ジュディット・ホテル

17分の短編映画なのに、壮大な物語を観た気がする。

「夢と現実は区別できる?」

不眠症のレニが訪れた場所は、殺してくれるホテル。ジュディット・ホテル。

ずっと青ボールペンをなめてるルイの狂い具合が最高。
急に大きな声を出すところや、距離の詰め方も。

そして嘘しか言わないルーシー。鏡で自分の顔をずっと見てる。

ベジタリアンの食事を頼んだルイに、グロテスクな生肉と卵の料理が。

チョコレートがまずかったのは何だったんだろう。


1番グッときたのは、ウェイトレスが睡眠薬を持ってきて、それをレニが拒否したときのスピード感。ぐいっと引き込まれた。

赤い短いメイド服を着たウェイトレスが、チェーンソーや猟銃、かなづちを持って歩いてくるシーンは本当に圧巻で、美しくて、これを観ることができただけで、この映画の価値はあったなと思った。
あのメイドのサディズム的な表情。

最後の落とし方も絶望的。
いやもー大好き~最高

いいなと思ったら応援しよう!