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【ドイツ語発音】bitte は「ビッテ」ではない #247

※ 音声はコチラ↓ stand.fm で平日の毎朝7時に配信しています。

Hallo zusammen!
Mein Name ist Hiromi Shirai.
『白井博士のドイツ語講座』へようこそ。
白井宏美です。

第243回から前回の第246回まで副文を作る従属接続詞について解説して練習してきました。
note のマガジンにまとめましたので、振り返ってみてくださいね。
(マガジンにまとめたものはコチラ↓)


今日は発音についてです。

皆さん、もう bitte はお馴染みだと思います。
Danke! と言われれば Bitte! と返したり、
相手の言ったことが聞き取れない時に  (Wie) bitte? と言ったり、
「どうぞ」「どうか」「どうも」など、いろいろな意味でよく使われますよね。

どのように発音していますか?

カタカナ発音で「ビッテ」となっていないでしょうか?

発音が日本語とは異なる子音は、きっちり練習しないと言えるようにならないのです。


日本語の「テ」を言って確認してみてほしいのですが、舌の前の方の広い部分を上あごに軽くあてて、口は半開きで舌を降ろしますよね。

それに対して、ドイツ語では舌の先だけを上の歯茎の裏につけたら、強く息を出しながら、すばやく離します

日本語の「テ」よりも舌に力が入りますよ

このように舌を硬く緊張させたり強く息を出したりするところが、日本語とは大きく異なりますから練習が必要になるのです。


「ビッテ」ではなく [bítə]

発音してみてください。

bitte [bítə]

それでは bitte が入ったよく使う表現も練習しましょう!
繰り返してくださいね。

相手の言ったことが聞き取れない時の
Wie bitte?


もう一回お願いしますと言いたければ
Noch einmal, bitte.


「どうぞお先に!」と言いたい時の
Bitte, nach Ihnen!


いかがでしたか?
カタカナ発音にならないように、早い段階からきっちり練習することが大事ですよ。

それでは、このあとも素敵な1日を!
Einen schönen Tag noch!
Tschüs!


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