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【疑問】アウェイ観戦が「応援するチームの支援にならない仕組み」ってどうなの？

つばさ【あしざるFC】

28日では無いですが、思っている事を忘れないうちに書こうと思います。

自分が戦っているFリーグ(日本フットサルリーグ)はまだまだ規模の小さなリーグです。
それでも、僕ら広島エフドゥは、たくさんのファンの皆さまに支えられ、なんとか頑張っています。

ホームゲームは勿論、遥か遠いアウェイゲームであっても、応援する選手たちを後押しする為に遠征し、参戦してくれるんです。

また、僕らは広島を拠点に活動していますが、全国(北海道から九州まで)にファンがいて、アウェイゲームにもたくさん足を運んでくれます。

本当にありがとうございます。

今日はファンの「アウェイ参戦」について深掘りして書こうと思います。

何かを批判するものでは一切ありません。
リーグをより良くする為の議論のキッカケになればと思い、書いてみます。

ファンが地元民だけではなくなった

地域密着を謳ってきたJリーグから、こんなニュースが出てきたのをご存知でしょうか。

簡単に言えば、「ホームタウンを大切にするのは大前提だが、ホームタウン以外のファンも大切にしていきましょう」って話しだと思います。

オンライン化が急速に進んだ現代では、遠方のクラブを応援することも容易になりました。
SNSが拡大し、距離という概念は希薄になりました。

転勤等での人の移動も活発化し、もう「住んでる地域」だからと無条件に応援される時代ではなくなったと思っています。

地域だけにとらわれず、広い視野でファンを大切にする事が、リーグの人気維持の為には不可欠です。

今後、地元ファン獲得と合わせて、地元じゃないファン獲得の動きも加速すると思います。

アウェイ観戦しやすい環境整備を

そんな背景の中で、アウェイに対する考え方も変化すべきではないでしょうか。

アウェイに参戦しやすい環境、遠方でもファンとして何かチームに貢献できる環境、アウェイでも不便なくチケットを取れる環境、アウェイでも応援が楽しめる環境。

この辺をもうちょっと整備したほうが良いのではという意見です。

ファンだって遠征をするのに、試合スケジュールの発表が開幕直前？チケット販売が数日前？これではアウェイ参戦しづらいです。

チームはアウェイ遠征の為に、新幹線やホテルの準備をだいぶ早めにするはず。

自分たちだけしっかり準備をして、ファンには遠征準備の時間を与えない。冷たすぎるよなーと。

ファンは仕方がないから、試合チケットが取れるかも発売されるかも不明なまま、ホテルや飛行機、新幹線を取る。
順番が違うと思います。

ホームゲームも同じく直前のチケット販売では新規ファンを逃してしまいます。YouTubeやSNS投稿、ラジオ出演、イベント出演、子どものフットサル教室。
Fリーグに興味を持つキッカケを僕ら選手が作っても、そのタイミングでチケットが売られていないこと、めっちゃないですか？
また、初めてフットサル観戦をした人は「面白い！次も観たい！」って大抵なりますが、その瞬間にチケットが販売されてないのは、本当に勿体ないです。

「満を持して」みたいな感じが効果的なのは、即日完売するような人気スポーツだけです。

そして、アウェイにしか行けないファンがより楽しめる為に、応援グッズはオンライン販売がマストでは。

やっぱり、チームカラーで溢れるアウェイ席を、選手も見たいです。

もちろんホームに来ないと買えない限定グッズがあるのは大事ですが、基本的にはオンラインでグッズ販売するのが優しいと思います。

それと同時に、チケットやグッズの情報源であるホームページには、お金と時間をかけるべきだと思っています。チームやリーグの顔ですから。

チケット収益はすべてホームチームが得る現状

ここからが自分が抱く違和感についてです。

アウェイゲームの応援に駆けつけたファンは、対戦相手(ライバルチーム)にお金を払い、チケットを得ます。

応援したいチームではなく、無意識に対戦相手の支援をしてしまっているんです。

沢山お金をかけて行くのに、そのお金は1円も応援するチームに届きません。
悲しいけど、それが現実です。

金銭的な貢献がしたければ、ホームゲームに足を運ぶしかないのが現状です。

勿論、応援により試合結果にはめっちゃ貢献できます！
ここでは、お金の話しです。

この仕組みは、ホームタウンから遠方に住むファンが増えている時代にマッチしているんでしょうか。

応援したい、支援したい、そんなファンの気持ちを無駄にしない方法を作れると思います。

個人的にも、アウェイ戦前に「是非会場にお越しください、チケットはこちらから」みたいなことを発信するのは違和感があったりします。やりますけど。
なんでライバルチームの集客に率先して協力してんだろ。と。

アウェイ席はアウェイチームに販売権を。

そう考えると、アウェイ席のチケットは、アウェイチームが販売するのが理想ではないでしょうか。

・アウェイ席設置の義務付け
・そのチケットはアウェイチームが販売

それだけで、ファンのアウェイ参戦の満足度は格段に上がると思います。

・ファンのアウェイ参戦が活発化。
・遠方でもチームを支援できる。
・アウェイ席の完全な設置により、会場に緊張感、一体感が出る。
・チケットを取るのが自チームサイトからだけになり、登録手続きなどのめんどくささ解消。
・トータルの動員数アップ。遠方からの来場はスポンサーへも好影響。
・アウェイチームの選手、スタッフ、ファンも告知に必死に。
・両チームがチケット窓口になるので、宣伝効果UP。
・SNSやYouTubeで盛り上げることの意味が拡大。
・アウェイ = 収入ゼロ を改善。
・新しい試みで話題に。

デメリットはフロント側の手間が増える事と、会場のキャパによって不公平感が出るぐらい？

いち素人の机上の空論なので、実現するとは微塵も思っていませんが、ファンの皆さんにもたくさん煽ってもらって、アウェイ参戦がもっと楽しめるようなリーグになってくれたらなと思います。

なんにせよ、リーグが良くなるためのアイデアをどんどん発信しましょう。

次節、1月9日、ホーム最終戦！

日時：1月9日(土)14:00キックオフ
対戦：ポルセイド浜田
場所：安佐北区スポーツセンター(広島市)

チケットは未発売。以上！！


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