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ルーシイ・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』岸田衿子訳 安野光雅絵・あとがき 朝日出版社 2018年6月刊 512ページ  Eric Dolphy (1928.6.20-1964.6.29) "Ode To Charlie Parker" (1960.12.21)  日記 2018年7月14日 秋の野の草葉おしなみおく露にぬれてや人のたづねゆくらん 新古今和歌集 468

日記
2018年7月14日
午前4時45分起床
室温26.3度 湿度73%
体重54.6kg BMI 20.3
懸垂11回
63歳6か月

Eric Dolphy (1928-1964)
"Ode To Charlie Parker" (1960.12.21)
https://www.youtube.com/watch?v=e_P9sljKSdQ

Far Cry (1962)
Recorded December 21, 1960
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ
Eric Dolphy (1928.6.20-1964.6.29)
 flute
Booker Little (1938.4.2-1961.10.5)
 trumpet
Jaki Byard (1922.6.15-1999.2.11)
 piano
Ron Carter (1937.5.4- )
 bass
Roy Haynes (1925.3.13-)
 drums

https://www.amazon.co.jp/dp/B000000YMC

https://en.wikipedia.org/wiki/Far_Cry_(album)

https://en.wikipedia.org/wiki/Eric_Dolphy

https://ja.wikipedia.org/wiki/エリック・ドルフィー

「[エリック・ドルフィー(1928.6.20-1964.6.29)は]
1961年にトランペット奏者
ブッカー・リトル(Booker Little 1938.4.2-1961.10.5)
との双頭コンボを組み、ニューヨーク Five Spot で演奏。
同年10月のリトルの急逝で頓挫。」

明治大学文学部学生の頃(1973-77)に聴いていた、
FM東京深夜番組
『油井正一 アスペクトインジャズ』の
エリック・ドルフィ特集全4回を、
ラジカセでエアチェックした90分カセットテープ2本で
何度も何度も繰り返し聴いてから、LPを購入しました。
CDで買い直したのは、福岡市民になった1987年以降です。

Side one
"Mrs. Parker of K.C. (Bird's Mother)" (Jaki Byard) – 8:03
"Ode to Charlie Parker" (Byard) – 8:42
"Far Cry" (Eric Dolphy) – 3:55
Side two
"Miss Ann" (Dolphy) – 4:17
"Left Alone" (Billie Holiday, Mal Waldron) – 6:41
"Tenderly" (Walter Gross, Jack Lawrence) – 4:20
"It's Magic" (Jule Styne, Sammy Cahn) – 5:40
CD reissues bonus track
"Serene" (Dolphy) – 6:37
https://www.youtube.com/playlist?list=PLxLqEmaBJ4zx9PNs7tOhaP_zo024wPDSG


秋の野の草葉おしなみおく露にぬれてや人のたづねゆくらん
 贈左大臣長実
 白河院にて、野草露繁といへる心を
新古今和歌集 巻第五 秋歌下 468
「秋の野の草葉をおし伏せてびっしりと置いている露にぬれて、あの人は訪ねてゆくのであろうか。」
『新日本古典文学大系 11』岩波書店 1992.1 p.145
白河院(しらかわのいん 1053-1129)
第72代天皇。
後拾遺集、金葉集撰進下命者。
白河にあった御所のうち、いわゆる白河院(白河殿)か。
屏風歌の趣がある。
「草に結ぶ露」の歌。

藤原長実(ふじわらのながざね 1075-1133)
平安時代末期の公家・歌人。
藤原北家末茂流、修理大夫・藤原顕季の長男。
正三位・権中納言、贈正一位・左大臣。
金葉集初出。新古今一首。勅撰入集十九首。
https://www.asahi-net.or.jp/~sg2h-ymst/yamatouta/sennin/nagazane.html

https://ja.wikipedia.org/wiki/藤原長実

2013年の立春、
2月4日から毎日一首づつ読み始めた
新古今和歌集の通読(つぶやき)が
四年かかって終わりました。
https://bookmeter.com/mutters/153791951
https://bookmeter.com/mutters/153744722
全二十巻
春夏秋冬賀哀傷離別羈旅恋雑神祇釈教
1995首
明日から再読
2017.3.26

 

Lucy Maud Montgomery (1874.11.30-1942.4.24)
安野光雅(1926.3.20-2020.12.24)
岸田衿子(1929.1.5-2011.4.7)

ルーシイ・モード・モンゴメリ
『赤毛のアン』
岸田衿子訳
安野光雅絵・あとがき
朝日出版社 2018年6月刊
A5判 512ページ 総ルビ
https://www.amazon.co.jp/dp/4255010684

「詩人の渾身の訳と画家の叙情豊かな絵で贈る世界名作文学。
全世界で5,000万部突破の感動の名作文学から、詩人であり
童話作家であった岸田衿子氏の訳と安野光雅氏の絵による、
新しい翻訳絵本が誕生しました。
颯爽と明るく、ちゃめっけたっぷりのアンが、風光明媚な島の
自然から、多くのものを受け取り、心優しい人びととの魂の
触れ合いを通し、目覚め、成長していく、こころ温まる
お話がいっぱい詰まっています。
想像することの素晴しさを忘れないためにも必読の書です!
総ルビになっていますので、小学1年生から読むことができます。

著者について
1874年、カナダ、プリンス・エドワード島に生まれる。幼い時に
母と死別、祖父母に育てられ教師になる。
『赤毛のアン』シリーズのほか、小説、短篇集を残し、世界中で
多くの読者の心を捉えた。」

試し読み
https://x.gd/7xOnf

『少年少女世界文学全集 9』
学研 1969.4
http://www.umi-neko.com/umi-neko/gakken/shounenshoujo.htm
https://www.amazon.co.jp/dp/4050503174
に収録された「赤毛のアン」の単行本化。

Anne of Green Gables (1908)
https://en.wikipedia.org/wiki/Anne_of_Green_Gables

https://en.wikipedia.org/wiki/Lucy_Maud_Montgomery

https://ja.wikipedia.org/wiki/L・M・モンゴメリ

https://x.gd/7xOnf
https://x.gd/7xOnf
https://x.gd/7xOnf

百年以上前の物語ですから鉄道は登場しても
自動車は出てきません。
マシューが馬車で駅へ向かう場面から始まります。
主人公アン・シャーリー、11歳から16歳半までの5年間。

還暦を過ぎた私は、五十年以上前、
小学生の頃に読んだ時とは違い、
マシューとマリラ側からアンを眺めながら読んでいました。

「マリラはグリーン・ゲイブルズへはじめてアンがやってきた
夕がたを思いだした。おどおどした子どもの、
目に涙をいっぱいためた姿が、くっきりうかんできた。
思いだしているうちに、マリラの目にも涙がうかんできた。

「あんたが小さいころを、思いださずにはいられなかったのさ。
ずいぶんおかしな子だったけれど、小さいままでいてくれたらなあ、
と思っていたんだよ。すっかり大きくなって、いってしまうんだからね。
こんなことをかんがえてたら、さびしくなってしまったのさ。」」
p.470
「三十四 クィーン学院の女学生」

「衿子さんはこの本のことをわたしに一言もいわなかった。
いわないうちに、わたしの前から消えた[2011年4月7日逝去]。
親しくしていたのに、このような翻訳をしていたとは知らなかった。
もし知っていたら「あれはすばらしい本だった」と一言、
彼女に告げたかった。
わたしは他の『赤毛のアン』を読んでいたから、
この本に関心がいかなかったのかもしれない。
いまは、衿子さんという筆力が、
この本にすべて集まっているようにおもい、
「他のアン」はみんな消えてしまったといってもいいすぎではない。
これは、アンのすぐれた想像力を大人も忘れないようにするために、
読むべき一冊の本である。」
p.508
「あとがき」

内田樹・竹宮惠子
『竹と樹のマンガ文化論』
小学館新書 2014.12
https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/768463499894958
http://www.amazon.co.jp/dp/4098252228
「竹宮 「大泉サロン
[1970年から1973年頃、竹宮惠子と萩尾望都が同居し、
「24年組」と呼ばれた漫画家達が集っていたアパート。
東京都練馬区大泉。]
では、来る人みんなに、あなたは
『赤毛のアン』派か、
ケストナー派かって、聞いていました。
萩尾望都さんは『赤毛のアン』派でしたね。」
p.78
「第三章 読者をわしづかみにする「作品力」」

https://ja.wikipedia.org/wiki/大泉サロン


昨日読んだ本。内田樹・竹宮惠子 『竹と樹のマンガ文化論(小学館新書)』 http://goo.gl/qrLF6X #bookmeter 小学館...

Posted by 山本 鉄二郎 on Monday, January 26, 2015

読書メーター
安野光雅の本棚
登録冊数31冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091464

https://note.com/fe1955/n/na56a11589972
ローラ・インガルス・ワイルダー
『小さな家のローラ』
安野光雅 絵・監訳
佐藤由紀 翻訳協力
朝日出版社 2017年3月刊
 272ページ

https://note.com/fe1955/n/nd6236b639031
ジーン・ウェブスター
『あしながおじさん』
谷川俊太郎訳
安野光雅イラスト
朝日出版社 2018年12月刊
219ページ

昨日読み終わった小説。 ルーシイ・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』岸田衿子訳 安野光雅絵・あとがき 朝日出版社...

Posted by 山本 鉄二郎 on Saturday, July 14, 2018




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