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ようやっと落ち着いたので阪神18年ぶりのリーグ優勝を甲子園球場で見てきた件について。

ちょうど仕事の夏休みと甲子園球場での伝統の一戦(阪神vs巨人)三連戦の日程が噛み合ったので、6月に軽い気持ちで押さえたチケット。
それがまさかの優勝決定戦になるとは…。

12日は西勇輝投手vs山崎伊織投手の見ごたえある投手戦を阪神が制し、13日は佐藤輝明選手の満塁ホームランが飛び出しこれまた阪神が制し、二位の広島カープが連敗したこともありマジック1で迎えた14日の甲子園球場。
球場について通路に流れるBGMが藤川球児投手の登場曲だった、リンドバーグの「every little thing every precious thing」この時点でまず軽く涙が出てくる始末。
こんな状態で試合終了までもつんか?(ただし、これはまだ序の口であった)
試合は阪神先発才木浩人投手、巨人先発赤星優志投手の投手戦となり、試合が動いたのは6回の裏。阪神不動の四番打者大山悠輔選手の犠牲フライで先制した直後に、五番佐藤輝明選手のツーランホームランで阪神が三点リード。
この時点で二位の広島カープはヤクルトスワローズに負けていたので、これは甲子園で優勝決めるんちゃうか?と甲子園はヒートアップ。

阪神先制後のスコアボード、なおこの画像撮ってる間に岡本和真選手にホームラン打たれましたwww

7回裏、ここまで1失点の好投を見せた才木投手に代わり代打で出てきた原口文仁選手の応援歌を歌いながら涙が止まらなくなってしまったが、これすらこの後の出来事に比べたらまだ序の口なわけで。。。(原口選手は大腸がんを克服して復帰)

その後、お互いに一点ずつ取って迎えた9回の表、阪神不動のリリーフエース、岩崎優選手がコールされたのだが、リリーフカーに乗って出てくる曲がいつもと違う(岩崎選手の登場曲は河野万里奈さんの「アイキャントライ」です。)ことに甲子園の場内がざわめき、その曲が今年亡くなった横田慎太郎さんの登場曲であった「栄光の架橋」だとわかった瞬間…もう涙腺崩壊。(横田慎太郎さんは岩崎選手、この日二番手で投げた岩貞祐太選手、骨折で離脱中の梅野隆太郎選手と同期でした)
甲子園球場一体となり、栄光の架橋の大合唱が響き渡る光景は本当にすごかった。
動画は阪神タイガースの公式やサンテレビがYouTubeにあげてるのでそちらを是非。
坂本勇人選手にホームランを打たれ、続く秋広優人選手にあわや同点ホームランかという大飛球を打たれたのですが、秋広選手の飛球は甲子園特有の浜風(ゆえに左打者はホームラン出にくい球場なのです)に押し戻され、あと一歩届かず。
きっと、同期のザキさん(岩崎選手)がピンチでヤバいと横田慎太郎さんが見えない力を授けてくれたのかな。
最後、北村拓己選手のセカンドフライで優勝が決まったわけですが…それまで散々泣き潰していたので、もう涙腺は空っぽでした。。。

岡田監督胴上げ直前
優勝セレモニー
場内一周


チケット持ってないファンも、
近くで熱気を感じたいのか場外に集まっている姿。

ぶっちゃけ、優勝決まるのは17日からの甲子園四試合(横浜、巨人二連戦)だと思っていただけに、まさか生で岡田監督胴上げの瞬間を見ることができるとは…。

なお、阪神優勝が決まった瞬間、広島が目覚めたようでヤクルトスワローズは逆転されてました…自力で決められてよかった。。。