![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125566707/rectangle_large_type_2_f963294bc8ee13146660b3bfa612979e.jpg?width=1200)
『ここに、全て賭ける』 4年 中村未有
このチームで、東洋のエンブレムを付けて、
日本一を取りに行ける、最後のチャンス。
こんにちは!背番号1番の中村未有です!
このnoteを書けるのもついに、ラストになりました。
何もかもがラストになってとても寂しいです。
そんな、ラストのnoteに、
「インカレにかける思い」を書きたいと思います。
思っている事を書き出したので、読みづらい文章かもしれないですが、読んでみてください。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125566211/picture_pc_02901f844dc54a37ab9b77e67ec0effd.jpg?width=1200)
・
私の、
2023シーズン、大学サッカーラストの目標は、
『起死回生』
日本一を必ずこの手で掴み取る。
・
私の今シーズンの始まりは、絶望的だった。
2022シーズンの終わり方は最悪で、
2023ラストシーズンの始まりも最悪。
2022年の10月に足首の距骨の怪我をし、
11月から約3ヶ月の保存治療。
3ヶ月も休んだのに、まったく良くならなかった。
2023年2月に手術の選択をし、
3月に距骨と靭帯の再建手術をした。
手術を選んだはいいものの、
味わった事のない痛みとの戦いが始まった。
「何もしなくても足首に心臓があるみたいに痛いのに、
足なんてつきたくない、歩ける気がしない、
こんなんで走れる気がしない、ボールなんて絶対蹴れない」
毎日毎日こう思っていた。
自分がクソほど弱くて、惨めで情けなかった。
リハビリが、こんなに痛くて辛いなんて思ってなかった。
現実は、甘くなかった。
痛みにイライラして、心が何度も折れた。
ラストのシーズンなのに、、
自分は何をしてるんだろう。
みんなはどんどん前に進んでいくのに、
自分は後ろに進んだり、
ずっとその場に立ち止まってるだけ。
みんなにどんどん突き放されて、置いていかれる。
そんな絶望的な日々だった。
だけど、私は、
"またみんなとサッカーしたい"
"最高の同期と試合に出たい"
"西が丘のピッチに立ちたい"
"このチームで、みんなと日本一が取りたい"
この目標があったから、頑張ろうと思えた。
良くなる可能性を信じて、
また、全力でサッカーが出来ると信じて。
この怪我と痛みと自分と闘い続けた。
そんな、
怪我に負けそうな自分を、支えてくれてサポートしてくれて、手を差し伸べてくれて、前を向かせてくれたのは、
家族に同期に先輩にチームのみんなに、スタッフに、
たくさん愛をくれる人達だった。
「今日も頑張ろう、一緒に頑張ろう、早く戻ってきて、
一緒にサッカーしたい、強くなって戻ってこい」
応援してくれる人がいて、
沢山、支えてくれてサポートしてくれる人がいて、
帰りを待ってくれてる人達がいた。
いつも前を見たら、常に自分と闘い続けて
色々な思いを抱えながら頑張り続けてる同期達がいた。
本当に心強い仲間だし、自慢できる同期達。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125566455/picture_pc_8ff2326c79581955cdaab8e72acebcf5.jpg?width=1200)
そんな同期と絶対また一緒にサッカーをすると、
心に強く誓った。
私が、ここまで来れたのは。
沢山の人が背中を押してくれたから。
みんなのおかげで、今がある。
離脱から8ヶ月、やっと復帰して、ボールを蹴れてる。
みんなとまたサッカーが出来て、公式戦にも出られた。
みんなとするサッカーがものすごく楽しくて、
くだらない事で笑い合う毎日が楽しくて、
最強に上手くて、頼れる大好きな同期がいて、
生意気だけど、可愛くて、クソみたいに面白くて、
笑いのセンスのある後輩達がいて、
こんなに、「サッカーが楽しい」って
思わせてくれたスタッフがいて、
一番の味方でサポーターで、
何不自由なくサッカーさせてくれてる家族がいて、
私は、今、とても幸せだ。
だけど、この挑戦の先にはもっと最高な瞬間が景色が、
幸せが待ってる。
このラストチャンスを必ずモノにする。
正直、自分のコンディションは、
ベストではないし、完璧とは言えない。けど、
持ってる全てを、ここに賭ける。
この闘いには必ず終わりがある。
その終わり方を決められるのは、自分達だけ。
日本一を自分達のものにする。
気づいた時には、
4年間の終わりのカウントダウンが始まって、
インカレまで、
"あと2日"
この大好きなチームで闘える試合は、多くて4試合
みんなともっと試合がしたい、全然やり足りない
だからこそ、確約のある1試合じゃ終われない
4回勝った先にあるものを、掴み取るまで
終われない。
このチーム全員で闘い抜く。
東洋のサッカーを魅せる。
必ず日本一を取りにいく。
西が丘のピッチで背番号1番のユニフォームを着て日本一になる。
ラスト勝負。
最高の景色を見るために。
『ここに、自分の全てを賭ける』
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/125566620/picture_pc_ff894f80fba725acfeeddadf079490f5.png?width=1200)
日頃より、東洋大学女子サッカー部を応援していただき、有難うございます‼️あと2日で始まるインカレも、これからも東洋大学女子サッカー部の熱い応援をよろしくお願いいたします🔥
次のnoteを書くのは、
出会って12年目になる、キャプテンの北村美羽です🐹🍑
(24時間の中で一緒にいない時間の方が短いほど、
いちばん一緒にいる人です😅)
彼女が、最後のインカレにかける思いとは。
是非読んでください!
P.S
北村へ
キャプテンとして、この一年チームを引っ張ってくれて
ありがとう。同部屋で沢山かまってくれてありがとう。
また一緒にサッカーが出来て、
一緒に試合に出られて本当に嬉しいよ。
最後は必ず笑って終わろうね。
俺らで日本一取るぞ!👊🏼🔥
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?