現役引退をかけてYouTubeを始めた理由
2022年4月、アスリートとしては異例のグループユーチューバーが誕生しました。
グループ名は『あしざるFC』。
「今シーズン中にチャンネル登録者数10万人いかなければ現役引退」という宣言のもと、活動はスタートしました。
「フットサル界を変えたい」
その一心で僕も参加しています。
前代未聞の大宣言に、批判がたくさんありました。
なぜ批判覚悟でこんな難しい挑戦を選んだのか、その想いを丁寧に書きたいと思います。
読んで賛同して頂けた方は、チャンネル登録をお願い致します。
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Fリーグの現状を変えたい
僕はFリーグが大好きです。
バチバチの球際、スピーディーな展開、多彩な戦術、華麗なテクニック、個人的には日本で最も面白いリーグの一つだと思っています。
ただ残念ながら、レベルの高さや競技の面白さと「人気」は比例しません。
現状を言うと、あらゆる点においてメジャースポーツの足元にも及びません。
世間の誰もFリーグを知らないし、知っていたとしても興味すら持っていないんです。
選手やスタッフの待遇が良い訳もなく、優しいファンに支えられ、温かいスポンサーに支えられ、なんとか活動できています。
この現状を誰が変えるんですか？
このまま次の世代にバトンを渡せますか？
今、フットサルというコンテンツをバズらせているのは、Fリーグの外にいる方々です。
Fリーグが人知れずハイレベルな激闘を繰り広げている間に、Fリーガーよりも影響力を持つフットサル人がドンドン出てきている。これが現実です。
全部めちゃくちゃおもしろいです。
Fリーガーは有名にならないといけない
今FリーガーがTwitterで「フットサル面白いです！応援してください！」と言っても、Instagramでゴールシーンを流しても、その熱い気持ちは身内にしか届いてないこと、みんな気付いてると思います。
それは代表レベルの選手でも同じ。
ハッキリ言って、知らない選手が知らないスポーツの知らない大会でゴールを決めたことなんて、どうでも良いんです。
知らない選手が着用している服やシューズや靴下なんてどうでも良いんです。
イベントに参加しても、知らないスポーツの選手が喋ってることなど、大多数の人間の耳には入りませんし、入ったとしても響きません。
これらに関しては選手自身が「知られてない」のが一番の問題で、それをまずは解決する必要があります。
結局、Fリーグを広く知ってもらう為にはFリーガーが「有名になる」のが最も効果的なんです。
僕らのようなマイナースポーツは「地道な普及活動」だけを続けていても、メジャースポーツに勝てる気配がまったくありません。
自分が無名では、話しにならない。
これが色んな活動をしてみて出た答えです。
革命には「10万人」が必要
YouTubeで10万人のチャンネル登録者を抱えているアスリートは、メジャースポーツの一流選手に限られます。
10万人=有名人です。
完全なインフルエンサーです。
僕らはこれを達成する事で、Fリーグに好影響をもたらせると信じています。本気で。
誰もやらないんだから、僕らがやるしかない。
コンフォートゾーンを抜け出す覚悟をしました。
ただ、片手間で達成できる数字ではありません。
何者でもない僕らは、見たくなる面白い動画を高いクオリティで出し続けないといけません。
本当に苦しい一年になります。
半月でもう既にキャパオーバー気味。
そんな中で、当然選手として100パーセントの力を発揮する。それは大前提。
メンタル削られるようなことも沢山言われます。
でも、覚悟を決めたんです。
「フットサルを日本一のスポーツにする」
この革命を起こすには10万人が絶対に必要。
この10万人と一緒に世界をひっくり返すんです。
無理だの無茶だの言ってるから、いつまで経っても立ち位置が変わらないんです。
引退をかける理由
自分を含めて、メンバーの誰ひとり引退したくありません。絶対に嫌です。絶対に。
だからこそ、『現役引退』をかけることにしました。
もちろん、僕らの活動に強烈な話題性が必要だったのも理由の一つです。
ただ、それ以上に重要だったのは、絶対達成するしかない状況に自ら身を置く事でした。
これで完全に逃げ場を無くしました。
1年間僕らは登録者10万人達成の為に没頭するしかありません。
引退は絶対にしません。
支えてくれる方の為にも協力してくれる方の為にも、前を向いてやるしかない！
いつも本当にありがとうございます。
一緒に革命を起こしたい方は、是非チャンネル登録をお願いします。
サポートしてくれる方、愛してます。