気がなんとなくあります。

そんな雰囲気・・・みんな、のまれたらアカンで。

対策としては、上に書いたように、会社以外に居場所を作ること。

また、たとえ給料が下がっても、上司に睨まれても、定時に帰る勇気を持つこと。

早く帰って、家でゆっくりご飯を食べたり、家族と過ごしたり、将来に備えて英語やITスキルなどの勉強をしてください。

そして、どうしようもなくなったら、さっさと逃げ出す勇気も持つべきです。

最後に

従来、日本企業は、社員を「家族」として扱ってきました。

ビジネス雑誌では「メンバーシップ型雇用」なんて言われたりします。

ようは、お前のプライバシーも人権もぜんぶ俺に渡せ!

その代わり、一生面倒見てやるぜ!的な感じですね。

でも、成果主義ではそれは通用しません。

会社は居場所ではなく、ただのATMマシーン化していきます。

個人個人がしっかりと意見を持ち、主張し、自分の人生は自分で面倒を見ることが求められます。

「成果主義」について書いたこの記事が、あなたの役に立つことを心から願っています。

それでは!

直接私と話してみたい方は、↓まで!



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