難しい時代になった
ドラゴン桜2のドラマが始まった。実に爽快な始まり、にどこか「半沢直樹」を彷彿とさせる感覚を得たが、今回のドラマの演出も福澤克雄さんだったのを知って「そらそうだw」と思った。
演出の部分でいくと、「あるある」と「悔しい」という感情を高い位置でキープし、最終的に「正義が勝つ」で持っていくというのが、今の世間ではヒットする鉄板な気がする。見ていても、ドキドキしたり、いらだったり感情移入していることが多い。なので見ていて疲れる感覚さえある。それが今の勝ち筋なのだろう。特に悪者の演出が上手。
ドラマを見ていて、本当に時代が変わって難しい時代になったなと感じた。スマホを筆頭に便利になりすぎた故に、弊害が大きい。
授業を動画で撮るなんて今までもできたかもしれないけど、高価な機器を持っていないければそもそもできないし、そんなの学校に持っていくことさえもできなかったけど、今は誰もができてしまうレベルで安易になってしまった。めちゃくちゃ便利なんだけれど、倫理観を持ち合わせていなければ弊害が大きいことも事実だ。
なので日本は倫理観が整っていない場合、法律が取り立たされ、重厚な法規制がなされることもあるのではないか。ある方が仰っていたのは「法律的には大丈夫」という言葉が一番危険であるということ。
法律はあとから付いてくることが多い。だから法律に抵触していないというだけでは今の世の中を渡り歩いていくことは危険だ。SNSの力が強大になりすぎて、法律よりも攻撃力のある炎上が人を危険に晒してしまう。
思考を使ってこんな今の時代をどう生きていくか考えないと、なんとなく過ごしてしまうと取り残されてしまう。
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