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ラストシーズン 4年 富田英寿

こんばんは。今回ブログを担当する、みんなにクマさんと呼ばれている富田英寿です。
今回で最後のブログです。最後まで読んでいただけたら嬉しいです。

改めてこの4年間を振り返ると辛い時期の方が圧倒的に長かった。1年の時はコロナで全くサッカーが出来ない時期があり、2年、3年とずっとBチームでのプレー。心が折れそうな時期、プロを諦めそうになった時期も勿論あった。

それでも毎日腐らずにやり続ければ必ず良い結果が待っていると願って努力をこれまで続けてきた。何がなんでもプロになると信じて。自分に言い聞かせて毎日を過ごして来た。

しかし、大学2年の天皇杯予選、初スタメン負け。
今年の天皇杯予選、スタメン負け。
関東リーグ、初スタメン引き分け。

チャンスは沢山あった。だが、自分の力不足でそのチャンスを逃していた。もう残すところ後3ヶ月で大学サッカーは終わる。18年間やってきたサッカーも後3ヶ月で諦めなきゃいけなくなるかもしれない。

でも俺は最後まで諦めない。関東リーグ第16節で今季初スタメン。4年のこの時期にしてやっとスタートラインに立てた。本当に時間がかかった。時間がかかりすぎたと言っていい程である。

ここまで怒りや悲しみ、色々な感情があった。しかし、試合に出る為に、そしてその先のプロになる為に、毎日ひたむきに腐らずやるべき事をやるしかないと思った。

この時期にはもう就職活動で企業に内定している人はもちろん、プロに決まっている人もいる。でも自分は就職活動もしていないし、プロに決まっているわけでもない。

ある日、親と今後の進路について話した。親は 「最後までサッカーをやり切りなさい。それでプロになれなかったらまたその時考えれば良い。」 と言ってくれた。

普通は就職活動をやりながらでもプロを目指せば良いと思う人がほとんどだと思う。しかし自分は就職活動をやっている時間があるならば、サッカー選手になる為に時間を使うべきだと考えた。

だからそこで自分は決めた。
必ず最後まで絶対に諦めない。

そして必ずサッカー選手になって親に恩返しすると強く思った。

関東リーグは残りあと6試合。その結果次第でインカレ5試合。正直、焦りしかない。長くても後11試合で終わってしまう。

今季の出場は2試合のみ。練習参加はなし。状況的にはピンチでしかない。しかし自分はこの名言でこの状況をひっくり返してやろうと強く思っている。

「ピンチはチャンス」

これからの人生を左右する大勝負が後11試合もある。必ずこの大勝負をものにする。覚悟はもうとっくに決まっている。

自分の周りをみれば自分を奮い立たせてくれる人が沢山いる。柏レイソルや年代別代表で活躍しているまお(細谷真大選手)や水戸ホーリーホックで活躍しているふみや(鵜木郁哉選手)、柏レイソルのユース時代から一緒で、プロに決まったゆうすけ(4年/清水祐輔)、東洋の同期、沢山いる。

みんなそれぞれの場所で結果を残している。正直羨ましい。俺も早くそこの舞台で活躍したい。早くプロ内定を決めたい。

泣いても笑ってもあと3ヶ月。あと3ヶ月しかないじゃない。あと3ヶ月もあるとポジティブに考え、 これまでの悔しい気持ちを全部残りの試合でぶつけるだけ。 最後までやり切りたい。目に見える結果を。 そして最後笑って終われるように。

俺ならやれる。やってやる。

次回は、最近はベテランの域に達していて、左足のキックは誰が見てもえぐくて、また最近はプライベートも充実している平田駿佑です。
お楽しみに!

東洋大学体育会サッカー部 4年 富田英寿

富田英寿(とみた・ひでとし)2001年8月29日
明海FC→malvaサッカースクール→柏レイソルU-15→柏レイソルU-18

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