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益田ミリ(1969.1 - )「ランチの時間 第28回[ポークビンダルーカレー]」『小説現代」2022年10月号

『小説現代』2022年10月号 講談社 2022年9月22日発売
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BD8LKXL3

益田ミリ(1969.1 - )
「ランチの時間
第28回[ポークビンダルーカレー]」
p.386-389

「『東京・三軒茶屋 シバカリーワラのカレーとスパイス料理』
[山登伸介 京阪神エルマガジン社 2022.7]
https://www.amazon.co.jp/dp/4874356818

という料理本を見つけ買ったんです
どれも美味しそ
有名店のカレーのレシピをこんなに公開して大丈夫?
と、最初は思ったんですけれど
うーん
レシピにあるスパイスのすさまじい量を見て
さすがのこだわり!
店で出しているカレーの域には達しないという自信が伝わりました
うんうん 自信があふれ出てる

我が家にあるスパイスといえば
クミンとカルダモンくらい

早速、スパイスの買い出しです
コレとコレと

今回チャレンジするのは
ポークピンダルー
ビネガー入りのちょっとすっぱいカレー
赤ワインビネガー
ポルトガルの植民地だったインド南部ゴア州に伝わった
ポルトガル料理の流れを汲むカレーだそう

買ってきたスパイスをキッチンに並べると
なんか、すっごく
料理できる人っぽいゾ ←ちがう

スパイスを正確に計量するため、
デジタル秤を Amazon で買いました
この時点で すでに7000円くらいか?
さらに豚肉、玉ねぎ、トマト、ニンニク、しょうがなども購入し
1万円のカレーランチやでー
失敗は許されないのでありました
ムムム

そういえば以前、実家の近所にインド料理屋がオープンし
母 インドの人たちがやってはるらしい
へー
それを聞いた父が
インドのカレー ワシ、いっぺん食べてみたいなぁ
と言うのでテイクアウトしランチに食べたのですが
アカン ワシには合わん
父はひとくちでギブアップし
母にそうめんを作ってもらっていました
ズズズ

その半年後に父は帰らぬ人となり、
あのカレーは冥途の土産になったのかな

食べることは生きているということ
故人との食事の思い出は
月日の流れに比例するかのように
より鮮明になっていくのでした

さて、有名カレー店のレシピで作った
ポークピンダルーカレー
本格的ないい匂い!
塩そんなに使ってないのに
お酢の味でまとまってる!

たぶんお父さんには
コレもムリやろな
ハハハ

すっぱいインドカレー
思い出とともに味わったランチタイムでありました
うまー」

去年、2022年7月に読んだ、
益田ミリ『永遠のおでかけ』毎日新聞出版 2018.1
https://note.com/fe1955/n/n8c06e4c313b9
https://www.amazon.co.jp/dp/4620324906

を思い出しますね。

読書メーター
益田ミリの本棚(登録冊数83冊 刊行年月順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11802704

マンガの本棚(登録冊数1780冊 作家名五十音順)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11091192

小説現代の本棚(登録冊数35冊)
https://bookmeter.com/users/32140/bookcases/11791810

https://note.com/fe1955/n/n9b6506ff5053
益田ミリ(1969.1 - )
「ランチの時間 第27回
[おいしいフルーツサンド]」
『小説現代』2022年9月号


https://note.com/fe1955/n/nf3d217db4377
益田ミリ(1969.1 - )
「ランチの時間 第26回
[中目黒「ベーカリー&カフェ沢村」
ミルクスティックとカブの冷製スープ]」
『小説現代」2022年8月号


https://note.com/fe1955/n/n04b87e0790bc
益田ミリ(1969.1 - )
「ランチの時間 第25回
[銀座ウェスト トーストハムサンドとハーフ&ハーフシュー]」
『小説現代」2022年7月号


https://note.com/fe1955/n/n64bc7e7ff617
益田ミリ(1969.1 - )
「ランチの時間
第24回[『世界の台所探検』]」


https://note.com/fe1955/n/nbd8d8621d388
益田ミリ(1969.1- )
「ランチの時間 第23回[タコス]」
『小説現代』2022年4月号


https://note.com/fe1955/n/nbd2fcd9e4211
益田ミリ「ランチの時間 第10回[ピエロギ]」
『小説現代』2021年1月号


https://note.com/fe1955/n/na6befc784b54
益田ミリ「ランチの時間 第3回 ナポリタン」
『小説現代』2020年5月号
片岡義男『ナポリへの道』
東京書籍 2008.9
アーネスト・ヘミングウェイ「二つの心臓の大きな川」
『われらの時代・男だけの世界
ヘミングウェイ全短編 1 (新潮文庫)』
新潮社 1995.10


https://note.com/fe1955/n/n3914a52feeac
益田ミリ(1969.1 - )
『おとな小学生』ポプラ社 2013年2月刊


https://note.com/fe1955/n/ne4e472cefcf1
益田ミリ(1969.1- )
『泣き虫チエ子さん 1-4』
集英社 2011.12-2015.9


https://note.com/fe1955/n/n51363d897dde
益田ミリ(1969.1- )
『沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳』文藝春秋 2014.5
『沢村さん家はもう犬を飼わない』2015.7
『沢村さん家の久しぶりの旅行』2017.6
『沢村さん家のそろそろごはんですヨ』2018.11
『沢村さん家のたのしいおしゃべり』2021.5

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