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ローラ・インガルス・ワイルダー『小さな家のローラ』安野光雅 絵・監訳 佐藤由紀 翻訳協力 朝日出版社 2017年3月刊 272ページ  King Crimson "Easy Money""Fragged, Dusty, Wall Carpet" (1973.6.25) Central Park, New York City, USA カラー動画  日記 2017年4月16日 体重51.3kg BMI 19.1 懸垂5回 62歳3か月  

日記
2017年4月16日
午前1時20分起床
室温20.6度 湿度60%
昨日の最高室温は25.3度、夏日でした!
体重51.3kg BMI 19.1
懸垂5回
62歳3か月

https://www.youtube.com/watch?v=1X8pddqAAPU

King Crimson
"Easy Money"
"Fragged, Dusty, Wall Carpet" (1973.6.25)
Central Park, New York City, USA
カラー動画 11:56
https://www.youtube.com/watch?v=1X8pddqAAPU

https://www.y2mate.com/youtube-mp3

Starless - 40th Anniversary Series
 Disc 24 BLU-RAY DISC TWO
https://en.wikipedia.org/wiki/Starless_(box_set)
https://www.kcdb.jp/40th_Starless.htm
https://www.amazon.co.jp/dp/B00MOZ1N7S
2014年11月3日購入
全27枚ボックスセット 23824円
2021年4月14日現在 販売価格16744円

1973年初夏の米国公演
6月6日~7月2日 19会場
十五日目
https://www.dgmlive.com/tour-dates/277

Robert Fripp (1946.5.16- )
 Guitar, Mellotron
David Cross (1949.4.23- )
 Violin, Mellotron, Keyboards
John Wetton (1949.6.12-2017.1.31)
 Bass, Vocals
Bill Bruford (1949.5.17- )
 Drums, Percussion

"Easy Money" に続けて、
6分20秒頃から
6分ほどのインプロヴィゼーション。

「『音楽を目新しくするには二通りの方法がある。
一つは既存の曲を絶え間なく作り替えてゆくこと。
そしてもう一つはその場でのインプロヴィゼーション。
或いは、やっていくうちに作り上げていくという事である。
当時[1973-74]の我々のポリシーは
書き下ろしていない曲を2曲はやるという事だった。
当時のイギリスのジャズ界でそれは「フリー」と呼ばれ、
クリムゾン用語では「ブロー」だった』
ロバート・フリップ 1992年」
http://picnic.to/~marika/boot/crimson/crimson05.html

King Crimson
"Doctor Diamond" (1973.6.25)
Central Park, New York, USA
https://www.youtube.com/watch?v=wEZIUbgsSSc

King Crimson
"Exiles" (1973.6.25)
Central Park, New York City, USA
https://www.youtube.com/watch?v=9V7HcgtPIs4


https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012162/

ローラ・インガルス・ワイルダー
『小さな家のローラ』
安野光雅 絵・監訳
佐藤由紀 翻訳協力
朝日出版社 2017年3月刊
272ページ
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012162/
https://www.amazon.co.jp/dp/4255009821

「世界40カ国以上で翻訳、全米4100万部超のベストセラー、
不朽の名作ドラマ『大草原の小さな家』の原作を、
安野光雅が絵本に描きおろし。 」

「日本でも大ヒットしたアメリカのテレビドラマ・シリーズ『大草原の小さな家』の原作「大きな森の小さな家」を、安野光雅の絵と訳で描きおろし。緻密な描写と遊び心あふれる美しい絵と、わかりやすく親しみやすい日本語訳で、アメリカの西部開拓時代を生きた家族の、温かく力強い暮らしを忠実に描く。

「文化が違っても、暮らしの本質は変わらない。いろんな場所で、いろんな人が生活している。そこには人間のドラマがある。そういう人の暮らしを描き、絵からなにかを感じ、考えてほしい。(安野光雅)」

──愛と思いやりと道徳心、不屈の開拓者精神が満ちあふれ、自然との共存、理想的な家族像は、世界のどの地域の、どの時代にも通ずる普遍的なものであることを優しく物語る。

安野光雅(1926.3.20-2020.12.24)
1926年、島根県津和野町生まれ。1974年、『ABCの本』(福音館書店)、『昔咄きりがみ桃太郎』(岩崎美術社)で芸術選奨文部大臣新人賞、ケイト・グリナウェイ賞特別賞、最も美しい50冊の本賞、BIB金のリンゴ賞、国際アンデルセン賞などを受賞。2001年、津和野町に安野光雅美術館が落成。1988年紫綬褒章、2008年菊池寛賞を受賞。2012年文化功労者。主な著作に『ふしぎなえ』『あいうえおの本』『旅の絵本』シリーズ(全8巻)(福音館書店)、『絵のある人生』(岩波書店)、『繪本 三国志』(朝日新聞社)、『会いたかった画家』(山川出版社)などがある。2017年4月、京丹後の和久傳の森内に「森の中の小さな美術館」が開館予定。」

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試し読み
https://x.gd/Wn0NC

Laura Ingalls Wilder (1867.2.7-1957.2.10)
Little House in the Big Woods (1932)

全ページ安野光雅の絵が満載な楽しい本です。

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明治大学文学部学生の頃(1973-77)に
福音館書店刊行の
『大きな森の小さな家』1972
『大草原の小さな家』1972
『農場の少年』1973 
を姉に教わって読みました。

当時も私は食べ物の描写が好きだったんだろうなぁ。
四十数年ぶりに読んでみたら、
全然内容を憶えていなくって、
食べ物の描写を改めて楽しめました。

物語は、
お父さんが太った鹿を撃ってくる
秋から始まり、
「小さな女の子」ローラの年齢が
不明な状態で読み続けていると
冬になりクリスマスが過ぎ、
第五章「日曜日」p.109 で
五歳の誕生日を迎えます。

春夏秋と経過して、
また鹿を撃つ季節になり、
この巻は終了します。

「あとがき」によれば、
安野光雅さん(1926年生まれ)による
続きの刊行予定は、残念ながら、なさそうです。

「もう、こんなにたくさんの絵のある本は描かないとおもいます。
基本的なことをいうと、文学は、挿絵とは無関係に成り立っています。
挿絵に矛盾があっても不思議ではありません。ただし、説明図は別です。
この本を例にすれば、ワナのしくみ、先込め式銃の構造、ドアの掛け金
などを説明する図などは、言葉で説明することは大変なので、できる
限り調べて入れるようにしました。文章で説明のむつかしいことも、
図によれば一挙に解決するからです。

英日対訳の場合は、どうしても原文にそった日本語にしなければ
なりませんが、しかし、原文に忠実であればあるほど、わたしの
言葉からは遠ざかってしまいます。そこで今回は、一字一句が
正確な翻訳であることよりも、日本語として自然な表現を優先しました。

こういうと、わたしは英語がたいへん得意だ、とおもわれそうですが、
せいぜい中学生の程度です。そこで、知人に協力してもらい、
わたしは、疑問点をあげて検討したり、読みやすい言葉遣いに
おきかえたりしました。

この本の原文はやさしいようでいて、むつかしく、むりにやさしく
しようとすると、もっとむつかしくなります。そこのところを、
日本の文化や日本語の感性に沿って、やさしくするように努めました。
ただ、読みなれた日本語の文章の感覚からいうと、形容詞や
同じ語句の繰り返しが多いことが気になりました。

開高健が「文章は形容詞から腐っていく」といっていた
名言をおもいだします。

三重になっている形容詞を二重や一重にしたり、繰り返しの語句を
少し省いたり、日本人にはなじみがなくて説明がややこしいところは、
原文を損なわない程度で簡単にしました。
優れた本でも、人によって趣味が違うとおもうほかありません。

これは、百五十年ばかり昔のアメリカの物語です。その国に
生まれなくてはわからないほど微妙なことがらや専門的なことも
多かったので、その疑問点については、英語圏のひとや専門家の
知恵をかりました。

「ランプの灯油に塩を加え、爆発を防ぐ」
という、いまは聞いたこともない生活の知恵についてのくだりも、
当時のアメリカの新聞記事などを探してきました。

このほか、寒冷地では室内側にも霜がつくこと、イヌは縄張り意識が
強いこと、ミツバチの生態など、友人の竹田津実の知見に、おおいに
助けてもらいました。かれは、いまは写真を主にしています。

捕ったシカでも飼っているブタでも、血の一滴まで無駄にしない
アメリカの開拓者たち、つまりヨーロッパのひとびとの生活の
ありかたと、生き抜くための知恵と、そこに芽ばえた文化には頭が
下がります。

この本での、紅葉した森のこと、雪に閉ざされる冬のことなど、
四季のうつりかわりの描写はすばらしく、森で暮らした人でなければ
書けない美しさと厳しさを感じました。

チーズやバターや燻製などをつくる仕事も珍しいとおもいました。
そうしたアメリカのかつての生活が具体的に描かれています。
雪国のひとたちが、夏の間にしなければならないことは、
すべて厳しい冬をすごすためだった、といってもいい過ぎではない
とおもいます。

しかしいくつかの、疑問もありました。
この本はローラの生活体験をもとにしたお話で、
「茶色のカールと金色のカールのどちらが好きか、聞いてみなさい」
と、お母さんがいう箇所は事実だということです、深い意味は
ないにしても、あれはお母さんの不用意ないいかただったとおもいました。
お店の人が茶髪はほとんど無視しても、
「お父さんも、おなじ茶髪だった」ということにわたしもすくわれました。

また「赤ちゃんのシカは撃たない。大きくなってからならいい」
という考え方は、人間的な優しさなのか、それとも経済的計算の上
なのかと考えると、わたしたち人間の側にとって大きい問題です。

それらは、文化の、全く違うところに生まれた、わたしの感想に
すぎません。

これらの感想は無視して、この本を読んでいただければ、より、
ローラのいうことが伝わるのではないだろうかとおもいます。
二〇一七年二月
安野光雅」
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012162/

https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012162/
https://www.asahipress.com/bookdetail_norm/9784255012162/

ローラ・インガルス・ワイルダー
をググってみたら… 
Laura Ingalls Wilder (1867.2.7-1957.2.10)
Little House in the Big Woods (1932)

http://www.asti-home.com/work3/newpage4.htm
「米国の開拓民一家の主婦
ローラ・インガルス・ワイルダーの名作
「大草原の小さな家」は、実は娘の
ローズ(1886.12.5-1968.10.30)
が”ゴーストライター"だった」

William Holtz
The Ghost in the Little House: A Life of Rose Wilder Lane (1993)
https://www.amazon.co.jp/dp/0826208878
https://www.amazon.co.jp/dp/0826210155

https://en.wikipedia.org/wiki/Little_House_in_the_Big_Woods

https://en.wikipedia.org/wiki/Laura_Ingalls_Wilder

https://en.wikipedia.org/wiki/Rose_Wilder_Lane

https://ja.wikipedia.org/wiki/ローラ・インガルス・ワイルダー

読書メーター
安野光雅の本棚
登録冊数31冊 刊行年月順
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091464

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid02DdJDd457NsLGW7DrYTD1Dr3AYhg2Y7qtUMUDojWsnnyDv4sFhf3kp8AkVjmAXcH2l

昨日読み終わった小説。 ルーシイ・モード・モンゴメリ『赤毛のアン』岸田衿子訳 安野光雅絵・あとがき 朝日出版社...

Posted by 山本 鉄二郎 on Saturday, July 14, 2018

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid02k5Z1ioQ9u6dAc6JQKmo68LBg1wW7UKovNcLNyRhPMJcW27JgytmoGSdNsiCrMf6Yl

昨日読み終わった小説。 ジーン・ウェブスター『あしながおじさん』谷川俊太郎訳 安野光雅イラスト 朝日出版社...

Posted by 山本 鉄二郎 on Friday, January 25, 2019

https://www.facebook.com/photo/?fbid=838504196224221&set=a.112276008847047

五年前に読んだ絵本。安野光雅 『繪本 仮名手本忠臣蔵』 http://goo.gl/a6ZC6d #bookmeter 朝日新聞出版 2010年9月刊。2010年10月23日読了。 見開き2ページで一場面を描いた絵が31枚。...

Posted by 山本 鉄二郎 on Tuesday, June 9, 2015

https://www.facebook.com/tetsujiro.yamamoto/posts/pfbid02WW3CKN1KRdHeXAuetVEXqWZ82zRPsiUnKdvvu8tdCJubtwuDfYh4UcQ3vxDdrHhbl

四年前に読んだ絵本。安野光雅 『繪本 平家物語』 http://goo.gl/f8S0mD #bookmeter 講談社 1996年3月刊。2011年8月4日読了。 『本』1989年1月号〜1995年12月号に連載。...

Posted by 山本 鉄二郎 on Monday, June 8, 2015


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