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平松洋子(1958.2.21- )「プロレスは何を食べる」『小説新潮』2019年3月号 特集 何、食べよっか? 食とその風景をめぐって

『小説新潮』2019年3月号
特集 何、食べよっか? 食とその風景をめぐって
新潮社 2019年2月22日発売
2019年4月9日拾い読み

https://www.amazon.co.jp/dp/B07NBPLRKC
https://www.shinchosha.co.jp/shoushin/backnumber/20190222/ 
 
「男たちの闘いを支える食、そしてその身体づくりに密着」


平松洋子(1958.2.21- )
「プロレスは何を食べる」
p.40-58
新日本プロレス道場食生活探訪記

1958年2月岡山県倉敷市生まれ
東京女子大学文理学部社会学科卒業の
平松洋子さんは、
学生の頃
1980年に、
村松友視(1940.4.10- )
『私、プロレスの味方です
 金曜午後八時の論理』
情報センター出版局 1980.6
https://www.amazon.co.jp/dp/B000J87PT2
https://bookmeter.com/reviews/3974166
を読みました。

「ページをめくった、息もつかずに。
読み進むほど頭の中がシャッフルされ、
二度たて続けに読み返した読書体験は
いまも忘れられない。」
p.43

1955年1月東京都北多摩郡神代町
(現在は調布市仙川町)
生まれの私は、
聖心女子大学図書館に勤務していた
1981年に
『私、プロレスの味方です』を読んでプロレス者になり、
1982年から後楽園ホールと蔵前国技館に通い始めました。
『週刊ファイト』(駅売りタブロイド紙)と
『週刊プロレス』ベースボールマガジン社 を、
毎週買って、通勤電車で熟読してました。

「[新日本プロレスの]寮には
[マラソンの高橋尚子さんや柔道の吉田秀彦さんの]
スポーツチームのように栄養士の存在があると
思いこんでいたけれど、そうではなかった。
私は、すくなからず動揺した。
ついさっき目撃したあの過酷な練習をこなす身体を、
若い選手たちが自己管理しながら支えている。」

「プロレスラーと食生活の関係を、
みずからの存在を示しながら解き明かす人物がいる。
寮の管理人を務めて19年、
小林邦昭さんである。
1956年[1月]生まれ、
16歳で新日本プロレス入門、
2000年に引退。
小林さんは言った。
「プロレスラーは、完全に自分まかせの世界なんです」」
p.54

https://ja.wikipedia.org/wiki/小林邦昭

「ちゃんことごはんだけでは飽きるから、
と小林さんは手製の料理を一品添える、
小林さんが近所のスーパーで買ってきたのは、
まぐろの赤身。ボウルに味噌とコチュジャンを入れて
ささっと合わせ、そこへまぐろを入れて手ごねにして、
ちゃんこのテーブルに添えた。」
p.56

1955年1月生まれの私は、
1981-1986年に、
後楽園ホールや蔵前(~両国)国技館で、
小林邦明選手の試合を何度も観戦しました。
長州維新軍団の一員という設定の、
「虎ハンター」でした。

https://www.youtube.com/watch?v=spavoKlGMos
タイガーマスク(佐山聡 1957.11.27- )
vs
小林邦明(1956.1.11- )
1983.2.8
新日本プロレス
新春黄金シリーズ第33戦
大阪府立体育会館
試合開始 18:30
観衆:9000人(超満員)
http://blog.livedoor.jp/norarinhouse/archives/1617392.html


https://www.youtube.com/watch?v=1kaQp8NAYVA  
タイガーマスク(佐山聡) vs 小林邦昭
1983.6.2
蔵前国技館
https://njpwworld.com/p/s_series_00051_3_1


平松洋子(1958.2.21- )
『ルポ 筋肉と脂肪 アスリートに訊け』
新潮社 2023年2月1日発売
384ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4103064757
「「私たちは、身体から離れては生きられない」
「身体表現の究極を生きるアスリートたちには、
自分だけが知る身体の声がある」
相撲部屋の親方、新日本プロレスの逸材、日本記録を保持するランナー、オリンピックでメダルをもたらす公認スポーツ栄養士、箱根駅伝強豪校の寮母……スポーツの最前線を幅広く取材し、筋トレ、体脂肪、サプリメント、腸内環境などのメカニズムにも踏み込む。誰もが持つ「筋肉と脂肪」の内側に分け入り、未知の扉が開く唯一無二のルポルタージュ。」


読書メーター
平松洋子の本棚(登録冊数35冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091301

食べ物の本棚(登録冊数789冊)
エッセイ、小説、マンガ、絵本、レシピなどを
著者名の五十音順に並べています。https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091194

https://note.com/fe1955/n/n686c5196be61
平松洋子(1958.2.21- )
「プロレスは何を食べる
 第二回 プロテインと青汁」
『小説新潮』2019年5月号
新潮社 2019年4月22日発売


https://note.com/fe1955/n/nf8e46ae0caf5
東海林さだお(1937.1.30- )
平松洋子(1958.2.21- )
「西荻くんだり」
「創作とショーバイ」
『COYOTE No.57
特集 平松洋子 本の丸かじり』
スイッチパブリッシング 2015年11月15日発売

https://note.com/fe1955/n/n694348cd5994
平松洋子(1958.2.21- )
『おあげさん』
PARCO出版 2022.6
240ページ

https://note.com/fe1955/n/ndbc459695076
平松洋子(1958.2.21- )
『いわしバターを自分で(文春文庫)』
下田昌克・画
文藝春秋 2022年3月刊
272ページ

https://note.com/fe1955/n/n1c1f09d69e20
平松洋子(1958.2.21- )
『父のビスコ』
小学館 2021年10月刊
336ページ

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